2019年09月08日更新
楽天モバイルのダイヤモンド会員割の条件や特典を解説!会員になるにはどうすればいい?
楽天会員なら会員割でお得に使える楽天モバイルは、ダイヤモンド会員なら1年間500円割引の特典つきと、さらにお得に利用できます。本記事では、そんな楽天モバイルユーザーなら、メリットだらけのダイヤモンド会員の条件と特典について詳しく説明します。
目次
- 1楽天モバイルのダイヤモンド会員とは
- ・ダイヤモンド会員とは
- ・楽天ポイント・ランクの確認方法
- 2楽天モバイルのダイヤモンド会員割について
- ・スーパーホーダイの月額が1年間500円引きになるサービス
- ・楽天ダイヤモンド会員のその他の特典
- ・申し込みの仕方
- 3楽天モバイルのダイヤモンド会員特典は契約途中からでも受けることができる?
- 4楽天モバイルのダイヤモンド会員になる条件
- ・ダイヤモンド会員の条件
- ・楽天ポイントを獲得できるサービス
- 5楽天モバイルのダイヤモンド会員になるには
- ・支払額のシミュレーション
- ・ポイントを貯めるコツ
- 6楽天モバイルのダイヤモンド会員以下の特典やメリットはあるの?
- ・楽天ランクの各条件
- ・楽天会員のメリット
- ・プラチナ・ゴールド会員のメリットはなし
- 7上手にポイントを貯めて楽天モバイルのダイヤモンド会員になってみては?
楽天モバイルのダイヤモンド会員とは
楽天モバイルのスーパーホーダイでは、楽天会員になると毎月500円割引かれるメリットがあります。ところが、楽天会員の内でもダイヤモンド会員になると、1年限りとはいえこれがさらに500円割引かれ、1,000円割引になります。ただし、楽天のダイヤモンド会員になるのはいささか大変なのも事実です。
正直、あなたがダイヤモンド会員なら楽天モバイルの毎月500円の割引特典を利用すべきですが、ダイヤモンド会員ではないユーザーが、わざわざ500円、それも1年限り合計6,000円の割引目当てでダイヤモンド会員を目指す必要はありません。本記事ではこの大前提を踏まえた上で、楽天モバイルにおけるダイヤモンド会員のメリットについて説明します。
ダイヤモンド会員とは
楽天の会員は、楽天のサービスの利用度により、ランクがレギュラー、シルバー、ゴールド、プラチナ、ダイヤモンドと5段階に分けられています。その最上位の会員ランクがダイヤモンド会員です。
のちほど「楽天モバイルのダイヤモンド会員になるには」の章で詳しく説明しますが、ダイヤモンド会員になるには、楽天カードを所持した上で、毎月楽天のサービスを数万円利用する必要があります。
楽天ポイント・ランクの確認方法
楽天会員が、現在の楽天ポイントと楽天会員ランクを確認するにはいくつかの方法があります。その中で一番簡単な方法が楽天市場にアクセスすることです。楽天市場にアクセスすると、検索窓の下に現在の会員ランクのメダルと、現在所持中のポイント、それに次のランクにランクアップするための条件が表示されます。
これを目安に、ダイヤモンド会員を目指す、もしくは維持するようにします。
楽天モバイルのダイヤモンド会員割について
さて、それではここからは楽天モバイルでダイヤモンド会員がどんな割引を受けられるかについて説明します。
スーパーホーダイの月額が1年間500円引きになるサービス
ダイヤモンド会員には、楽天モバイルのスーパーホーダイの月額料金が500円割り引かれる特典があります。ただし、これは楽天モバイルユーザーで、かつダイヤモンド会員であるという条件を満たした12か月についてのみの特典です。そのため、最大でも500円×12か月の6,000円しか割引かれません。
先にも記したように、この12か月は楽天モバイルユーザーで、かつダイヤモンド会員という条件を満たさなければなりません。そのため、たまたま1か月だけダイヤモンド会員だったとしたら、翌月には500円割引の特典はつかなくなります。
また、1年目はゴールド会員だった楽天モバイルユーザーが2年目からダイヤモンド会員になって条件を満たした場合は、その月から500円割引が始まります。
楽天ダイヤモンド会員のその他の特典
楽天会員ランクがダイヤモンド会員になると、楽天モバイルの500円割引得点以外にも、いくつかのメリットがあります。
- 年に一度、誕生月に700ポイント(要申請)
- 特別優待あり(プラチナ会員も)
- 毎月ダイヤモンド会員限定の楽天グループクーポンが届く
- ダイヤモンド会員を1年キープすると特典あり
ただし、1番以外はあまり大したメリットではありません。3番の各種クーポンはスパムメール並みに毎日届くため、本当に必要なクーポンを見つけるのは至難の業ですし、4番の特典も毎週水曜日の楽天ポイント還元が+1%したり、東線確率の低いクーポンがもらえたりするかも、という程度です。
また2番の特別優待にしても、楽天銀行の口座の開設で1,300ポイントもらえたりしますが、ダイヤモンド会員になる頃にはすでに楽天銀行を利用していたりするので、余りメリットがありません。そして唯一まともなメリットといえる1番にしても、月当たり58ポイントの特典ですので、これ目当てに必死になるほどのものではありません。
ある意味、楽天モバイルで1年間毎月500円割引かれる特典が、楽天ダイヤモンド会員の一番のメリットと言えるかもしれません。
申し込みの仕方
楽天モバイルの楽天ダイヤモンド会員の特典については、わざわざ申し込む必要はありません。ダイヤモンド会員になれば、自動的にスーパーホーダイの料金が毎月500円割引かれます。
楽天モバイルのダイヤモンド会員特典は契約途中からでも受けることができる?
先にも記したように、楽天モバイルの楽天ダイヤモンド会員特典は、楽天モバイルの契約途中からでも受けられます。ただし、楽天モバイルのユーザーであるという条件とダイヤモンド会員であるという条件のふたつを同時に満たさなければなりません。1か月だけダイヤモンド会員だったとすれば、その月だけしか500円割引の特典は受けられません。
楽天モバイルのダイヤモンド会員になる条件
ここからは、楽天ダイヤモンド会員になるための条件を詳しく説明します。
ダイヤモンド会員の条件
楽天のダイヤモンド会員になるには、以下の3つの条件を満たす必要があります。
- 過去6か月で楽天スーパーポイントを4,000ポイント以上獲得する(期間限定ポイントを除く)
- 過去6か月で楽天スーパーポイントを30回以上獲得する
- 楽天カードを所持している
ポイント獲得数
楽天会員ランクをダイヤモンド会員にするための第1の条件は、6か月で楽天スーパーポイントを4,000ポイント貯める、です。楽天市場などでは、各種のポイントセールを行っているので、6か月で4,000ポイントは楽勝だと思われるでしょうが、残念なことにこれらの期間限定ポイントなため、4,000ポイントにはカウントされません。
楽天スーパーポイントの通常ポイントは、一般に100円で1ポイント貯まります。そのため通常ポイントで4,000ポイントといえば、単純計算で40万円、1か月当たり7万円弱のお買い物が必要です。もっとも6か月で40万円なので、半年ごとにパソコンなどを40万円で買えば条件を満たせなくもありません。
とはいえ、楽天会員ランクをダイヤモンド会員にするためだけに、これだけのお金を使うのはかなり厳しいものがあります。そこで、のちほど「楽天モバイルのダイヤモンド会員になるには」の章で賢くポイントを貯める方法をお教えします。
ポイントの獲得回数
楽天会員ランクをダイヤモンド会員にするための第2の条件は、6か月で30回のポイント獲得回数です。こちらは1か月に5回なんらかの楽天のサービスを利用すればいいのですから、第1の条件に比べると難しくありません。ただし、注意してほしいのは楽天カードを何回使っても「楽天カードを1回使った」としかカウントされないということです。
そのため、楽天トラベルや楽天市場、楽天ブックスなど、楽天のサービスを楽天カードと絡めて利用する必要があります。
楽天カードを持っていること
楽天会員ランクをダイヤモンド会員にするための最後の条件は、楽天カードを持っていることです。しかし、これはダイヤモンド会員を目指すために、楽天スーパーポイントを稼ぐのであれば、むしろ楽天カードを持たずに済ませるほうが難しいのが現実です。
たとえば楽天市場で1万円の買い物をするとして、楽天カードなしでは100ポイントしか貯まりませんが、楽天カードを利用すれば倍の200ポイントが貯まります。
楽天カードには、無料の楽天カードのほかに年会費が必要な楽天ゴールドカードや楽天プレミアムカードがありますが、こちらは楽天市場での獲得ポイントが増えるものの、増えるのは期間限定ポイントです。楽天会員ランクをダイヤモンド会員に上げるためであれば、年会費無料の楽天カードで十分です。
楽天ポイントを獲得できるサービス
楽天ポイントを貯めるには、楽天の各種サービスを利用する必要があります。サービス利用の100円につき1ポイントが貯まるのが一般的ですが、楽天Edyのように200円につき1ポイントの場合もあれば、利用1か月につき100ポイントのサービスもあります。楽天ポイントが貯まる主なサービスを以下に挙げます。
楽天市場、楽天ブックス、楽天Kobo電子書籍ストア、楽天カード、楽天GORA、楽天トラベル、楽天デリバリー、Rakuten TV、楽天チケット、楽天ペイ、楽天西友ネットスーパー、楽天ブロードバンド、Rakoo、楽天スーパーポイント加盟店サービス、楽天toto、楽天Edy、楽天車検、RAXY、ほか
楽天モバイルのダイヤモンド会員になるには
さて、ここからは、楽天モバイルを利用していながら、もしくは楽天モバイルを利用開始する前に楽天のダイヤモンド会員になるための方法をお伝えします。
支払額のシミュレーション
先にも記した、楽天のダイヤモンド会員になるための条件を満たすには、1か月に楽天スーパーポイントを667ポイント以上、回数にして5回以上獲得すれば達成できる数字です。そこで、これを達成できるパターンをシミュレートします。
利用するサービス | 支払い金額 | ポイント | 回数 |
---|---|---|---|
楽天モバイル | 980 | 9 | 1 |
楽天Kobo電子書籍ストア | 3,000 | 30 | 1 |
ENEOSで給油(50ℓ) | 7500 | 75 | 1 |
楽天市場(2,000円を5回) | 10,000 | 100 | 5 |
楽天ペイ(1,000円を6回) | 6000 | 30 | 6 |
以上を楽天カードで支払い | --- | 274 | 1 |
光熱費を楽天カードで支払い | 15,000 | 150 | --- |
合計 | 42,480 | 668 | 15 |
このシミュレーションのポイントは、楽天のサービスを楽天カードで支払うことで2%のポイントが得られる点と、0.5%還元の楽天ペイを1%還元の楽天カードでチャージすることで1.5%のポイントを得ている点にあります。
ポイントを貯めるコツ
シミュレーションからもわかる通り、楽天のダイヤモンド会員になるために楽天スーパーポイントの通常ポイントを貯めるには、楽天のサービスを楽天カードで支払うのがベストです。
そのためには、通販はなるべく楽天市場を利用し、電子書籍はKindleから楽天Koboに乗り換え、各種の支払いはなるべく楽天カードに紐づけた楽天ペイを使い、楽天ペイが使えない場合は楽天カードを使うことを心がけてください。以下にその具体的な例を挙げます。
家族カードを活用
まずおすすめするのが家族カードを利用することです。楽天カードは家族カードも無料で利用できますし、家族カードで貯まったポイントも本カードに集められます。そのため、支払いを楽天カードに集めれば、容易に楽天スーパーポイントを貯められます。
楽天ポイントアプリで貯める
楽天の家族カードは18歳以上でなければ発行されませんが、楽天ポイントアプリなら未成年でも利用できます。18歳未満のお子さんも含めて、ミスタードーナツやマクドナルドなど、楽天ポイントが貯まるお店で利用すれば、現金払いであっても楽天ポイントを貯められます。
水道光熱費の支払いを楽天カードにする
水道光熱費や家賃などの固定費を楽天カード払いにすると、一気にポイントが稼げます。電気・ガス・水道で15,000円なら150ポイントですし、もし家賃がクレジットカード払いできるとなると、それだけでダイヤモンド会員になるための月当たりのポイントをクリアできそうです。
楽天ペイで買い物をする
外で買い物をするなら、なるべく楽天ペイを使ってください。先にも記したように、楽天ペイの0.5%と楽天カード支払いによる1%の計1.5%のポイントが還元されます。ローソン系、ファミリーマート、ミニストップなどのコンビニや、ウエルシア、ハックドラッグなどのドラッグストアを利用する際には、必ず楽天ペイを使ってください。
また外食の際にも、楽天ペイに対応しているお店を利用するのがおすすめです。
楽天カードで買い物をする
楽天市場などの楽天のサービスで楽天カードを使うのは当然として、それ以外の買い物でも楽天カードを使えば、1%の楽天スーパーポイントを貯められます。楽天ポイントアプリが併用できるお店なら、1.5〜2%の還元率が期待できます。
楽天Edyで買い物をする
楽天ペイも楽天カードも使えなくても、電子マネーの楽天Edyが使える自動販売機などがあります。そういう場所では楽天カードでチャージした楽天Edyを利用してください。楽天カードも楽天Edy機能付きのものを利用するといいですし、楽天カードを持てない家族に楽天Edy付きの楽天スーパーポイントカードを渡しておくのも悪くありません。
楽天Edyは還元率0.5%で、楽天カードでチャージしても合計1%にしかならないため、あくまでも楽天ペイが使えない場所で利用するのがいいでしょう。また、毎月20日前後にある、楽天カードからのチャージが1%還元になる期間に、キャンペーンにエントリーの上でチャージすれば、合計1.5%の還元率になるので、それに合わせてチャージしてください。
エネオスで楽天カードを使ってガソリンを入れる
車やバイクを利用しているのならば、ENEOSで給油して楽天カードで支払ってください。ENEOSは楽天ポイント加盟店ですので、合計で2%の還元率となります。
楽天モバイルのダイヤモンド会員以下の特典やメリットはあるの?
さて、ここまで楽天モバイルユーザーが楽天のダイヤモンド会員になるメリットとその方法をお伝えしました。しかし、すでにお伝えしたようにダイヤモンド会員になるための条件はなかなか厳しいものがあります。そこで本章では、ダイヤモンド会員になれなかった場合の、楽天モバイル上の扱いについて説明します。
楽天ランクの各条件
前にも記しましたが、楽天会員にはダイヤモンド会員以外にも、レギュラー、シルバー、ゴールド、プラチナの各ランクがあります。その条件は上図の通り、ダイヤモンド会員よりもずっと甘い条件となっています。
楽天会員のメリット
楽天会員になることで、楽天モバイルでは毎月500円の割引があります。したがって、レギュラー、シルバー、ゴールド、プラチナの各楽天会員は、この500円の割引を受けられます。ですが、ダイヤモンド会員のような更なる500円割引、つまり総計で1,000円の割引は受けられません。
また、楽天モバイルのユーザーになることで、楽天会員は楽天市場での還元率が+1%されます。また楽天スーパーポイントで楽天モバイルの料金を支払うことも可能です。もちろん楽天モバイルへの支払いで楽天スーパーポイントが貯まるのもメリットの一つと言えます。
プラチナ・ゴールド会員のメリットはなし
では、惜しくもダイヤモンド会員に届かなかった、プラチナ、ゴールドの各会員に特別の特典はないのかと言うと、残念ながら彼らに対しての特典は用意されていません。ほかのレギュラー、シルバーの会員と同じ扱いでしかありません。
上手にポイントを貯めて楽天モバイルのダイヤモンド会員になってみては?
以上、楽天モバイルユーザーが楽天会員のランクをダイヤモンド会員に上げた場合のメリットと、ランクアップのノウハウをお伝えしました。ダイヤモンド会員には意外に簡単になることができますが、そのリターンは1年限りの6,000円の楽天モバイルの通信費の節約と年に一度の700ポイントのプレゼント程度です。
本記事で紹介した手法で、無理なくダイヤモンド会員になれるのであれば問題はありませんが、ダイヤモンド会員になるためにほかのECサイトより高い値段で楽天市場を利用するようなことがあっては本末転倒です。目先のポイント還元に惑わされずに、大きな目で総コストとリターンを眺めて、無理なくダイヤモンド会員になってください。