2019年04月19日更新
OneDriveの空き容量確認方法と無料で容量を増やす方法を解説!
OneDriveで写真や動画などのファイルを保存しますが、無料で使える容量は一体どのくらいなのでしょうか。自分の現在のOneDriveの空き容量を知ることによって、無料分の容量がなくなったときの対策を考えておきましょう。
目次
OneDriveの容量はどれくらい保存できる?
OneDriveとは、インターネット上のストレージサーバに写真や動画などのファイルを保存できる、マイクロソフトが提供しているオンラインストレージサービスです。OneDriveの保存可能な容量は、無料で使える容量と、Office365の課金プランに契約を行うことで使える量が異なります。それぞれ確認を行いましょう。
無料で使える容量
OneDriveは、無料で5GBの容量を使用することが出来ます。5GBは、写真で一枚3MBの容量と計算するとおよそ1700枚、動画は1分間125MBの容量と計算するとおよそ40分相当のデータを保管することが可能です。
Office 365に契約して使える容量
OneDriveは、Office365に契約して使える容量は1TB(1,000GB)です。1TBは、写真で一枚3MBの容量と計算するとおよそ35万枚、動画は1分間125MBの容量と計算するとおよそ140時間分相当のデータを保管することが可能です。無料で使える容量と比べると、はるかにOffice365の課金プランに契約した方が容量が大きいです。
ご自身のビジネスやライフワークに合わせて選びましょう。
OneDriveの容量の確認方法
OneDriveの空き容量は現在どのくらいあるのでしょうか。OneDriveの空き容量を確認するには、通知領域のアイコンをクリックするか、Webブラウザに接続するか、iOSアプリを起動させるかの3つの方法があります。
通知領域から確認する
PCの画面右下にあるアイコンを「通知領域」といいます。その中に、OneDriveのアイコンがありますのでそちらをクリックしましょう。
OneDriveが起動しましたら右下の「その他」をクリックし、「設定」を選択しましょう。
設定画面が開きましたら、「アカウント」タブを選択すると、OneDriveの現在の使用量と空き容量を確認することが出来ます。
Webブラウザで確認する
WebブラウザでOneDriveの空き容量を確認していきましょう。まずOneDriveをWebブラウザで検索し、開いていきましょう。
OneDriveを初めて使う方は、「無料で新規登録」をクリックしましょう。すでに登録されている方は、右上の「サインイン」をクリックしましょう。
「名前、電話番号、メールいずれかのMicrosoftに登録したもの」と、「パスワード」を入力し、OneDriveにサインインを行いましょう。新規登録の方は案内に沿って登録を行いましょう。OneDriveにサインインが出来ましたら、左下に現在使用している容量が表示されます。
上記のOneDrive使用中の容量表示をクリックすると、さらに詳しく内容を確認していくことが出来ます。
iOSアプリから確認する
iOSアプリから確認する場合は、アプリのOneDriveをインストールしましょう。インストール後、OneDriveを起動しましたら、右下にある歯車マークの「設定」をタップしましょう。設定画面か起動しましたら、「ストレージ」が表示されます。ストレージ横に容量が表示されますので、現在の使用可能な容量と空き容量を確認しましょう。
OneDriveの容量の空きを無料で増やす方法
OneDriveは以前は無料で15GBまで容量を使うことが出来ましたが、2016年に改訂され、今では無料で使用できる容量は5GBまで少なくなってしまいました。使用できる容量の空きを無料で増やす方法を試してみましょう。
OneDriveの容量を節約する
OneDriveはファイルを使用するときにダウンロードを行います。そのオンデマンド機能を見直し、OneDriveの容量を節約しましょう。まず、通知領域のOneDriveを右クリックし、「その他」をクリックし、「設定」を選択しましょう。
設定画面が起動しましたら、「設定」タブを開きましょう。画面下部に「ファイルオンデマンド」内に「容量を節約し、ファイルを使用するときにダウンロード」にチェックマークを入れましょう。チェックマークを入れましたら、「OK」をクリックしましょう。これで、OneDriveの空き容量を節約することが出来ます。
友達を招待して追加容量を増やす
OneDriveの無料の容量枠を増やすという方法もあります。それは、OneDriveを使用していない友達をOneDriveに招待するという方法です。OneDriveを使用していない友達に招待用URLを送り、友達がそこからOneDriveに登録を行った場合、0.5GBの容量を無料で増やすことが出来ます。また、紹介された友達も同じく0.5GBの容量が無料で追加されます。
招待用URLの送り方は、まずWebブラウザからOneDriveを開き、サインインを行いましょう。サインイン出来ましたら、左下の現在の使用容量の表示部分をクリックしましょう。
紹介特典の右横にある「増量」の表示をクリックしましょう。
メールやtwitterやFacebookなどそれぞれの方法で友達を招待することが可能です。こちらで、友達に招待URLの送信が終われば、あとは友達がその招待URLからOneDriveアカウントを登録してくだされば、自分と招待した友達にOneDriveの容量が0.5GBずつ無料で増やすことが出来ます。
招待を受けた側の友達は、招待URLを開くと、OneDriveのサインイン画面が表示されますので電話番号かメールアドレスか名前、パスワードを入力し登録を行っていただきます。注意点は、必ず招待用URLからアカウント登録をしていただくことと、友達は新規ユーザーとしてOneDriveに登録した方のみです。間違いのないように注意しましょう。
OneDriveの容量プランと容量を増やす方法
OneDriveの使用できる容量は多ければ多いほど安心感があります。容量がいっぱいになってしまい、保存したいものが保存できなければ意味がありません。OneDriveの容量プランとはどんなものがあるのでしょうか。
課金プラン
OneDrive容量を無料で増やすには友達を招待するしかありませんでした。しかし、0.5GBずつ容量が増えても自分の保存したい容量には追い付かない方は、課金プランのほうが確実に多くの空き容量を増やすことが可能です。自分のライフスタイルに合わせて課金プランも検討してみましょう。
Office365 Solo
Office365 Soloというプレミアム機能が付いたプランがあります。Office365 Soloとは、WordやExcelなどの最新Office製品と一年間のOffice365サービスの利用がセットになったものです。Office365 Soloを購入すると、OneDriveも一年間容量が1TB増えます。Office365 Soloは一年間の利用で12,744円、一か月あたり1,274円で購入できます。
Office365 Soloは、同時接続は5台までですが、1ユーザーあたりWindowsPC、Mac、タブレット、スマホなど何台でもOfficeをインストールすることが出来ます。
OneDrive 50 GB
Office製品はいらない、OneDriveの容量だけが欲しい方は「OneDrive 50 GB」プランを選択しましょう。OneDrive 50 GBはストレージのみの販売で、50GBを一か月あたり249円で販売されています。以前は100GBや200GBの販売もあったようですが、今は50GBのみの販売です。
追加ディスクを購入する
OneDriveの追加ディスクを購入することによって、無料で使える容量の5GBよりははるかに使い勝手がよくなります。ただし、50GBを購入すると、無料分の5GBがついて55GBになりそうですが、実際は残念ながら50GBを購入すると無料分の5GBが消え、50GBになるようです。
OneDriveの容量を無料で増やそう!
OneDriveの容量が無料分の5GB以内に収まっている方は問題ないですが、写真や動画など保存しておきたいファイルはいつの間にかどんどん増えていきます。絶対に保存しておきたい写真や動画などがいざというときに空き容量不足で保存することが出来ないという事態を避けるために、OneDriveの容量はできる限り把握しておきましょう。
そして、課金プランの「Office365 Solo」や「OneDrive 50 GB」で空き容量を増やすこともいいですが、OneDriveの良さを友達に伝えることで友達をOneDriveに招待しましょう。友達を招待することでOneDriveの容量を無料で増やしていきましょう。