【Android】アイコン画像変更方法!アプリを使った方法や名前変更も解説!
Androidを使っていると、丸いアイコン表示が今一つだと感じたり、かわいいアイコンに変更したいと思ったりすることがあります。そこで今回は、さまざまなアプリを利用して、あなたのAndroidスマホのアイコン画像やアイコンの名前を変更する方法をお教えします。
目次
- 1Androidのアイコン画像を変更できるアプリ
- ・個別に変更できるアプリ
- ・一括で変更できるアプリ
- ・Chromeのショートカットアイコンを変更する場合
- 2Androidのアイコンの名前を変更する方法
- ・Apex Launcher
- ・ADW Launcher 2
- 3Androidのアイコン画像を変更する時の注意点
- ・変更はホーム画面のみ適用可能
- ・過度な権限要求アプリは避ける
- ・アンインストールで設定が初期化される
- 4Androidを自作アイコン画像に変更する方法
- ・アイコン画像を作る
- ・作成したアイコンの保存方法
- ・変更内容をスマホに反映させる手順
- ・動作確認の方法
- 5Androidのアイコン画像を変更してオシャレに仕上げよう!
Androidのアイコン画像を変更できるアプリ
Androidスマホのカスタマイズの第一歩は、まずアイコン画像の変更から始めるのが普通です。アイコンを統一したイメージにしたり、気に入らないアイコンの画像を変更したり、自分だけのかわいいアイコンにしたりすることで、どこにでもあるAndroidスマホがあなただけの唯一のAndroidスマホに早変わりします。
ケースに凝るよりもお金をかけずに、あなただけのスマホを創り上げるための、Androidスマホのアイコン画像や名前を変更する方法をお伝えします。
個別に変更できるアプリ
Androidスマホのアイコン画像を変更するには、以下のふたつのパターンがあります。
- 画像を変更したいアイコンだけ個別に画像変更する
- すべてのアイコンをひとつのテーマで統一する
ここではまず、個別にアイコンを画像変更するアプリを紹介します。
Desktop VisualizeR
Desktop VisualizeRは、自作や拾い物の画像だけでなく、ほかのアプリのアイコンやアプリ内に隠されているアイコン画像、またはアイコン画像集のアイコンパックから好みのアイコンを選び、そのアイコンにさまざまなアプリの起動や動作を当てはめることができる、非常に高機能なAndroidのカスタマイズアプリです。
驚くべきはアイコンのみならずウィジェットの画像も変更できることです。そのため、ただTwitterアイコンを変更して、自分好みアイコンでTwitterを立ち上げるだけでなく、即座に投稿するためのTwitterの投稿ウィジェットを自分好みのアイコン画像に変更して利用することも可能です。
ただし、Androidのランチャーアプリによってはうまく作動しなかったという報告もあります。無料で利用できるアプリですから、そういった問題がないかを確認して利用してください。
アイコン始めました。
アイコン始めました。は、Android用のシンプルなアイコン画像変更アプリです。自作や拾い物の画像、ほかのアプリのアイコンやアイコン画像集のアイコンパックから好みのアイコンを選び、そのアイコンにさまざまなアプリの起動を当てはめて、好きな名前をつけてショートカットを作れます。
ただし、Android OS 8.0以降ではアイコンの右下にショートカットだとわかる小さなマークが付いてしまいます。これが不満なひとは、ほかのもっと高機能のアイコン画像変更アプリを使うことをおすすめします。
CocoPPa
CocoPPaは「可愛くかんたん」とある通り、かわいいアイコンがたっぷりあって、自分好みのアイコンに変更できるAndroidのアプリです。最初に「ラウンジ」タブで好きなデザインのアイコンパックをダウンロードして、その中から使いたいアイコンを選択します。アイコンパックに合わせてほとんどのアイコンを変更すれば、デザインも統一できます。
ただし、「アイコン始めました。」と同様、Androidのアプリのアイコンを変更するのではなく、ショートカットでアプリを呼びだす仕組みであるため、Android OS 8.0以降ではアイコンの右下にCocoPPaの文字が付きます。
一括で変更できるアプリ
つづいては、個別にAndroidのアイコン画像を変更するのではなく、Androidのホーム画面のアイコン画像をまとめて統一したデザインに変更できるアプリを紹介します。
フリーライン
フリーラインは正確にはAndroidのアプリではなく、統一したデザインのアイコン集です。主なアプリについて、シンプルなラインだけで記したアイコンが用意されています。これをホームアプリに適用することで、ほとんどのアイコン画像を一括でシンプルなデザインのアイコン画像に変換できます。
デザインはカッコいいのですが、その分壁紙を選び、白っぽい壁紙ではアイコンが見づらくなります。また人気のAndroidホームアプリには対応しているとはいえ、場合によっては対応していないホームアプリのユーザーもあるでしょう。まずはダウンロードして、自分のスマホで使っているホームアプリに対応しているかを確かめてください。
Nova Launcher(ホームアプリ)
Androidのホームアプリのいくつかでは、アイコンテーマを選んで、アイコンパックを選択すると、すべてのアイコンがまとめて統一したデザインのものに変更されます。人気のホームアプリのNova Launcherもそのひとつで、内蔵されたり、別途ダウンロードしたりしたアイコンパックをつかうことで、アイコン画像をまとめて変更できます。
こうしたホームアプリ用のアイコンパックは、先にお教えしたフリーラインだけではなく、ホームアプリ名とアイコンで検索することで見つけられます。Nova Launcher用のアイコンパックであれば、「Nova」と「icon」で検索するといいでしょう。
Chromeのショートカットアイコンを変更する場合
さて、よく使うサイトにアクセスしやすいように、Androidスマホのホーム画面にGoogle Chromeのショートカットを置くことはよく使う手です。しかし、その際サイトのファビコンがなくてGoogle Chromeのアイコンが使われたり、右下にGoogle Chromeのアイコンが入ったりするのが不便に感じられることがあります。
しかし、Nova LauncherなどのAndroid用ホームアプリなら、こうしたショートカットのアイコンを変更可能です。Nova Launcherでの変更方法は、画像を変更したいショートカットアイコンを長押しし、ポップアップメニューから「編集」を選びます。
そしてアイコンの画像をタップします。なお、このとき「アプリラベル」を変更すると、ショートカットの名前も変えられます。
つづいてアイコン画像をどこから持ってくるかを選択します。「内蔵」は各アプリに含まれているアイコンを、「ギャラリーアプリ」はスマホ内の画像を利用します。使いたいアイコンがない場合は「もっとテーマを見る」でGoogle Playから有料・無料のアイコンパックをダウンロードできます。
アイコンに使う画像を選択して、使用する範囲を決めたら「完了」を選択します。
すると、ショートカットのGoogle Chromeの小さなマークのない、純粋なアイコンを設定できました。
Androidのアイコンの名前を変更する方法
直前の「Chromeのショートカットアイコンを変更する場合」の、Nova Launcherでアイコン画像を変更する方法でも少し触れましたが、Androidのアイコンの名前は各種ホームアプリを使うことで変更可能です。この章では、Nova Launcher以外でAndroidのホーム画面のアイコンの名前を変えられる、ふたつのホームアプリを紹介します。
Apex Launcher
Apex Launcherは、Nova Launcherとほぼ同じ仕様のAndroid用ホームアプリです。そのためApex Launcherでアイコンの名前を変える方法もNova Launcherとほぼ同じで、名前を変えるアイコンを長押しして「編集」を選択して名前を変えます。アイコン名の文字色や文字サイズ、アイコンサイズの拡大縮小も無料版で利用できるのは嬉しい限りです。
ADW Launcher 2
ADW Launcher 2もApex LauncherやNova Launcher同様、名前を変えるアイコンを長押しして「編集」を選択する方法で名前を変えられます。1000万ダウンロードを超える人気のホームアプリですが、無料版ではApex Launcherでは可能だったアイコン名の文字色や文字サイズ、アイコンサイズの拡大縮小ができないのが残念です。
Androidのアイコン画像を変更する時の注意点
さて、ここまでAndroidスマホでホーム画面のアイコン画像やその名前を変更する方法をお伝えしてきましたが、アイコン画像の変更には実はいろいろと制限があります。以下にその注意点をお教えします。
変更はホーム画面のみ適用可能
ホーム画面上のアイコン画像や名前は変更できますが、ホーム画面に配置されていない、元々のアプリのアイコンや名前は変更できません。それは、共有ボタンを選択した際に表示される、アプリのアイコンや名前でも同様です。
実はホーム画面に置かれているのは、ブラウザのショートカットのみならず、アプリのアイコンもアプリ本体を呼びだすためのショートカットなのです。ホームアプリやアイコン変更アプリは、アプリ自体のアイコン画像を変更しているのではなく、ショートカットに当てられているアイコン画像を変更しているだけなのです。
そのため、アプリ本体のアイコンやアプリ本体を呼びだす共有ボタンのアイコンは、ここまでお伝えした方法では変更できないのです。
過度な権限要求アプリは避ける
ホームアプリやアイコン変更アプリのインストールの際には、アプリの権限を確かめてください。一般に、ホームアプリやアイコン変更アプリは、連絡先や位置情報などの情報を必要としません。にもかかわらず、こうした個人情報にかかわるような権限を要求するアプリを使うことは、個人情報漏えいの危険性が高いと見ていいでしょう。
危険なアプリを使わなくても、Google Playには安全でしっかり動作するホームアプリやアイコン変更アプリがあります。
アンインストールで設定が初期化される
ホームアプリやアイコン変更アプリで変更されたアイコンは、これらのアプリをアンインストールすると元のアイコンに戻ってしまいます。ホームアプリの場合は、ほかのホームアプリに切り替えた場合にも、アイコンは元に戻ります。これらのアプリのアンインストールは慎重に行ってください。
Androidを自作アイコン画像に変更する方法
それでは最後に、実際に自作アイコンを作成して、Androidに設定する方法を順に説明します。
アイコン画像を作る
まずはアイコンを作成します。お絵描きアプリやアイコン作成アプリで作るのもいいですが、簡単なものならAndroid Asset StudioのLauncher icon Generatorを使うのがおすすめです。「Images」タブで自作の画像のアイコン化もできますし、「Clipart」タグで出来合いの画像を流用したり、「Text」タグで文字アイコンを作ったりもできます。
完成したら右上のダウンロードボタンをタップします。
作成したアイコンの保存方法
ダウンロードしたアイコンは、ZIPファイルにまとめられていますので、ダウンロードフォルダにあるZIPファイルを、Files by Googleなどの適当なファイラーで展開します。すると、以下のアイコンが現れます。
mdpi……48pxの低解像度アイコン
hdpi……72pxの中解像度アイコン
xhdpi……96pxの高解像度アイコン
xxhdpi……148pxの超高解像度アイコン
xxxhdpi……256pxの超々高解像度アイコン
hi_res_512……512pxのアイコン
変更内容をスマホに反映させる手順
次は作成したアイコンを、Nova Launcherでホーム画面に配置します。置き換えたいアイコンを長押しし「編集」を選び、アイコンをタップし「ギャラリーアプリ」を選択します。そして「ファイル」を選んで「mipmap-hdpi」を開き、アイコン画像をタップします。
通常72pxのhdpiのアイコンで問題はありませんが、高解像度ディスプレイのスマホを遣っているのであれば、もっと解像度の高いアイコンを使うほうがいいでしょう。
アイコンを選んだら、「完了」をタップし、ショートカットの編集の画面でも「完了」を選択します。
動作確認の方法
これで画面上のアイコンは自作アイコンに変更されました。念のためにアイコンをタップして、ちゃんと動作するかを確認してください。
Androidのアイコン画像を変更してオシャレに仕上げよう!
以上、Androidスマホのホーム画面のアイコン画像や名前を変更する方法をお伝えしました。アイコンパックで手軽にアイコンを変更するなり、ひとつひとつお気に入りの画像に差し替えるなりして、あなた好みのアイコンで埋め尽くされた、あなたならではのスマホを創り上げてください。