AWAの無料プランでできること・できないことを有料プランと比較して解説!
話題の音楽アプリ、AWAには有料プランと無料プランがあります。有料プランと比べた時の無料プランでのできることとできないことにはどんなことがあるのでしょうか。この記事では音楽アプリAWAの無料プランの制限などについて詳しく解説します。
目次
無料版が話題!AWAとは?
音楽アプリのAWAの無料版が話題になっています。無料でも十分に使える音楽アプリがいろいろとありますが、AWAとはいったいどんなアプリなのかまずは見ていきましょう。
話題の音楽アプリ
AWAは音楽アプリの1つです。音楽アプリといえばSpotifyやYouTube Musicなどが有名ですが、AWAは日本の会社が運営している、という点が他の大手の音楽アプリと違う点です。AWAはアメブロなどを運営するサイバーエージェントとエイベックスが共同で運営しています。
そのために、他の海外製の音楽アプリと比べると邦楽にとても強く、現在のところ邦楽と洋楽合わせて5,000万曲以上が配信されています。年代を問わず幅広い音楽を楽しめる音楽アプリとして人気が急上昇しています。
有料プランと無料プランがある
他のほとんどすべての音楽アプリと同じように、AWAには有料プランと無料プランがあります。また、登録したばかりの頃には、無料で有料プランを試すことができる無料体験期間もあります。有料プランと比べると、無料プランにはこの後でお伝えするように、制限がありますが、それでも十分に楽しめると話題です。
AWAの有料プランと無料プランの違いは?
AWAの有料プランと無料プランの違いについてみておきましょう。
料金プランについて
AWAの料金プランは2種類です。月額960円で利用できる有料のスタンダードプランか、無料で利用できるフリープランです。有料のスタンダードプランには年間プランもあります。年間プランの年間利用料は9,600円です。月額利用料なら10か月分の料金で、12カ月利用できる計算になります。年間プランを利用すれば2か月分お得に利用できます。
無料プランには制限がたくさんある
AWAには有料プランと無料プランがありますが、当然のことながら有料プランでは利用できる機能が無料プランでは制限が掛かっていることがあります。他の音楽アプリでは無料プランと有料プランの制限の差が広告の表示程度であることも多いのですが、AWAでは人によってはちょっと無料では使い続けるのがきついと感じるほどの制限かもしれません。
有料プランと無料プランではどのような制限の差があるのか、ということについて次で詳しく解説しますので、そちらを見てよく検討してみましょう。
AWAの無料プランでできること・できないことを比較!
それではここからAWAの有料プランと無料プランの違いを比べて、無料プランでできることとできないことを見ていきましょう。こちらの表を見るとAWAの無料プランでできることとできないことが一目でわかります。
この表を見るだけでは、AWAでは無料プランでできることとできないことの差が大きくないように思えます。しかし、実際に無料プランを使ってみると、かなりできないことの制限がきついことがわかるでしょう。
AWAの機能 | 無料プラン | 有料プラン |
広告なし | ◯ | ◯ |
オンデマンド再生 | ◯ | ◯ |
プレイリストの作成・公開 | ◯ | ◯ |
複数デバイスでの同期 | ◯ | ◯ |
歌詞表示 | ◯ | ◯ |
ハイライト再生 | ◯ | ◯ |
検索機能 | ◯ | ◯ |
楽曲のフル再生 | × | ◯ |
オフライン再生 | × | ◯ |
時間制限なしでの利用 | × | ◯ |
それではAWAの無料プランでのそれぞれのできることとできないことについて詳しく解説していきます。
広告なし
AWAの無料プランでできることには広告なしで利用できる、という点があります。これが他の音楽アプリの無料プランとの大きな違いと言えます。音楽アプリを運営するためには、著作権者に権利料を支払ったり、アプリのプログラムの管理などをしたりする必要があるので、多額の資金が必要になります。
有料プランを契約してもらえれば、そこから必要な資金を演出できますが、無料プランのみの利用では資金の回収ができません。そこで多くの音楽アプリの運営者は、無料プランには広告を表示して、広告収入でアプリの運営を行うことを考えます。
しかし、AWAの場合には無料プランでも広告が表示されません。広告表示やYouTubeのように動画の途中で広告が差し込まれることもなく、快適に音楽を楽しむことができます。
オンデマンド再生
ユーザー数世界一を誇る音楽アプリはSpotifyです。Spotifyにも無料プランがあり、好きなアーティストやプレイリストを選んで音楽を再生することができます。しかし、Spotifyの場合には無料プランではアーティストやプレイリストの選択まではできますが、好きな曲を選択して聞くことができません。
アルバムから作ったプレイリストを聴く場合でも、曲順はシャッフルされてしまいます。しかし、AWAの場合には無料プランのできることにオンデマンド再生があります。オンデマンドというのは「要求にこたえて」という意味で、好きな曲を選んで聞くことができる、という意味です。
無料プランでは好きな曲を選択できないアプリも多い中、オンでマインド再生が無料プランのできることにあるというのはAWAの大きな特徴といえるでしょう。
プレイリストの作成・公開
AWAの無料プランでできることに、プレイリストを作成して公開する、ということもあります。自分の好きな曲だけを集めたプレイリストの作成や公開は、有料プランでしかできないことが多いのですが、AWAでは無料プランでもプレイリストの作成や公開ができます。
無料でも自分だけのお気に入りのプレイリストを作成して、それを公開してシェアできる音楽アプリはAWAだけといってもいいでしょう。
複数デバイスでの同期
AWAの無料プランでできることには、複数のデバイスでの同期があります。音楽を聴くのはスマホでやりますが、プレイリストの作成などの操作性はPCの方が高いのでPCで行いたい、という人もいるでしょう。また、行き帰りの電車の中でスマホで作ったプレイリストをPCに同期させたい、という人もいるでしょう。
そんな場合にAWAでは無料プランでも簡単に同期することができます。プレイリストを公開しない場合には、同期できないと1つの端末で作ったプレイリストを他の端末で作り直さなくてはいけませんが、AWAの場合には無料プランでも同期できるのでその手間をかけずに済みます。
歌詞表示
AWAの無料プランでできることには、歌詞が表示される機能がある、ということがあります。自分が効いている曲の歌詞を覚えて歌えるようにしたい、という人はたくさんいますが、カラオケのように歌詞表示されないと覚えることがなかなかできません。
その点、AWAでは無料プランでも歌詞を表示してくれます。カラオケのように曲に合わせて歌詞の色が変わっていくので、洋楽でもどこなのかがわかります。曲に合わせて歌を覚えやすいのはとても便利な機能です。
ハイライト再生
できることといっていいのか、できないことといっていいのかわかりませんが、AWAの無料プランではハイライト再生のみとなります。ハイライト再生というのは、曲の最も大切なサビのハイライトの部分だけを30秒ほど切り取って再生する、という意味です。AWAの無料プランではハイライト再生のみとなります。
楽曲のフル再生
AWAの無料プランでできないことには、楽曲のフル再生があります。無料プランでは30秒ほどのハイライト再生のみとなり、曲のすべてを聴くことはできません。しかし、ハイライトのみでもその曲の最も大切な部分を聴くことができるので、曲の雰囲気を味わったり、サビの部分を覚えたりすることはできます。
検索機能
AWAの無料プランでできることには検索機能もあります。AWAの検索機能とは、街中やカフェやテレビで流れている音楽をAWAのアプリに聞かせると、その楽曲を検索して表示してくれる、という機能です。
「この曲のタイトルとアーティストを知りたい」と思ったときに、AWAのアプリがあれば簡単に曲名とアーティストがわかるので、音楽に興味がある人にはとても便利な機能です。
オフライン再生
AWAの無料プランでできないことにはオフライン再生があります。何度も聞きたいお気に入りの曲や、地下などの電波環境の悪い所に行くことがわかっているときには、あらかじめ聞きたいプレイリストや楽曲をスマホにダウンロードしておけば、有料版ならオフライン再生ができます。
しかし、無料プランではオフライン再生はできません。スマホに電波が入りにくい所に行くときや、月間高速通信容量を使い切ってしまい、Wi-Fi接続できるところでまとめてダウンロードしたい、と思ってもそういったことはできないので注意しましょう。
時間制限なしでの利用
AWAの無料版で、楽曲のフル再生ができないことと並んで最も大きな制限というのは、1か月あたりに利用できる時間に制限がある、ということです。
有料プランでは時間制限なく好きなだけ使い放題できますが、無料プランでは1カ月に20時間までという時間制限があります。1日1時間使ってしまうと20日間しか使えません。時間制限がある、ということを考えて1日当たりの利用時間を工夫した方がいいでしょう。
AWAの無料プランの始め方
いろいろと制限はあるものの、AWAには他の同じような音楽アプリにはない楽曲もあることから、無料プランでハイライトしか使えなくてもAWAを使いたい、という人も少なくありません。こちらではAWAの無料プランを始める方法についてみていきましょう。
最初の30日間は制限なしで体験可能!
AWAのアプリを使い始めると、最初の30日間は有料プランを制限なしで無料体験できます。まずはAWAを無料体験してみて有料プランがいいと思えば2ヵ月目から課金しましょう。有料プランでなくても大丈夫だと思ったら、2ヵ月目から無料プランに切り替えれば無料プランを使い続けることができます。
AWAを始める方法
AWAを始める方法を具体的に見ていきましょう。AppストアかGoogle Playストアで「AWA」と検索してスマホにダウンロードします。
スマホにAWAのアプリをダウンロードしてアプリを開いたらこのような画面が出てきます。「0円で始める」をタップすると、各アプリストアでの料金支払いの手続きが行われます。料金支払いの手続きが終わると有料プランの1カ月無料体験ができます。
有料プランを体験しない場合には、「必要ありません」をタップすると通常の無料プランが始まります。
するとこのようなトップページが開きます。この中から気になるプレイリストやアーティストがいたらタップすれば再生されます。
画面の右下にある「検索マーク」をタップすると、曲名やアーティスト名で検索ができます。また周囲の音からの検索もこちらのページから行います。
AWAの無料体験終了前に解約する方法
1カ月間有料プランをフルで利用できるAWAですが、無料体験してみて有料プランは必要ないと思ったら解約することができます。AWAの解約方法についてみていきましょう。AWAの解約はAWAのアプリではなく、AppストアかGoogle Playストアから行います。こちらではAppストアで解約する方法についてみていきましょう。
まずはAppストアを開き、右上の「プロフィールアイコン」をタップします。
アカウントページの一番上のユーザー名とApple IDをタップします。
「登録」をタップします。
すると課金登録をしているアプリが表示されます。AWAを開いて「登録をキャンセルする」をタップすると解約できます。
尚、登録してから30日を過ぎると課金されてしまいます。無料体験だけで終了したい場合には、必ず登録から30日以内に解約手続きを行うようにしましょう。
AWAの無料版は制限が多いことに注意を!
この記事ではAWAの無料プランについてどんなことができるのか、ということについて詳しく見てきました。AWAには他の音楽アプリにはない楽曲が多いことから、AWAを使いたいという人はたくさんいます。しかし、月額1,000円未満であっても、どうしても無料で使いたいという人も少なくありません。
AWAは項目として挙げてみると、制限されている項目の数は多くないように思います。しかし、実際に使ってみると、楽曲のフル再生ができない点と、月間利用時間が20時間に制限されている、という点は大きな制限になってきます。その点も考えて、他の音楽アプリも検討してどれが使いやすいのか考えてみるといいでしょう。