Zoomミーティングは誰でも簡単に主催者になれますが、ホストになるためにはアカウントの作成が必要です。この記事では、Zoomミーティングを主催者として開催するときの、ホストの権限や、アカウントの作成方法、ホストとしての使い方について解説します。
Zoomのアカウントを作成すれば、誰でも簡単にZoomミーティングの主催者になれます。この記事では、開催する人に与えられる権限の詳細と、主催者としてのZoomの使い方について解説します。Zoomではミーティングを開催する主催者になって、開催する場合には、ホストにはどのような権限が与えられるのか、まずは解説します。
Zoomの主催者として与えられる権限には、ミーティングを開催中に参加者の音声やビデオのオンとオフを切り替える権限があります。とある参加者の周囲の音がうるさくて他の参加者の迷惑になる時などは、主催者の権限で音声を切ることもできます。
Zoomミーティングを始める前に、主催者はZoomのWebサイトのマイページで、参加者にチャットの利用を許可するかどうかを設定する権限があります。
チャットの利用を許可する場合でも、参加者同士のプライベートチャットを許可するかどうかも設定できます。チャットの設定の使い方はZoomのWebのマイページにサインインして「設定」からできます。
Zoomミーティングの主催者は、参加者の名前を変更することもできます。サインインしていない参加者が、名前の設定を適当にしてしまった場合に、参加者の名前が端末につけている名前のこともあります。
「iPhone」「iPad」「デスクトップ」など、参加者だけにしか分からない名前で参加してしまっている場合などには、主催者が参加者の一覧から名前を変更することができます。
Zoomのビデオ会議では、一人の特定の参加者がプレゼンを行ったり、講師として説明をしたりする場合もあります。全員に一人の参加者のビデオを固定する必要がある場合には、主催者の権限としてビデオの固定もできます。
ビデオの固定をしなくても、発言している人に注目できるように、スポットライトビデオ設定することもできます。スポットライトビデオの設定は主催者権限で可能です。
有料アカウントでZoomミーティングを開催している場合のホストの権限の中には、他の参加者やホスト権限を与えることもあります。
有料アカウントのホストは、ミーティングへの参加者の誰にでもホスト権限を与えることができます。ホスト権限を与えられた参加者は、参加者のビデオや音声のオンとオフを切り替えたり、クラウド録画のオンとオフを切り替えたりすることができます。
Zoomでクラウド録画ができるのはホストだけです。参加者もPCの内部ストレージに保存するローカル録画ならできます。しかし、参加者がローカル録画をするためには、主催者がWebのマイページで録画の許可を設定しておかなければいけません。
参加者にミーティングの録画や録音を許可するかどうかという権限も主催者が持っています。
Zoomでは発言に対して字幕を入力することもできます。字幕を入力してもらう参加者を、ホストが依頼することができます。
ミーティングの中で、不適切発言を繰り返すなど、他の参加者に迷惑をかける参加者がいる場合には、ホスト権限でその参加者をミーティングから削除することもできます。
削除したい場合には、参加者の一覧を開いて、削除したい参加者の詳細を開きます。まずはその参加者を待機室へ移動させます。待機室へ移動させた上で削除します。
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