ヤフオク!で落札後に「キャンセルしたい」と依頼された時の対処法を解説していきます。その他にも補欠落札者の繰り上げや発生する手数料、評価、支払い後の場合の返金方法等、ヤフオク!のキャンセル時の様々な疑問を解決していきます。
ヤフオク!落札後にキャンセルしたいと依頼されたことはありますか?出品している商品がスムーズに落札されて支払いや発送が遅滞なく行われればそれが一番いいですが、中には「やっぱりやめたい」と途中で申し出がある場合もあります。ヤフオク!落札後にキャンセルしたいと依頼された場合の対処法や手数料、評価がどうなるのかについて解説します。
依頼を受けた出品者が取れる選択肢は4つあります。これから紹介していく内容を踏まえて、どの対処法がいいかを考えましょう。
出品をキャンセルする際に一番気になるのは手数料がどれくらいかかるか、ということではないでしょうか?出品者か落札者のどちらの都合か、キャンセルのタイミングが落札前か後かによって発生する手数料は異なります。詳しく説明していきます。
落札者都合のキャンセルの場合は出品者に責任はありません。なので、落札者を削除することにより、手数料はかかりません。しかし、落札システム利用料が確定するタイミングで落札者候補が他にもいた場合は、手数料は自動的にかかってしまいます。1人削除しても自動的に他の補欠落札者が繰り上げになるため、全員削除しないと手数料はかかります。
「落札システム利用料が確定するタイミング」というのは次の画像の通りになります。
画像を見ると、4月16日から5月15日までの1か月間にオークションが終了した際には6月1日に落札システム利用料が確定することがわかります。例えば本記事を公開した11月9日にオークションが終了した場合、11月分の処理となり、落札システム利用料が確定するタイミングは12月1日ということになります。この日までに落札者の削除を行いましょう。
出品者都合の場合でも落札者削除をすれば手数料はかかりません。落札者都合と同様に落札システム利用料が確定する前に、購入者との話し合いを終わらせて対処しましょう。
落札後にキャンセルする場合には注意しなければならない点がいくつかあります。補欠落札者の繰り上げやキャンセルのタイミング、キャンセル時の評価等についてそれぞれ説明していきます。
ヤフオク!で落札後にキャンセルをした場合、次点の補欠落札者が繰り上げになります。補欠落札者は落札するかどうかを選ぶことができます。ここで次点の補欠落札者が取引に応じなかった場合は、またその次の補欠落札者へ繰り上げになります。このように繰り上げを繰り返していくと、どんどん価格が下がってくるので注意しましょう。
キャンセルしたい場合はできるだけ早めに言うことを強くおすすめします。支払い後ではキャンセルは不可能になります。支払い前でも支払い方法が確定した後だとキャンセルは難しいことでしょう。キャンセルするときは、キャンセルしたい旨をすぐに出品者に申し出るようにしましょう。
キャンセルした場合のヤフオク!自動評価についてはどうなるのでしょうか?落札者を削除する際は、必ず「出品者都合」か「落札者都合」かを選択する必要があります。出品者都合なら出品者に、落札者都合なら落札者に「悪い評価」が自動的に付きます。
ヤフオク!で悪い評価がつくと今後他の取引をする際にも支障が出ます。具体的には、信頼性が落ちるので出品者から入札取り消しされる可能性があります。極力悪い評価はもらいたくないと考える人も多いでしょう。キャンセルしたいが自動評価で悪い評価をもらいたくない場合はどうしたらいいのでしょうか?
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