2019年06月13日更新
iPhoneの画面に仮想ホームボタンを表示!AssistiveTouchの設定と操作方法を解説!
iPhone 8以前の機種に搭載されているホームボタンが、iPhoneX以降の機種から撤廃されましたがiPhoneには仮想ホームボタンという画面にホームボタンを追加する方法があります。本記事では画面にホームボタンを追加する方法を紹介します。
目次
- 1iPhoneの「ホームボタン」を画面上に表示する機能「Assistive Touch」
- ・iPhoneの画面上でで利用できる仮想ホームボタン「AssistiveTouch」とは?
- ・「Assistive Touch」を利用するメリット
- 2iPhoneの仮想ホームボタン「AssistiveTouch」の設定方法
- 3iPhoneの仮想ホームボタン「AssistiveTouch」の操作方法
- ・仮想ホームボタン「AssistiveTouch」で利用できる機能
- 4iPhoneの仮想ホームボタン「AssistiveTouch」の機能カスタマイズ方法
- 5iPhoneの仮想ホームボタン「AssistiveTouch」を画面に追加してみよう!
iPhoneの「ホームボタン」を画面上に表示する機能「Assistive Touch」
iPhone 8以前の機種に搭載されていた「ホームボタン」がiPhoneX以降の機種から撤廃されたのが記憶に新しいですが、iPhoneX以降の機種でも「ホームボタン」を利用できるのを知っていますか?iPhoneには仮想ホームボタン「Assistive Touch」という機能が搭載されています。
本記事冒頭の本章では、iPhoneの仮想ホームボタン「Assistive Touch」機能とはどういった機能なのか、また仮想ホームボタン「Assistive Touch」を利用するメリットについても紹介していきます。
iPhoneの画面上でで利用できる仮想ホームボタン「AssistiveTouch」とは?
iPhoneの仮想ホームボタン「Assistive Touch」は、iPhoneのスクリーン上に「ホームボタン」アイコンを表示し、タップすることでiPhone 8以前までに搭載されていたホームボタンと同じ役目持つボタンになります。また、仮想ホームボタン「Assistive Touch」はカスタマイズ可能で、画面上に任意の場所に自在に操作して設置することができます。
また、仮想ホームボタン「Assistive Touch」はホームボタン機能以外の役目も持っています。「Siri」「Mute(ミュート・消音)」など、iPhoneでよく使う機能をホームボタンに組み込むことで、簡易のコントロールセンターとしても活用できます。
「Assistive Touch」を利用するメリット
iPhoneの仮想ホームボタン「Assistive Touch」を利用。操作するメリットは大きく分けて4パターンあります。
- 【「Assistive Touch」を利用するメリット1】ホームボタンの故障を保護する
- 【「Assistive Touch」を利用するメリット2】ホームボタンが故障したい場合の代用として活用する
- 【「Assistive Touch」を利用するメリット3】iPhoneX以降の機種でもホームボタンを利用する
- 【「Assistive Touch」を利用するメリット4】iPhone画面の好きな位置に設定できる
上記それぞれの仮想ホームボタン「Assistive Touch」を利用するメリットを、個別に詳しく解説していきます。
【「Assistive Touch」を利用するメリット1】ホームボタンの故障を保護する
iPhone 8以前までの機種で課題となっていた、「ホームボタン」の貧弱性は、仮想ホームボタン「Assistive Touch」をiPhone画面上に設置することで克服することができます。iOSのアップデートによって仮想ホームボタン「Assistive Touch」が利用できるようになってから、iPhoneのホームボタンの故障率は非常に低くなりました。
【「Assistive Touch」を利用するメリット2】ホームボタンが故障した場合の代用として活用する
iPhone 8以前の機種で「ホームボタン」が壊れた場合の修理費用は安くありません。そのため、iPhoneユーザーを悩ませる大きな原因となっていました。しかし、iPhoneの仮想ホームボタン「Assistive Touch」を画面上で利用することで、ホームボタンが故障したままでも、引き続きiPhone画面上で操作することが可能です。
【「Assistive Touch」を利用するメリット3】iPhoneX以降の機種でもホームボタンを利用する
iPhone 8以前の機種からiPhoneX以降のiPhoneに機種変更した多くのユーザーを悩ませたのが、画面下にあった「ホームボタンが無い」という点です。そのため、iPhoneX・iPhone 8発売時には、ホームボタンの有無という点で、iPhone 8を購入したユーザーが多数いたのが記憶に新しいでしょう。
しかし、iPhoneX以降の機種でも仮想ホームボタン「Assistive Touch」を画面上で利用することで、ホームボタンが無くなった操作性を補うことが可能となります。
【「Assistive Touch」を利用するメリット4】iPhone画面の好きな位置に設定できる
仮想ホームボタン「Assistive Touch」は画面上の好きな位置にホームボタンを設置することができ、iPhoneの画面上でホームボタンが邪魔になった場合は簡単に移動することができます。
この様に、iPhoneの仮想ホームボタン「Assistive Touch」はユーザーの声を元に、よりユーザーが使いやすいホームボタンを実現するために開発されました。
次の章からは仮想ホームボタン「Assistive Touch」の設定方法やカスタマイズ方法を紹介するので、仮想ホームボタン「Assistive Touch」を利用したことがない人は、実際にiPhoneを操作して仮想ホームボタン「Assistive Touch」を画面に追加してみてください。
iPhoneの仮想ホームボタン「AssistiveTouch」の設定方法
iPhoneの仮想ホームボタン「Assistive Touch」を画面上で有効にする方法と手順を紹介します。iPhoneの仮想ホームボタン「Assistive Touch」を画面上で有効にする場合は、iPhoneの「設定」>「一般」>「Assistive Touch」をタップして選択してください。
「Assistive Touch」設定画面が表示されます。「Assistive Touch」画面最上部に表示されている「Assistive Touch」項目のスイッチをオンに切り替えてください。「Assistive Touch」のスイッチをオンに切り替えると、iPhoneの画面上に仮想ホームボタン「Assistive Touch」が表示されます。
仮想ホームボタン「Assistive Touch」の切り替えは「Siri」にオーダーすることで、オン・オフの切り替えができます。「Siri」に「Assistive Touchをオン・オフにして」と話しかけてみてください。
iPhoneの仮想ホームボタン「AssistiveTouch」の操作方法
続いて本章では仮想ホームボタン「Assistive Touch」の操作方法を紹介します。iPhoneの画面上に表示されている仮想ホームボタン「Assistive Touch」をタップすると上記の画面が表示され、利用できる機能一覧が表示されます。
また仮想ホームボタン「Assistive Touch」をタップしたまま画面上でスワイプすることで、仮想ホームボタン「Assistive Touch」の位置を好きな場所に移動することができます。
仮想ホームボタン「AssistiveTouch」で利用できる機能
仮想ホームボタン「AssistiveTouch」で利用できる機能は下記の通りです。
- 通知画面の表示
- iPhoneデバイス上の設定「画面をロック」「画面を回転」「消音」「音量を上げる」「音量を下げる」「その他etc...」
- 「Siri」の起動
- 「コントロールセンター」の起動
- メニューのカスタム
メニューのカスタム方法は次の章で紹介します。
iPhoneの仮想ホームボタン「AssistiveTouch」の機能カスタマイズ方法
仮想ホームボタン「Assistive Touch」で上位表示される機能アイコンをカスタマイズする方法を紹介します。より利用する機能を上位メニューに設定しておくことで、仮想ホームボタン「Assistive Touch」を更に便利に利用できます。
「設定」>「一般」「アクセシビリティ」>「Assistive Touch」と進み「最上位メニューをカスタマイズ」を選択してください。
上記アイコンでは最上位メニューに表示できるアイコンの数を設定できます。設定できる機能アイコンは最大で8個までとなります。
機能アイコンを変更したい場合は、不要なアイコンをタップして選択してください。
仮想ホームボタン「Assistive Touch」で利用できる機能項目が表示されるので、最上位メニューに追加したい機能項目を選択してください。
iPhoneの仮想ホームボタン「AssistiveTouch」を画面に追加してみよう!
本記事では便利な仮想ホームボタン「Assistive Touch」の操作方法とiPhone画面に設定する方法、カスタマイズ方法を紹介しました。仮想ホームボタン「Assistive Touch」はホームボタンとしてだけでなく、様々な機能を起動するのに非常に便利です。利用することでiPhoneの作業効率化を図ることができるので、ぜひみなさんも利用してみてください。