ZOZOTOWNのツケ払いを払わないとどうなる?期限や滞納した時の対処法を解説!
ZOZOTOWNではツケ払いという後払いでも購入できるシステムがあります。最近、このZOZOTOWNのツケ払いを期限までに払うことができないということで滞納する人が増えています。この記事ではツケ払いを滞納した場合にどうなるのかと、その対処法について解説します。
目次
- 1ZOZOTOWNのツケ払いを、期限過ぎても支払わないとどうなる?
- ・まずはGMOペイメントから支払い期限の延長のお知らせが来る
- ・それでも支払わないともう一度延長される
- ・それでも支払わずに期限が過ぎたら法的措置を取る旨のメールがくる
- ・債権が弁護士に委託されて法的措置による回収になる
- 2ZOZOTOWNツケ払いをおすすめしない理由とは?
- ・実はゾゾタウンが他社の後払いサービスを利用しているもの
- ・お金を払わなくても商品が届くので感覚がマヒしていく
- ・実は購入ごとに払う手数料が金利よりも高い
- ・銀行振り込みなら手数料もかかる
- ・コンビニか銀行に行かないと支払いができない
- ・支払い期限を過ぎて滞納した場合の情報を公開していない
- 3ZOZOTOWNのツケ払いを滞納してしまったら?
- ・すぐにコンビニか銀行で支払いを済ませる
- ・裁判になりそうならGMOにまずは相談
- 4ZOZOTOWNのツケ払いは利用しない方がいい!
ZOZOTOWNのツケ払いを、期限過ぎても支払わないとどうなる?
ZOZOTOWNには、ツケ払いという後払いのシステムがあります。購入時点でお金を持っていなくても、支払いを2か月後にし、5万円までZOZOTOWNの商品を購入できるシステムです。しかし、最近滞納する人が増えているようです。支払い期限までに支払いができないときは、滞納となってしまい、トラブルの原因になってしまいます。
この記事では、ZOZOTOWNツケ払いの支払いを期限までにできず、滞納するとどうなってしまうのか。そして、ツケ払いを滞納してしまった場合はどうしたらいいのかについて、詳しくご紹介します。
まずはGMOペイメントから支払い期限の延長のお知らせが来る
ZOZOTOWNのツケ払いのシステムは、GMOペイメントという会社が運営しています。そのため、ツケ払いを期限までに支払わないと、GMOペイメントから督促音メールが届きます。ただし、最初の督促のメールは、支払い期限を延長するという内容です。そのメールが来た際に支払いをすれば、問題ありません。
それでも支払わないともう一度延長される
ZOZOTOWNツケ払いの支払い期限は、1回だけ延長してもらえます。しかし、延長後の期限までに支払わなかった場合、もう一度GMOペイメントから督促の通知が届きます。2回目の督促の通知までであれば、支払い期限を延長してもらえます。ツケ払いを滞納している場合は、2回目の通知が届く支払い期限までに、コンビニ等で必ず支払いましょう。
それでも支払わずに期限が過ぎたら法的措置を取る旨のメールがくる
2回目の督促が届いても、支払いをしなかった場合は、3回目の催促通知が届きます。2回目までの通知文面はお客様としての扱いでしたが、3回目はお客様ではなく、代金を支払わない悪質な客として扱われるようになり、文面の内容が厳しくなります。
文面だけではなく、3回目のメールの内容は、法的措置を取るという厳しいものになります。この段階で、メールに記載されているGMOペイメントに連絡を取り、しっかりと支払いをすれば、何とか丸く収まります。
債権が弁護士に委託されて法的措置による回収になる
3回目の督促のメールが届いても何もアクションを起こさなければ、債権が本当に弁護士に委託されて、法的措置に入ります。弁護士からの督促で支払いを済ませればまだいいのですが、弁護士からの連絡を無視すると、内容証明郵便が送られてきて裁判を起こされます。
簡易裁判所での少額訴訟ですが、支払うべき後払いの代金を、支払いしていないのは事実です。よって、必ず負けます。また、裁判となると、相手方の弁護士費用や裁判の費用も請求されます。滞納した金額よりも、高額な支払い命令が下ります。
当然、裁判記録も官報に記載されて、永遠に残ります。裁判になる前に、必ず支払いを済ませましょう。
ZOZOTOWNツケ払いをおすすめしない理由とは?
ZOZOTOWNのツケ払いは、手元や自分の銀行口座に現金がなくても商品を買える、便利なシステムです。しかし、オススメはできません。ZOZOTOWNのツケ払いは、どうしてオススメできないのか、その理由を詳しく説明します。
実はゾゾタウンが他社の後払いサービスを利用しているもの
ZOZOTOWNのツケ払いは、ZOZOTOWNが運用している訳ではなく、GMOペイメントに委託して運用しています。ZOZOTOWNのユーザーがツケ払いを利用すると、利用金額分がGMOペイメントからZOZOTOWNにすぐに支払われます。よって、ツケ払いのシステムは、滞納されてもZOZOTOWNは全く懐が傷みません。
ツケ払いで何かとトラブルが起きているのに、ZOZOTOWNがツケ払いをユーザーに広めようとしているのは、ZOZOTOWNには得しかないからです。
お金を払わなくても商品が届くので感覚がマヒしていく
ZOZOTOWNのツケ払いを利用すると、手元にお金がなくても商品が届きます。ツケ払いの利用は、2か月後までに支払わなくてはいけない、いわば借金です。しかし、借金だと言うことを忘れてしまう人がいます。ツケ払いを何度も利用していると、手元にお金がなくても商品が届くので、だんだんと感覚がマヒしてしまうという怖さがあります。
実は購入ごとに払う手数料が金利よりも高い
ZOZOTOWNでツケ払いを利用すると、1回の購入ごとに、税抜き300円のツケ払い手数料がかかります。10回利用すると、3000円(+消費税)の手数料が必要です。お金がないときに、どうしても商品が欲しければ、クレジットカードの分割払いを利用する方法もあります。
分割払いを利用すると、金利手数料がかかります。しかし、ツケ払いの支払手数料は、分割払いの金利手数料よりも高額です。後払いでお金がなくても買えるように感じられますが、支払う金額が多くなり、大きな損をしています。それが、ZOZOTOWNのツケ払いなのです。
銀行振り込みなら手数料もかかる
さらに、銀行振り込みでの支払いを選択すると、振込手数料もかかります。振込手数料は銀行によって違いますが、200円前後が一般的です。ツケ払いをすると、手数料だけでも1回500円前後多く支払わなくてはなりません。
コンビニか銀行に行かないと支払いができない
クレジットカードであれば、家に居ながら支払いを完了できます。しかし、ツケ払いは、コンビニ払いか銀行振り込みしかできません。
夏の暑い時期や、冬の雪が降っている中、コンビニまで出かけるのが億劫で、支払い期限を過ぎてしまった方もいます。外に出なければ支払いができないというのも、ZOZOTOWNのツケ払いをオススメできない理由です。
支払い期限を過ぎて滞納した場合の情報を公開していない
ZOZOTOWNのツケ払いの最も大きな問題点が、ツケ払いの公式ページの中で、万が一滞納してしまった場合の流れが書かれていない、という部分です。
ツケ払いの良いところだけを見せて、最大のデメリットをユーザーに提示していません。この点は、本当にツケ払いを信用してもいいのか、心配になるところです。
ZOZOTOWNのツケ払いを滞納してしまったら?
ZOZOTOWNのツケ払いはオススメはできませんが、やむを得ず利用せざるを得ない場合に備えましょう。万が一、ZOZOTOWNのツケ払いを滞納してしまった時の、対処法をご紹介します。
すぐにコンビニか銀行で支払いを済ませる
ツケ払いの支払いができないと、催促通知がメールで届きます。なりすましのスパムメールの場合もあるので、ZOZOTOWNのアカウントの履歴で確認してみましょう。後払いを支払っていない場合には、速やかにコンビニ・銀行で支払いましょう。
すぐにコンビニ・銀行で支払いを済ませれば、その後に問題になることはあリません。ただし、ブラックリストに登録されて、与信が通りにくくなる可能性はあります。
裁判になりそうならGMOにまずは相談
迷惑メールだと思って放置していたら、本当の督促で内容証明通知が届いてしまった、という場合は、速やかに対処しましょう。裁判を起こされてしまったら、記録が半永久的に残ります。将来的に何かと不利になる可能性があります。
まずは内容証明通知に、連絡先が書いてあります。GMOペイメントが委託している、弁護士が連絡先に記載されているため、そちらの連絡しましょう。支払い期限と振込先を教えてくれます。伝えられた期限までに支払いを済ませれば、ブラックリスト入りだけで済みます。
弁護士などに相談するのもアリ
どうしても支払いができないときや、購入した覚えがないのに内容証明通知が届いてしまった場合は、弁護士に相談するのも一つの手です。弁護士に相談するお金がなくても、行政が行っている無料の法律相談があります。まずは専門家に相談し、アドバイスを仰いでみるのもおすすめです。
ZOZOTOWNのツケ払いは利用しない方がいい!
ZOZOTOWNの後払いシステムである、ツケ払いについて、支払いしないとどうなるのか、ご紹介いたしました。お金がなくても商品が買える、後払いのツケ払いは、とても便利に見えます。しかし実際は、とても怖いシステムです。
どうしても急に洋服が必要な場合など、緊急事態で利用する可能性はあります。しかし、毎月のように利用すると、支払いが滞って、コンビニや銀行で支払いができない可能性があります。ツケ払いで商品を購入するのは、必要最低限にして、できれば利用しないように心がけましょう。