車のカーナビにBluetoothを後付けする方法!おすすめの対応機器も紹介!

車のカーナビがBluetooth非対応でも、Bluetoothレシーバー・トランスミッターを使えばBluetooth機能を後付けできます。車のカーナビにBluetoothを後付けする方法と、おすすめのBluetoothレシーバーを紹介します。

車のカーナビにBluetoothを後付けする方法!おすすめの対応機器も紹介!のイメージ

目次

  1. 1車のカーナビにBluetoothレシーバーで後付けする方法
  2. 高音質な音楽が楽しみたいならBluetoothレシーバー
  3. Bluetoothレシーバーを取り付ける手順
  4. Bluetoothで接続する
  5. 2Bluetoothの後付けに対応したおすすめレシーバー
  6. AUKEYの「Bluetoothレシーバー BR-C8」
  7. ELECOMの「BluetoothオーディオレシーバーBOX」
  8. 3車のカーナビにBluetoothトランスミッターで後付けする方法
  9. ステレオミニプラグの差込口がない場合はBluetoothトランスミッター
  10. Bluetoothトランスミッターを取り付ける手順
  11. 周波数を設定する
  12. Bluetoothで接続する
  13. 4Bluetoothの後付けに対応したおすすめトランスミッター
  14. JAPAN AVEの「FMトランスミッター Bluetooth」
  15. BESTEKの「FMトランスミッター」
  16. 5車のカーナビにBluetoothを後付けして音楽を楽しもう!

車のカーナビにBluetoothレシーバーで後付けする方法

近年ではスマホや音楽プレーヤーで音楽を聴く人がほとんどです。そのため、車ではカーナビとスマホ等をBluetooth接続して音楽を聴く人も多いでしょう。しかしカーナビには未だにBluetooth非対応のものがあります。

車のカーナビがBluetoothに対応していなくても、Bluetoothレシーバーやトランスミッターを使えば、カーナビにBluetooth機能を後付けできます。レンタカーなどでも簡単にBluetoothレシーバーやトランスミッターを取り付けられるので、とても便利です。まずは車のカーナビにBluetoothレシーバーを後付けする方法を説明します。

高音質な音楽が楽しみたいならBluetoothレシーバー

Bluetoothレシーバーは車のカーナビにステレオミニプラグと給電用のUSB端子(シガーソケット)があれば接続できます。Bluetoothトランスミッターの場合は、ステレオミニプラグは必要ありません。しかしトランスミッターは、音楽をFMラジオとしてカーナビのラジオに音楽を転送します。

そのためトランスミッターは、Bluetoothレシーバーに比べて音質が悪いというデメリットがあります。車のカーナビで、高音質で楽しく音楽を聴きたいならBluetoothレシーバーを選んで下さい。トランスミッターでも高音質を売りにした製品もありますが、基本的にはBluetoothレシーバーのほうが高音質です。

Bluetoothレシーバーを取り付ける手順

AUKEYのBluetoothレシーバー

まずはBluetoothレシーバーの電源を、車のステレオミニプラグに接続してください。その後にカーナビの設定で「AUX」を選択してください。ステレオミニプラグを差し込む前だと設定できないので、Bluetoothレシーバーとステレオミニプラグに接続した後に車のカーナビの設定をしてください。

Bluetoothで接続する

スマホや携帯音楽プレーヤーなどのBluetooth設定を開いて、Bluetoothをオンにし、カーナビに接続してください。iPhoneの場合は「設定」から「Bluetooth」をタップして、Bluetoothレシーバーを選択すればOKです。選曲などは接続した端末から行えます。

iPhoneの設定

Bluetoothの後付けに対応したおすすめレシーバー

それでは、車のカーナビに後付けできるBluetoothレシーバーを2種類ご紹介します。AUKEYの製品は付属品が多く、車で音楽を聴くことに特化しています。一方ELECOMの製品は光デジタル出力に対応し、自宅でも高音質で音楽を聞けます。Bluetoothレシーバーをどこで、どのように使うかイメージしながら購入する製品を選んでください。

AUKEYの「Bluetoothレシーバー BR-C8」

AUKEYの「Bluetoothレシーバー BR-C8」は、約3700円でBluetoothレシーバーのほかにシガーソケットと磁気ベースが付属しています。シガーソケットはUSBポートが3口ついているため、とても便利です。磁気ベースを車に貼り付ければ、レシーバーを車に取り付けられます。

Bluetoothのバージョンは4.1です。A2DP対応のため、ワンセグも視聴できます。マイクが内蔵されているので、スマホと接続すればハンズフリー通話も可能です。また2年間の保証書もついています。手軽に車で音楽を楽しみたい方におすすめです。

AUKEYのBluetoothレシーバー

ELECOMの「BluetoothオーディオレシーバーBOX」

ELECOMの「BluetoothオーディオレシーバーBOX」は約4000円で購入でき、ステレオミニ出力と光デジタル出力に対応しています。そのため車だけでなく自宅でも高音質で音楽を楽しみたい方におすすめです。対応しているBluetoothのコーデックはSBC/AAC/aptXなので、Bluetoothでも高音質です。ただしUSBポートは付いていません。

ピュアデジタル伝送方式を採用しているため、Bluetooth接続でも音質が劣化しにくいのが特徴です。Bluetoothのバージョンは3.0です。またNFCペアリングに対応しており、接続したい端末をタッチするだけで設定をせずにすぐ接続できます。ACアダプタやUSB充電ケーブル、RCA変換ケーブルなど、付属品も豊富です。

ELECOMのBluetoothレシーバー

車のカーナビにBluetoothトランスミッターで後付けする方法

Bluetoothトランスミッターを車のカーナビに接続するのはとても簡単です。トランスミッターはレシーバーとは違い、音楽をFMラジオの電波を通じて車のカーナビで再生します。そのためレシーバーよりもノイズや音飛びがあるので注意してください。

ステレオミニプラグの差込口がない場合はBluetoothトランスミッター

トランスミッターを車で使う場合は、ステレオミニプラグは必要ありません。そのためステレオミニプラグの差込口がない車の場合は、レシーバーではなくトランスミッターを使ってください。

Bluetoothトランスミッターを取り付ける手順

まずシガーソケットにBluetoothトランスミッターを接続してください。そのあとトランスミッターをステレオミニプラグで、Bluetooth接続したいスマホや携帯音楽プレーヤー等のイヤホンジャックに接続してください。

周波数を設定する

トランスミッターでFMの周波数を設定し、車のラジオ周波数を一致させてください。トランスミッターの周波数の設定方法は製品により異なるため、必ず説明書を確認してください。

Bluetoothで接続する

スマホ・携帯音楽プレーヤー等のBluetoothをオンにすれば、トランスミッターとBluetooth接続でき、車のカーナビから音楽が流れます。

Bluetoothの後付けに対応したおすすめトランスミッター

車のカーナビに接続できるおすすめのBluetoothトランスミッターは以下の通りです。JAPAN AVEの製品は、トランスミッターの中では高音質で、イコライザー機能なども備わっているためとても便利です。

またBESTEKの製品は車のバッテリー検測機能などを備えています。価格も音価なので、とにかく安いものがいい方には、BESTEKの製品がおすすめです。

JAPAN AVEの「FMトランスミッター Bluetooth」

JAPAN AVEの「FMトランスミッター Bluetooth」は、約3500円で、独自のノイズ軽減技術を用いてラジオ特有のノイズを軽減します。急速USBポートを3口備えていたり、ノーマル・ポップ・ジャズ・ベースという4種類のイコライザーが用意されていたり、便利な機能が充実しています。

「SmartBC」という音楽アプリも提供しており、スマホでUSBメモリの楽曲を表示できたりSpotifyなどと連携できたりします。AUXケーブルと12ヶ月間の保証書が付属しています。Bluetoothのペアリングは1度行えば、次回は自動で接続できます。また最大10台までスマホ等を記録できるため、家族や友人などといつでも接続を切り替えられます。

JAPAN AVEのFMトランスミッター

通常のトランスミッターではAUX IN機能しかありませんが、この製品はAUX OUT機能も搭載しています。そのため、この製品と車のカーナビを付属のAUXケーブルで接続すると、FM電波を利用しません。つまり高音質で音楽を聞けます。

一般車だけでなく、輸入車やトラックにも正式対応しています。Bluetoothのバージョンは4.2なので、転送速度が早めです。

BESTEKの「FMトランスミッター」

BESTEKの「FMトランスミッター」は約1700円で、これまで紹介したBluetoothレシーバー・トランスミッターと比べて安価です。そのため音質はそれなりですが、車のバッテリー電圧を検測する機能や負荷電流検測機能を備えています。車のバッテリーが11.5Vを下回ると、トランスミッターに表示されている数字が点滅し、低電圧を警告してくれます。

またUSBポートが両面差込み可能なタイプなので、裏表が逆で手間取らないのは便利です。ハンズフリー通話やUSBメモリからの音楽再生にも対応しています。Bluetoothのバージョンは3.0です。

BASTEKのFMトランスミッター

車のカーナビにBluetoothを後付けして音楽を楽しもう!

Bluetoothレシーバーやトランスミッターがあれば、Bluetooth非対応のカーナビでも、車でスマホに入っている音楽が楽しめます。高音質がいい方は、Bluetoothレシーバーを選んでください。車にステレオミニプラグの差込口がないならトランスミッターを選んでください。どちらも車のカーナビに接続するのは簡単です。

Bluetoothレシーバー・トランスミッターには光デジタル出力やイコライザー機能など、独自の機能を備えている製品もあります。搭載しているUSBポートの数も異なるので、ここでおすすめした商品を参考に、自分にあったBluetoothレシーバー・トランスミッターを購入してください。

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この記事のライター
古橋侑