2019年09月21日更新
PayPayで公共料金の請求書払いができる!支払い額の0.5%還元でお得に!
PayPayで公共料金の請求書払いが可能になりました。コンビニ等に行くことなく自宅で簡単に公共料金を支払うことが可能です。また、支払額の0.5%還元されるため普通に支払うよりお得です。今後税金等も支払い可能になりそうなPayPay請求書払いについて説明します。
目次
PayPayの請求書払いで公共料金の支払いができる
CM等でもよく目にする電子決済サービスPayPay(ペイペイ)。ソフトバンク株式会社とヤフー株式会社の合弁により、2018年(平成30年)6月15日に設立されました。2019年7月時点で、900万人のアクティブユーザーがいます。その電子決済サービスPayPayは2019年9月2日より、公共料金のPayPay請求書払いが可能になりました。また、0.5%のポイントが付与されたりもお得も多いです。
請求書支払いに対応している事業者
PayPay請求書払いに対応する事業者は今のところ限られています。まだ下記の事業所しか公共料金を支払えません。PayPayで公共料金を支払いたくても支払えない人もまだ多い状況です。
- 東京ガス
- 東京電力
- 東京都水道局
- 広島ガス
- 中国電力
- 九州電力
- 北海道ガス(2019年10月以降)
2019年9月30日からYahooマネー対応の事業者にも対応
しかし、どんどん支払うことができる事業者は増える予定です。9月30日には、Yahoo!JAPANアプリからYahoo!マネーで支払える約300の地方公共団体・事業者の公共料金の支払いにも対応し、対応する事業者も増える予定です。
請求書払いで税金は支払いできる?
Yahoo!マネーでは電気やガス、水道以外にも、各種税金を支払うことができます。NHK受信料、固定資産税、自動車税、住民税等が支払えます。今後公共料金の他に、これら各種税金をPayPayでも支払うことができるようになれば、支払いは全てまとめてPayPayで支払えるようになるのも遠くはなさそうです。
PayPayの請求書支払いで公共料金の支払いをする方法
PayPayで公共料金の支払方法はとても簡単です。家にいたまま、携帯電話一つで支払いができます。PayPayでの支払い方法は3つありますが、PayPay請求書払いは「PayPay残高」による公共料金支払いしかできません。銀行口座からチャージをしなくてはならず、クレジットカードによる決済は利用できません。
PayPayのアプリをダウンロードし、起動すると新規登録画面が表示されるので、電話番号とパスワードを入力してください。Yahoo!JAPAN IDを持っている方は新たなパスワードの作成は不要です。入力完了したら新規登録を押します。
そのあと登録した電話番号宛にSMSで認証コードが送られてきますので入力すればPayPayの登録が完了です。ちなみにPayPayの初回登録を済ませると、500円分のポイントがもらえます。
PayPay残高にチャージをする
次はPayPayに送金した後に残高にチャージします。PayPayにチャージする手段としては、<銀行口座><Yahoo! JAPANカード(クレカ)><セブン銀行ATM><ヤフオク!の売上金><ギフトカード><ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い>の6つあります。銀行口座、ヤフーカードを使えば、オートチャージをすることもできます。
また、コンビニ等でYahoo!マネーにチャージし、そのままPayPayに変換するチャージの方法もあります。
PayPayにチャージしたら即座に口座からお金が引き落とされます。銀行口座から支払うとキャンペーン等もありお得なので、キャンペーンでポイントをたくさん貯めたい方は銀行口座からの支払いにしましょう。メインバンクとPayPayを連携させておけば残高が足りなくなる心配もありません。
万が一残高が足りなくなった場合はYahoo!マネーやクレジットカードで決済されます。PayPayの登録の仕方やチャージの仕方については下記リンクを参照ください。
PayPayアプリで請求書のバーコードを読み取る
画像のように、アプリを立ち上げスキャンを押し、公共料金についているバーコードを読み取り、支払うを押せば簡単に支払うことができます。コンビニ等に行く手間もなく自宅で公共料金を支払うことができます。
PayPayの請求書払いで公共料金を支払うメリットとデメリット
PayPayの請求書払いで公共料金を支払うメリットとデメリットがあります。簡単にですがまとめると下記のようになります。
メリット
最大のメリットは便利でお得。コンビニに行く手間が省ける、0.5%のポイントが還元される等、今までよりも快適に早く公共料金を支払えることがメリットです。
コンビニに行かなくても自宅から公共料金の支払いができる
スマホ決済の請求書払いは、コンビニに行くこともなく自宅にいながらスマホで公共料金を支払えます。支払い自体は1分もかかりません。そのため公共料金を支払うためにコンビニに行く手間を省くことができます。また、公共料金の通知が来た時点ですぐに支払えば、後で払おうと思い忘れていたという払い忘れも防止することができます。
0.5%のPayPayボーナスが還元される
PayPayで請求書払いでは、支払額の0.5%のPayPayボーナスが還元されます。たとえば、1万円の公共料金をPayPay請求書払いで支払うと、0.5%の50円相当のPayPayボーナスが還元されます。PayPayボーナスは、翌月20日前後に付与されます。毎月絶対に支払わなくてはならない公共料金ですので、0.5%も積もれば大きくなってきます。
ちなみにですが、PayPay請求書払いをした際のPayPayボーナスには上限があります。1回の支払いにおける付与上限は2500円までで1カ月の上限は3万円までとなっています。
1カ月の付与合計上限は、通常のPayPay決済で還元される3%のPayPayボーナス付与分および、ヤフオク!やYahoo!ショッピング等でPayPay残高で決済をした際に還元される1%のPayPayボーナス付与分を合算した分となります。
デメリット
まだまだ対応しきれていない部分があり、住んでいる場所や利用方法によって公共料金を支払うことができるできないが発生します。
PayPay残高でしか支払いができない
PayPay請求書払いはPayPay残高による支払いのみ有効です。チャージしてからしか支払えずクレジットカードによる決済は利用できないので注意が必要です。領収書や納税証明書も発行されません。
まだ対応事業者が少ない
まだ上記に記した事業者しか公共料金を支払うことができませんので利用できる人も限られます。今後税金支払いも含め事業者等も増えていく予定ですので、今後の動向によって利用できる機会も増えていくでしょう。
今後の公共料金の支払いについて
LINE Payが先に公共料金や税金の支払いを実現していましたが、PayPayはそれと比べても全国展開のスピードは早いです。PayPayはこれまで同じソフトバンクグループであるヤフーがYahoo!公金払いで電気やガス、水道の公共料金支払いを実現してきたことも要因としてあるようです。
ちなみですが、大手の事業者が供給している電気やガスに比べると、水道は各自治体等によって供給しているため交渉する窓口の数が多く、PayPayやLINE Payのように短い間で公共料金払いをできるようにするには困難と思われます。
またコンビニでもファミリーマートのファミペイで公共料金の支払いは可能ではありますが、チャージの方法がファミマTカード(JCBブランドのクレジットカードのみ)か店頭レジに限られており、利便性はあまりよくはありません。
ヤフーとPayPay
ヤフーではYahoo!ショッピング等これまでキャンペーンで付与されてきた期間固定のTポイントをPayPayボーナスに切り替えたり、オークションサービスのヤフオク!の売上金をPayPay残高として受け取れるようにする等、PayPayとの関係を深めてきています。
9月30日にはYahoo!マネーおよび預金払いに関する事業をPayPayに統合することも予定されており、預金払い用口座情報などのYahoo!マネーの情報がPayPayへと引き継げるようになります。支払いに関連するYahoo!のサービスはすべてPayPayに統合されていきそうです。
LINE Payの独壇場であった公共料金払いにPayPayが参入し、今後LINE Payと同じように税金などの支払いにPayPayが使用可能になれば、LINE PayとPayPayの争いも激化し、ポイントの還元等キャンペーンが多くなり、利用者にとっては嬉しい状況になりそうです。
公共料金の支払いもPayPayでお得で便利に!
まだ活用機会も少ないですが、今後改善もされていくと思われます。また普段の支払いをPayPayにすればポイントも還元され、使うこともできます。せっかく毎月支払う公共料金や税金ですので、お得で便利に支払いましょう。