iPadフリック入力の設定方法!フリック対応のキーボードアプリも紹介!
スマートフォンでもお馴染みのフリック入力ですが、iPadでもフリック入力が可能なのをしっていますか?本記事ではiPadやiPad Proでフリック入力する設定方法や外部アプリを紹介します。慣れているフリック入力をiPadで利用したい人は参考にしてください。
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目次
iPadでフリック入力を設定する方法
iPhoneやAndroidスマートフォンでもお馴染みのフリック入力をiPadで設定する方法を紹介します。フリック入力を知らない方のために簡単に説明すると、テンキーで日本語入力する際に、ボタンをタップしたまま上下左右に指を動かすと対応する文字が入力できる機能です。
2008年からiPhoneに採用された入力方式で、各キーを何度もプッシュするトグル入力よりも、早くタイピングできるのが特徴です。iPhoneやAndroidで慣れている人は、フリック入力の方が、短文のメッセージやメールのタイピングが早いため、iPadやiPad Proでもフリック入力を使いたいという人が少なくありません。
本記事冒頭の本章では、iPadでフリック入力する方法を紹介します。iPad Proでフリック入力を設定する場合は、手順や方法が異なるので、本記事後半の【iPad Proでフリック入力するには?】の章を参照して下さい。
キーボードを分割する
iPadでフリック入力を設定する方法を紹介します。まずはiPadの「設定」を起動して「一般」を選択します。「一般」メニュー一覧が表示されます、メニュー一覧から「キーボード」をタップしてください。
「キーボード」メニューが表示されたら、メニュー一覧にある「キーボードを分割」のスイッチを「ON(緑色)」に切り替えます。
新しいキーボードを追加する
続いて「キーボード」メニュー一覧最上部に表示されている「キーボード」をタップして選択してください。
キーボードに設定されている言語が表示されます。最下部に表示されている「新しいキーボードを追加」をタップします。
「新しいキーボードを追加」メニューが表示されたら「日本語」を選択し「かな」にチェックして「完了」をタップします。これでiPadのフリック入力設定方法は以上です。次の章では、フリック入力する方法を画像付きで詳しく解説していきます。
iPadでフリック入力する方法
前の章では、iPadのフリック入力設定方法を紹介しました。ですが、そのままの状態ではiPadでフリック入力ができません。入力画面でキーボードを表示して、フリック入力を有効にする設定方法があるので、本章では画像付きで詳しく解説していきます。iPadで実際に操作しながら、フリック入力方法を実践してみてください。
キーボードを分割して日本語かなを選択する
iPadのメモアプリを起動してフリック入力の切り替え方法を解説します。メモアプリ以外でも文字入力できるアプリであれば、操作方法は同じです。文字入力できる状態にし、キーボードを表示させます。キーボード右下、または左下にある「キーボード」アイコンを長押しし、押したまま指をスライドさせて「分割」を選択してください。
キーボードが左右に分割されます。続いて、キーボード上に表示されている「地球儀」アイコンを長押ししてください。そのまま指をスライドさせて「日本語かな」を選択します。
分割されたキーボードの片方が「テンキー」表示で日本語入力ができるようになります。キーを押したままフリックすることで、フリック入力ができます。iPadでフリック入力する方法は以上となります。次の章からはiPad Proでフリック入力する方法を紹介します。
iPad Proでフリック入力するには?
iPad Proでは、これまで紹介してきたフリック入力設定方法ができません。そもそも、iPad Pro自体にフリック入力機能が搭載されていないので、iPad Pro単体でフリック入力を設定することが不可能です。そのため、iPad Proでフリック入力するには、外部アプリをインストールする必要があります。
おすすめキーボードアプリ「片手キーボードPRO」
iPad Proのフリック入力におすすめするアプリは「片手キーボード PRO」というキーボードアプリです。有料アプリですが、テンキー配置位置をカスタマイズ可能で、自分の手のサイズに合わせたテンキーサイズを調整でき、非常におすすめのiPadアプリです。
iPad Proには、フリック入力機能が搭載されていませんが、「片手キーボードPRO」を利用すれば、iPadに搭載されているフリック入力機能よりも高機能なテンキーを利用できるので、iPad Proでフリック入力アプリを探している方は、ぜひためしてみてください。
片手キーボードPROの使い方
片手キーボードPROでフリック入力を有効にする方法を紹介します。片手キーボードPROをインストールしはじめて起動する場合、最初に設定画面が表示されます。設定項目一覧に表示されている「フリック入力のみ」のスイッチをONに切り替えるだけで設定完了です。この設定はあとからでも変更可能です。
iPad Proでフリック入力できるその他のおすすめアプリ
前の章では、iPad Proでフリック入力できるおすすめアプリ「片手キーボードPRO」を紹介しましたが、「片手キーボードPRO」以外にもフリック入力ができるキーボードアプリが複数App Storeで提供されています。
また「片手キーボードPRO」は有料アプリなので、無料でフリック入力をしたいという方のためにも、無料で利用できるキーボードアプリを紹介します。フリック入力可能な無料おすすめアプリは下記のリストを確認してください。
・Simeji
・ATOK
・ flick(フリック)
・Gboard
・HAYATE早手
上記それぞれのアプリの特徴やインストール先を個別に紹介していきます。
Simeji
大人気のキーボードアプリ「Simeji」は、App Storeで公開後、合計3,500万回のダウンロードを突破する、国内で最も人気のあるキーボードアプリです。
顔文字・絵文字・が無料で利用可能で、日本語入力キーボードでフリック入力ができます。フリック入力以外にも複数の機能が搭載されており、おすすめのiPad Proおすすめのキーボードアプリの1つです。「Simeji - 日本語文字入力&きせかえ・顔文字キーボード」のインストールは上記リンク先にアクセスしてください。
ATOK
「ATOK -日本語入力キーボード」もApp Storeで人気の高い、フリック入力に対応する日本語入力キーボード機能を搭載するアプリです。こちらは有料アプリとなりますが、App Storeでのレビューもよくおすすめのキーボードアプリです。「ATOK -日本語入力キーボード」のインストールは上記リンク先にアクセスしてください。
flick(フリック)
「flick(フリック)」はAI変換機能を搭載するiPad Pro対応の日本語入力キーボードアプリです。フリック入力にも対応しており、便利なAI変換機能をうまく活用すれば、iPad Pro標準キーボードよりも、正確に入力したい言葉をAIが判斷してくれるので、キーボード入力が非常に簡単になります。
「flick(フリック)」のインストールは上記リンク先にアクセスしてください。
Gboard
「Gboard - Google キーボード」はGoogleが提供している、iPad Pro対応のキーボードアプリです。日本語入力に対応しておりフリック入力機能を搭載しています。無料で利用できタイピング反応もよくおすすめのキーボードアプリとなります。「Gboard - Google キーボード」のインストールは上記リンク先にアクセスしてください。
HAYATE早手
「多機能着せ替え日本語入力キーボード HAYATE早手」は人気の無料キーボードアプリです。「変換ミス修正」「削除ミス修正」「スワイプでカーソル移動」「フリックでの1行削除」「フリックでの段落挿入」など非常に使いやすい機能が複数搭載されており、おすすめのキーボードアプリの1つとなります。
「多機能着せ替え日本語入力キーボード HAYATE早手」のインストールは上記リンク先にアクセスしてください。
iPad Proでフリック入力しよう!
iPadのフリック入力設定方法や、iPad Proでフリック入力ができるキーボードアプリを紹介しました。短い文章などのタイピングの際、フリック入力ができると非常に便利です。本記事を参考にiPad、iPad Proでフリック入力を試してみてください。