Discordのサーバーの立て方!変更・削除方法とチャンネルの使い方を解説!
Discordのサーバーの立て方を解説します。また、Discordのサーバー設定の変更・サーバー削除の方法とサーバーごとのチャンネルの設置方法もレビューします。Discordは、サーバーごとに設定変更を行うという使い方ができるので便利です。
目次
- 1Discordとは?
- ・ゲーマー向けのボイス・テキストチャットツール
- ・ブラウザ版とアプリ版がある
- ・画面共有もできる
- ・沢山のプラットフォームに対応している
- 2Discordサーバーの作り方・使い方
- ・まずはクライアントをダウンロードしよう
- ・Discordアカウントを登録しよう
- ・画面左側の「+」マークを押してサーバーを作成!
- ・ボイスチャンネルを作成する
- ・テキストチャンネルを作成する
- 3Discordサーバーの設定変更と削除方法
- ・Discordサーバーの通知設定
- ・Discordサーバーの役職・権限の設定
- ・Discordサーバーの削除方法
- 4Discordを使う際の注意点
- ・日本製のサービスではないので翻訳されていない部分がある
- ・ファイルの添付が8MBまでしかできない
- ・電話番号への通話には使えない
- 5Discordサーバーを使ってチャットとボイスチャットをしよう!
Discordとは?
Discordとは、アプリのジャンルでいえば「ボイス・テキストチャット」にあたります。「ボイス・テキストチャット」とは、通話とチャットの両方を、ブラウザ・アプリを使って利用できるツールのことです。
Discordはアメリカの企業Hammer & Chisel社が2015年からサービス提供しており、競合サービス(Skype・Teamspeakなど)と比べると多機能であることが特徴で、その多機能性ゆえにSkypeやTeamspeakなどからDiscordに乗り換えるユーザーが少なくありません。日本では「ディスコ」の愛称で親しまれています。
Discordの多様性の例としては、「通話中に音楽を流せる」「個人の通話グループを開設できる」などがあります。
ゲーマー向けのボイス・テキストチャットツール
Discordとは、開発由来として、ゲーマー向けにサービス提供が始まった「ボイス・テキストチャット」なので、基本的な発想としてゲーマーにとって便利な機能・使い方が重視されています。
そういった特徴が、結果的にDiscordを多機能「ボイス・テキストチャット」にしている理由であると考えられます。
また、ゲーマー向けのツールなので、できるだけゲームプレイに負担がかからないように、ツール自体のスペックが軽くなるようにシステムが組まれているため、他の競合サービスと比べると使用感が軽快で使いやすいという評価を得ています。
ブラウザ版とアプリ版がある
Discordは、ブラウザ・アプリを使って利用できるツールなので、PC・スマートデバイス(スマホやタブレット)の両方で利用できます。
画面共有もできる
Discordの多機能性を特徴づける機能の1つが、「友だちとお互いのPC画面の共有ができる」というものです。これもゲーム由来のアプリゆえの発想といえます。合わせて、今自分がプレイ中のゲームを友だちに通知することもできます。
沢山のプラットフォームに対応している
Discordは前述のとおり、ブラウザ版・アプリ版の両方が用意されているので、様々なOSに対応しています。PCではWindows・Mac・Linux、スマートデバイスではiOS・AndroidでDiscordを利用できるので、端末を選ばない「ボイス・テキストチャット」サービスといえます。
Discordサーバーの作り方・使い方
Discordの「サーバー」の作り方・使い方を解説します。「サーバー」とは、特定の仲間を集って共通の話題を交わして楽しむ仮想の「小部屋」のようなものです。Discordでは、こうした「サーバー」を設置してその「サーバー」ごとに関係する仲間を招き入れてコミュニケーションを楽しめます。
以下、PC版を例に操作説明します。
まずはクライアントをダウンロードしよう
Discordは前述のとおり、ブラウザでも、アプリをダウンロードしても利用できます。
PCで利用する場合はブラウザでニックネームを入力して利用できますが、Discordを継続して定期利用する場合は、スマホなどと同様にアプリをダウンロードして、アカウント登録を行った上で利用を始める方が、将来的にDiscordの機能を利用する上で都合が良いでしょう。より多くの機能を利用できます。
PC版(Windows版)のDiscordのアプリは、Discordの公式サイトからダウンロードインストールできます。公式サイトを開いたら「Windows版をダウンロード」をクリックします。
Discordアカウントを登録しよう
Discordの公式サイトから、Discordのインストラ―「DiscordSetup.exe」をダウンロードしたら、起動させてアカウント登録を行います。
アカウント登録の画面で「Eメールアドレス・ユーザー名・パスワード」を入力し、「続ける」をクリックすればアカウント登録が完了し、Discordのアプリが起動します。
画面左側の「+」マークを押してサーバーを作成!
Discordのホーム画面が表示されたら、画面左側のサーバー一覧が表示されるバーにある「+」アイコンをクリックします。
次にサーバー作成・設定の画面が表示され、「新規作成・既存サーバーへの参加」のどちらかの選択を求められるので、新規作成として「サーバーを作成」をクリックします。
次に新規サーバーの設定画面が表示されるので、サーバー名を入力し、「サーバー地域」はデフォルトで「Japan」に設定されているので設定をそのままにして、「新規作成」をクリックすればサーバーを新規作成できます。任意でサーバー用のアイコン画像をアップロードしましょう。
ボイスチャンネルを作成する
サーバーを設置したら、サーバーごとに「ボイスチャンネル・テキストチャンネル」を作成します。「ボイスチャンネル」は音声通話用のチャンネル、「テキストチャンネル」はテキストチャット用のチャンネルで、それぞれのチャンネルを使ってサーバーにメンバーを招待したり、サーバーに参加しているメンバーとコミュニケーションをとったりします。
ボイスチャンネルを作成するには、サーバーを選択して(サーバーアイコンをクリックして)、表示されたサーバーメニュー内の「VOICE CHANNELS」の項目から行います。項目の右端に表示されている「+」マークをクリックして、フォームにチャンネル名を入力すると新規でボイスチャンネルを作成できます。
また、デフォルトで「General」の名前でボイスチャンネルが既に用意されているので、そのボイスチャンネルをそのまま利用することもできます。
テキストチャンネルを作成する
テキストチャンネルを作成する手順も、基本的にボイスチャンネル作成と同様です。
サーバーを選択して(サーバーアイコンをクリックして)、表示されたサーバーメニュー内の「TEXT CHANNELS」の項目から行います。項目の右端に表示されている「+」マークをクリックして、フォームにチャンネル名を入力すると新規でテキストチャンネルを作成できます。
また同様に、デフォルトで「general」の名前でテキストチャンネルが既に用意されているので、そのテキストチャンネルをそのまま利用することもできます。
Discordサーバーの設定変更と削除方法
次に、Discordサーバーの設定変更と削除方法について解説します。
Discordサーバーの通知設定
まず、サーバーごとに通知設定を行う場合は、Discordの画面左に表示されているDiscordサーバー一覧の中から、通知設定を行うサーバーアイコンにカーソルを合わせ、右クリックして表示されるメニューから「通知設定」をクリックします。
選択したサーバーの「通知設定」の画面が表示されるので任意の設定を行います。
「このサーバーでの通知設定」の項目にある「@mentions のみ」にチェックを入れると、自分宛てのメッセージだけ通知するように設定できるのでおすすめです。デフォルトではサーバー内で交わされる全てのメッセージが通知されるように設定されているので、サーバーを新規作成したときはこの通知設定を行うようにしましょう。
設定を終えたら、最後に「完了」をクリックすると設定内容が反映されます。
Discordサーバーの役職・権限の設定
サーバー管理者は、サーバーごとに参加メンバーの役職・権限の設定ができます。サーバーごとに役職・権限を設定するには、まず、サーバーアイコンにカーソルを合わせ、右クリックして表示されるメニューから「サーバーの設定」→「役職」をクリックします。
役職設定の画面が表示されるので、中央画面にある「+」ボタンで役職を追加し、必要に応じて役職名も入力します。さらに、その下の「ロールの設定」で役職の権限を設定します。
次に、サーバーのホーム画面に戻り、役職を付与するメンバーにカーソルをあてて右クリックし、メニューから「役職」→「(設定した)役職名」を選択すれば、メンバーに役職・権限を設定できます。
Discordサーバーの削除方法
サーバーを削除する場合は、簡単な手順で行えます。サーバーアイコンにカーソルを合わせ、右クリックして表示されるメニューから「サーバーの設定」をクリックします。
次の「サーバーの設定」画面の左側メニュー内の「サーバーを削除」をクリックします。
削除確認のポップアップメッセージが表示されるので、削除するサーバー名を入力すると、サーバーの削除手続きが完了します。
Discordを使う際の注意点
次に、Discordを使う際の注意点について解説します。
日本製のサービスではないので翻訳されていない部分がある
Discordは、日本製のサービスではないので一部翻訳されていない部分があるので注意しましょう。基本的に、難しい英文を読まなくてはいけないということはありませんが、単語レベルで英語が表示されることはあるでしょう。ただその場合は、ネットの翻訳で調べれば理解できるレベルなので、必要以上に気後れすることはありません。
ファイルの添付が8MBまでしかできない
Discordでファイルを添付して送信する際の、ファイル容量の上限は「8MB」までとされています。この容量は競合サービスと比べるとやや小さい印象ですが、普段使いの簡単な画像を送る程度であれば十分賄える容量設定です。また有料コースに切り替えると50MBまで上限を増やせます。
電話番号への通話には使えない
また、Discordは、競合サービス「スカイプ」のような電話番号宛の通話機能はありません。あくまでDiscordのアカウント同士のコミュニケーションになります。
Discordサーバーを使ってチャットとボイスチャットをしよう!
Discordサーバーを使ってチャットとボイスチャットを活用しましょう。Discordはサーバーごとに設定変更するという使い方ができるので、複数のサーバーを設置してもそれぞれのサーバーで設定変更を管理できるので便利です。サーバーごとに、通知設定や参加メンバーの権限設定を行うという使い方ができます。
Discordサーバーの設定変更の手順・使い方をマスターして、Discordの機能を有意義に使いこなしましょう。