2019年05月13日更新
おすすめのミラーリングアプリ3選!スマホの画面共有する方法を解説!
スマホをもっと大きい画面で見たい場合、ミラーリング機能を使うことで、画面を液晶ディスプレイに表示することができます。ミラーリングには専用のアプリが必要なので、今回の記事ではミラーリングを行うためのアプリと、導入方法について解説します。
目次
ミラーリングのおすすめアプリ「LonelyScreen」
iPhoneやAndroidスマホ、iPadなどをもっと大画面で見たいという場合、ミラーリングという手法を使うことで既にあるディスプレイに画面を大きく写す、いわゆる画面共有が可能になります。ただし単純にケーブルをつなぐだけでは画面を拡張したり、複製したりすることはできませんので、それ専用のアプリが必要となります。
今回の記事では、iPhoneやAndroidスマホなどをPCを通じてミラーリングを行うためのいくつかのおすすめアプリと、それらのアプリの使い方について紹介を行っていきます。画面共有を行うことでiPhoneやAndroidスマホに表示される必要な情報を大きな画面で見ることができるため、覚えておくことが今後何かの役に立つかもしれません。ぜひ今回の記事でアプリを導入して、画面共有(ミラーリング)の方法をマスターしてください。
それではまず、一つ目のおすすめミラーリングのアプリ「LonelyScreen」について紹介します。
LonelyScreenでPCにiPhone画面を共有!
これはiPhoneスマホの画面をパソコンにミラーリングすることを得意としているアプリで、用意としてはパソコン側にLonelyScreenアプリをダウンロードするだけで、iPhone側での設定が必要ないため、非常に単純で使いやすいアプリ仕様となっています。(ただし、iPhoneスマホにインストールされているiOSのバージョンがLonelyScreenアプリに対応している必要があります)
LonelyScreenの使い方
LonelyScreenアプリの使い方ですが、PC側でLonelyScreenアプリを起動し、iPhone側でコントロールセンターを開き、AirPlayを使うことでミラーリングを行うことができます。
LonelyScreenの注意点
iPhoneがスリープモードになってしまうとアプリとの接続が切れてしまうため、ミラーリングを続けたい場合はそのたびにコントロールセンターからAirPlayを起動し直さなければいけません。スリープモードにしないように設定するか、スリープモードになるまでの時間を長く設定することで対策することができます。
また、PCとiPhone側で通信を行う必要があるため、両者は同じWi-Fiネットワークに接続されている必要があります。
ミラーリングのおすすめアプリ「AirMore」
AirMoreはAndroidスマホで使用可能なミラーリング用のおすすめアプリです。webブラウザ上から操作することができて、もともとはファイル管理用の機能を持ったサービスなのですが、ミラーリングの機能も提供しています。iPhoneスマホでもサービス自体を利用することはできまずが、残念ながらミラーリングを行うことはできないようです。
AirMoreでPCにAndroid画面を共有!
AirMoreアプリを使うことでPC上にAndroidの画面を共有することができます。先ほどと同様でWi-Fiネットワークが必要になり、それ以外の事前の準備としてはAndroidスマホにアプリをインストールしておくだけと非常に手軽に利用することができます。
AirMoreの使い方
AirMoreアプリでミラーリング機能を使うためには、Androidに事前にAirMoreアプリをインストールしておく必要があります。また、スマホとPCが同じWi-Fiネットワークに接続されている必要があります。
スマホでAirMoreのアプリを起動し、PC上でもAirMoreのサイトにアクセスします。すると画面にQRコードを表示するオプションがありますので、それをスマホで読み取るだけでミラーリングを行うことができます。
AirMoreの注意点
AirMoreアプリは非常に優れたWebサービスですが、ミラーリング機能がiPhoneに対応していない点には注意が必要です。また、PCとスマホが同じWi-Fiネットワークに接続されている必要があります。接続のしやすさや通信の安定度は抜群ですので、これらの点に注意して利用してみてください。
ミラーリングのおすすめアプリ「Vysor」
ここまでに2つのミラーリング用アプリを紹介してきましたが、どちらもPCとiPhoneやAndroidスマホが同じネットワーク上に接続されている必要がありました。Wi-Fiを使っていない人はこれは使うことができませんが、しかし通常のネットワークを通じて使えるミラーリングアプリもあります。
VysorはGoogleChromeの拡張アプリの一つです。対応しているのはAndroidスマホで、ネットワークが切断されていない限りはネットワークの種類に関係なく、インターネットに接続されていれば利用することができるのが大きな強みです。
VysorでPCにAndroid画面を共有!
VysorはChromeの拡張アプリですので、残念ながらこちらもiPhoneで利用することはできません。また他の二つのアプリに比べて少々手間がかかってしまいますが、やはりどんな環境でも使えるというのは大きなメリットであるといえます。
また、最初の設定を済ませてしまえば自動的にミラーリングを行ってくれるように設定することもできる機能も備えているため、優れたアプリであるといえます。
Vysorの使い方
Vysorアプリの使い方は少々複雑なため、順を追って説明させていただきます。まず PC側にGoogleChromeをインストールし、以下のリンクからVysorアプリをchromeにインストールします。
一方、スマホ側にはアプリ等をダウンロードする必要がありませんが、ミラーリングを行うための設定を行う必要があります。まずは以下の手順でAndroidのUSBデバッグモードというものを有効にします。手順が複雑ですが、一度設定するだけでOKなので頑張って設定しましょう。
- 設定アプリを開く
- 「端末情報」をタップ
- 「ビルド番号」の項目を七回タップし、「デベロッパーになりました」というメッセージが出てくることを確認する
- 設定アプリの最初の画面に戻って、「開発者向けオプション」をタップ
- 「USBデバッグ」を有効にする
以上の設定を行い、PCとスマホをケーブルで接続すると、接続時点でスマホ側にいくつか選択肢が出てくると思います。そこで「ファイルの転送(MTP)」を選択することで、Vysorアプリでミラーリングを行うことができる状態になります。
ミラーリングをTVでするなら?
テレビでミラーリングを行うと、パソコンよりも大画面で写せる場合が多くあると考えられます。またパソコンを持っていないけれどスマホは持っている、という人も最近では多くなってきており、テレビで写したいという需要も多くあるかと思います。しかしテレビの場合は有料アプリが多く、また専用の機器が必要になってしまうことが多いのです。
専用機器が必要となる
スマホ側に接続端子の一種であるHDMIか、MHLという規格に対応したUSB端子があれば、テレビ側のHDMI端子に接続することで画面に出力を行うことができます。また、Miracast(ミラキャスト)というワイヤレスの通信を使う機器が販売されており、これに対応した専用の機器を購入することで、テレビ上にスマホの画面を写すことができます。
ミラーリングアプリの多くが有料
テレビの場合は多くのアプリが有料となってしまいます。ネットワークに接続でき、PCと同じように使うことができるテレビなら少し事情が違うのですが、通常は接続に制限があったり、機能が劣っているために汎用アプリを使うことができません。そのため特別にアプリ開発を行わなければならず、結果的に有料機能が多いアプリになってしまったようです。
ミラーリングアプリでスマホ画面を大画面で共有しよう
スマホを大画面で表示することができるため、何かと便利で使う機会も多いミラーリング機能。しかし使うためには専用のアプリを導入する必要があり、おすすめないくつかアプリと、アプリの導入方法、アプリの使い方について紹介しました。また、テレビでミラーリングを行いたい場合は専用の機器を購入するか、有料のアプリを購入する必要があることを述べました。
ミラーリングは非常に便利な仕組みですが、アプリをインストールしなければならないなど、少し仕組みがややこしいのが難点です。使いこなすまで少し時間がかかってしまうかもしれませんが、頑張って覚えて、快適なスマホ生活を送りましょう。