iPadのアプリ削除方法！アンインストールできない対処法も解説！

まず最初にiPad本体でのアプリの消し方を解説します。基本的な操作方法はiPhoneと変わりません。

通常iPadからアプリを削除(アンインストール)する場合、iPhone同様にiPadのホーム画面上で象のアプリを長押しします。アプリのアイコンがブルブル震えてアイコンの左上に『X』マークが表示されたらタップします。これでアプリは削除(アンインストール)されます。

続いてPadをiTunesに接続した場合のアプリの消し方を解説します。こちらの操作方法もiPhoneをiTunesに接続して管理する場合と同様になります。

PCでiTunesを起動してiPadを同期(バックアップ)すると、iPadの概要が表示されます。画面左側の各項目の中から『アプリ』のアイコンを選択すると、『アプリの一覧』が表示されます。ここでアプリを個別に選択して削除します。

次に複数のアプリを削除する方法を解説します。

iPadの『設定』から『一般』を開いて『iPadストレージ』をタップします。

するとiPadのストレージ情報が表示されます。ここで削除したいアプリを個別に選択します。

選択したアプリの削除に関する情報が表示されます。『Appを取り除く』を選択すると、アプリのサイズ分のストレージ容量は確保されますが、アプリ情報やデータは保持されます。『Appを削除』を選択すると、そのアプリに関するすべての情報とデータが削除されます。

ここまでの操作でアプリが削除できない場合、iOSの『機能制限』が設定されている場合があります。ここではこの『機能制限』について解説します。

ご家庭でお子様が使用する場合や、企業や学校などで複数の方が利用する場合に、端末に操作の制限をかける『機能制限』という項目があります。これはiOSのバージョンで操作設定方法が異なります。

iOS12から『機能制限』が『コンテンツとプライバシーの制限』に変更になり、iOS12の新機能『スクリーンタイム』に設定項目が移動しています。

まず『設定』の『スクリーンタイム』を選択し、各項目の中から『コンテンツとプライバシーの制限』を選択します。

iPadの『設定』から『スクリーンタイム』を選択し、『iTunesおよびApp Storeでの購入』を選択します。

すると『Appの削除』という項目がありますので選択します。

ここで『許可しない』になっている場合はアプリの削除ができません。必要に応じて切り替えをして下さい。

iOS11までは『設定』の中に『機能制限』が単独で存在します。

まず『設定』を選択します。

続いて『一般』を選択します。

各項目の中から『機能制限』を選択します。

ここで『機能制限』を設定する為に、必ず『機能制限パスコード』を設定する必要があります。この『機能制限パスコード』は、iPadの画面ロックを解除する『パスコード』と同様に、忘れてしまうと解読する方法は公式にはありません。設定する際には十分注意してください。

設定が終わると機能制限をかける項目を選択できます。ここで『Appの削除』で設定します。

ここまでの操作でもアプリの削除が上手くいかない場合、一度iPadを再起動してみます。iOSのタスクが重なって動作が重くなっている場合などは、再起動後にアプリが削除されている場合があります。

まず通常通りにiPadの電源を切って、再度電源を入れます。

通常の電源のオン・オフでも変わらない場合、『強制再起動』を試します。操作方法はiPadのモデルで異なりますが、iPhoneの強制再起動と同じです。
 

• ホームボタンあり：『電源ボタン』と『ホームボタン』を再起動するまで『同時長押し』する
• ホームボタンなし：『音量＋ボタンクリック』『音量−ボタンクリック』『電源ボタン長押し』で再起動したら離す

iOSの標準機能のアプリの多くは削除ができません。これは削除をする事でiOSの動作に支障が出る機能がある為です。

通常通りにアプリアイコンを長押しして、アプリ削除の状態にします。この時に、アイコンの左上に削除の為の『Xマーク』が表示されないアプリは削除できません。『設定』『写真』『Safari』などのアプリがこれに当たります。

今回の記事ではiPadのアプリ削除方法やアンインストールできない対処法を解説しました。使わなくなったアプリが溜まってくると、iPadのストレージ容量を圧迫します。動作が重たくなったり、アップデート時に空き容量が足りずに実施できないなどの弊害が出ます。日頃から使わないアプリなどはこまめに削除して快適な環境を維持しましょう。またアプリによっては提供終了していて再度取得できない物も有りますので、充分確認してください。