Evernoteの基本の使い方!初心者におすすめの無料の活用法7選を紹介!
Evernote初心者の方におすすめの使い方をご紹介します。Evernoteとは高機能であらゆる保存ができる便利ツールです。無料プランでも充実した機能を揃えており、活用方法は豊富で、作業効率アップしたい初心者におすすめの使い方を解説します。
目次
- 1Evernoteとは?プランやアカウント登録方法
- ・Evernote(エバーノート)とは?
- ・Evernoteの料金プラン
- ・アカウントの登録をする
- ・ノート作成方法
- ・ショートカットキー
- 2Evernoteの基本の使い方:情報整理
- ・目次のような「タグ」機能
- ・情報をまとめる「スタック」機能
- ・表を作れる機能
- ・Evernote同士で「共有」機能
- ・チェックリスト・番号付きリストの使い方
- ・音声メモ・リマインダーなどのメモ機能
- 3Evernote初心者におすすめの使い方1:操作性アップ
- ・①「複数のアカウント追加」の活用
- ・②「テンプレートを作成」の活用
- 4Evernote初心者におすすめの使い方2:仕事の効率アップ
- ・③「名刺カメラ撮影モード」機能
- ・④「 プレゼンテーションモード」機能
- ・⑤「メールのノート作成」機能
- 5Evernote初心者におすすめの使い方3:その他の機能
- ・⑥「精度の高い検索」を活用する
- ・⑦「パスワード」を設定
- 6Evernote初心者におすすめの使い方でタスクの効率アップしよう!
Evernoteとは?プランやアカウント登録方法
「Evernote(エバーノート)」というクラウドサービスをご存じでしょうか。これは、無料でメモを作成管理することができるアプリケーションです。従来のメモ帳にメモを取ったりやファイルを紛失した場合にも代わりとして役に立つ機能・サービスですが、実際にはどのように使えばよいのでしょうか。今回は、基本の使い方や初心者におすすめの実践方法について紹介します。
Evernote(エバーノート)とは?
Evernoteは、WindowsやMac、スマホアプリの多くのデバイスで使用できます。Evernoteとは、メモや写真、音声などの記録をまとめて管理してくれるツールです。チームで共有して仕事用に使うだけではなく、買い物メモなどの趣味やプライベートにも様々な場面で活用できます。
Evernoteの料金プラン
Evernoteの料金プランには、ベーシックプラン(無料)、プレミアムプラン、ビジネスプランの3プラン用意されています。ビジネスプランとは、法人向けのプランです。初心者の方はベーシックプランから始めてみましょう。
Evernoteプラン | 年間料金 | 月額料金 |
ベーシックプラン | 無料 | 無料 |
プレミアムプラン | 5,200円 | 600円 |
ビジネスプラン | 1,100円 |
無料プラン「ベーシック」とは
Evernoteのベーシックとは、無料で使えるプランですが、「使用容量が60MB」や「同期できる端末が2台まで」です。無料プランを使用するなら、メモなどの記録用に向いています。写真や動画など、保存量が多い方は有料プランの方が良いでしょう。
有料プランである「プレミアムプラン」は「同期できる端末は無制限」「容量は10GB」です。「ビジネスプラン」も「同期できる端末は無制限」「容量は20GB+1ユーザー追加毎に2GB増加」です。
アカウントの登録をする
Evernoteは、以下のリンクからメールアドレスとパスワードの設定で無料で新規登録できます。iPhoneとAndroidでもアプリをインストールできます。
ノート作成方法
ブラウザ版のノート作成方法は、新規登録後にログインします。管理画面にある「+」から新規ノートを選択します。ノートの作成画面が表示されるので、題名を入力します。画像などを追加する場合には、ファイルをノートにドラッグ&ドロップします。
ショートカットキー
Evernoteのショートカットキーとは、新規ノートの作成や検索がキーボードで簡単にできます。キーボード操作が慣れている人はショートカットキーを利用すると思うのでご紹介します。
新規ノートの作成 | 「Ctrl」+「Alt」+「N」 |
Evernote内の検索 | 「Win」+「Shift」+「F」 |
スクリーンショット撮影 | 「Win」+「PrintScreen」 |
選択した項目のコピー | 「Win」+「A」 |
クリップボードから貼り付ける | 「Ctrl」+「Alt」+「V」 |
Evernoteの基本の使い方:情報整理
Evernoteの基本の使い方とは、ノートを作成して、情報整理をすることです。情報整理は、無料プランでも十分に活用できます。まず、基本の使い方について、どのような機能があるのかご説明します。
目次のような「タグ」機能
Evernoteの基本の使い方には「タグ」機能があります。これは、目次のように使うことができます。タグ機能は情報整理に便利で、ノートの数が多くなってくるとどこにノートがあるのか分からなくなりますが、このタグ機能でキーワードごとにノートを紐付けすることができます。
情報をまとめる「スタック」機能
Evernoteの基本の使い方には「スタック」機能があります。スタック機能とは、複数のノートブックを1つにまとめることができるので、ノートブックが増えてきたら、一括で括り付けて探すことができます。スタックの作成方法はデバイスごとに異なりますEvernote Web版は以下の方法でスタック機能を追加できます。
Evernote Web |
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表を作れる機能
Evernoteの基本の使い方には「表」機能があります。これは、ノートの中に表を挿入することができます。「Evernote for Mac」「Windows」「Evernote Web 」のみ使用できます。
表の使い方 |
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表機能では、旅行プランも立てることができます。持ち物はチェックリストでダブルチェックすることもできます。表機能の「▼」をクリックするとカラーの変更もできます。
Evernote同士で「共有」機能
Evernoteの基本の使い方には「共有」機能があります。Evernote同士でノートを共有できるので、仕事の効率もアップします。エバーノートは、エバーノート同士だけではなく、エバーノートを使用していないメンバーでも「公開リンクをコピー」してブラウザで共有できます。
チェックリスト・番号付きリストの使い方
Evernoteの基本の使い方には「チェックリスト・番号付きリスト」機能があります。例えば、チェックリストでは「To Doリスト」「今日やることリスト」など。箇条書きリストでは「欲しいものリスト」「買い物リスト」など。番号付きリストでは「業務マニュアルの手順」を作成できます。
To Doリスト | 今日やることリスト | 欲しいものリスト | 買い物リスト | マニュアルの手順 |
観たい映画リスト | 行きたい場所リスト | 持ち物リスト | 目標リスト | タスクリスト |
音声メモ・リマインダーなどのメモ機能
Evernoteの基本の使い方には「音声メモ・リマインダー」のメモ機能があります。音声メモはICレコーダーの代わりに使用できます。メモが取りにくい状況でも音声メモであれば簡単に録音できます。復習用に録音して、後で聞き直すことも可能です。
Evernote初心者におすすめの使い方1:操作性アップ
Evernoteの基本の使い方である情報整理の使い方である機能をご紹介しました。情報整理だけではなく、操作性がアップする活用方法もあります。操作性アップについて、どうすれば操作が速くなるのかご説明します。
①「複数のアカウント追加」の活用
Evernoteでは複数のアカウントを作成できます。TwitterやInstagramでも複数で利用している人は多いでしょう。ノートが増えて管理しにくくなった場合には別のアカウントを追加すると操作性アップします。
Windows |
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Mac |
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iPhone・iPad |
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Android |
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②「テンプレートを作成」の活用
作成したノートをテンプレートにすることができます。よく使用するノートはテンプレートにしておくと便利です。テンプレート作成機能を活用して操作の時短をしましょう。テンプレートにしたいノートを作成して、右上にある「三点ボタン」を右クリックします。「テンプレート保存」を選択してテンプレート名を入力して保存をクリックします。使用する場合は、新規ノートの作成でテンプレートを選択します。
Evernote初心者におすすめの使い方2:仕事の効率アップ
Evernoteの初心者におすすめの操作性がアップする使い方をご紹介しました。情報整理や操作性がアップする使い方だけではなく、仕事の効率が上がる機能も備わっています。仕事に活用できる機能について、どうやって使用するのかをご説明します。
③「名刺カメラ撮影モード」機能
Evernoteでは「名刺カメラ」で名刺を記録できます。名刺スキャンは「プレミアム機能」で有料プランです。カメラで読み取られる情報は、氏名、役職、会社名など。
名刺スキャンする方法 |
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④「 プレゼンテーションモード」機能
Evernoteの「プレゼンテーション機能」とはノートをプレゼンの資料にできます。「プレゼンテーションモード」は、プレミアムプランとビジネスプランの有料です。このモードは、全てのノートで利用できます。
⑤「メールのノート作成」機能
Evernoteの転送用のメールアドレスを使って、メールをアカウントに保存できます。メールの件名がノートタイトル、本文がノートの本文になって自動的に保存します。メールをノートに保存する機能はプレミアムプランとビジネスプランで有料です。
Evernote初心者におすすめの使い方3:その他の機能
Evernote初心者におすすめの情報整理の方法、操作性がアップする使い方、仕事の効率が向上する機能のご紹介をしました。これまでご紹介した機能以外にも、精度の高い検索機能やセキュリティ対策としてパスワードの設定もできる高機能が付いていますので解説します。
⑥「精度の高い検索」を活用する
Evernoteには普通の検索ボックスがありますが、精度の高い検索が可能です。「ノートの作成日」「ファイルの種類」「更新日」などから検索できます。演算子の一部をご紹介します。
演算子 | 演算子の説明 | 検索の例 |
intitle: | ノートの題名 | 「intitle:りんご」を入力→題名に「りんご」が含まれるノートを検索 |
notebook: | 指定したノートブック>ノート内の検索 | 「notebook:りんご」を入力→ノートブック内のノートから検索 |
any: | キーワードのいずれかを含むノート | 「any: りんご とまと」を入力→「りんご」または「とまと」の検索 |
tag: | 指定したタグ付けノート | 「tag:りんご」を入力→「りんご」のタグ付きノートを表示 |
updated: | 指定した日付以降に更新されたノート | 「updated:day-4」を入力→過去4日間に更新されたノートを表示 |
resource: | ファイル・画像の種類 | 「resource:application/pdf(image/jpeg)」と入力→PDFファイルもしくはJPEG画像が含まれるノートを表示 |
created: | 指定された日付またはそれ以降のノート | 「created:day-4」を入力→過去4日間に作成されたノートを表示 |
todo: | 1個もしくは複数個のチェックボックスが含まれるノート | 「todo:true」「todo:false」「todo:*」を入力→チェックボックスを含むノートの中から、「チェックの入ったノート」「チェックが入っていないノート」「チェックボックスがあるノート」が表示されます。 |
⑦「パスワード」を設定
ノートにパスワードを設定できます。暗号化は「Evernote for Mac」「Evernote for Windows Desktop」で使用できます。まず、ノートを開いて暗号化するテキストを選択して「右クリック」します。「選択したテキストを暗号化する」をクリックして「パスフレーズ」を入力します。
Evernote初心者におすすめの使い方でタスクの効率アップしよう!
Evernote(エバーノート)とは、どんなことをするサービスなのか、基本の使い方や情報整理の仕方、操作性アップする活用方法、仕事の効率アップする機能などをご紹介しました。
Evernoteの初心者の方にもEvernoteはプライベート用から仕事用まで幅広く活用できるのでおすすめツールです。基本的に無料プランでも十分な機能が備わっていますが、容量や同期できる端末数が異なりますので有料プランもおすすめです。