漫画アプリ「XOY」がLINEマンガに移行した理由は?評判・過去作品など解説!

韓国の人気漫画を無料で読める漫画アプリ・XOYが2019年1月18日をもってサービス終了し、現在ではLINEマンガと統合されています。XOYで連載されていた漫画がLINEマンガに移行した理由や、おすすめの人気作品などをまとめました。

目次

  1. 1XOY(ジョイ)とは?
  2. XOYの特徴
  3. XOY漫画アプリは完全無料で読める
  4. XOY漫画はカラー作品で縦読みができる
  5. 2XOY漫画アプリがLINEマンガに移行する理由
  6. XOYがLINEマンガに統合される
  7. LINEマンガの方が収益が高い
  8. 3XOY漫画からLINEマンガに移行に対する読者の評判は?
  9. LINEマンガでの評判
  10. LINEマンガは無料で読めない
  11. LINEマンガは使い勝手が悪い
  12. 4XOY漫画はLINEマンガへ移行した過去の作品は読める?
  13. 過去の漫画はポイントの購入が必要
  14. LINEマンガは連載系だと一気に読むことができない
  15. 5XOY漫画アプリ人気作品
  16. 神之塔
  17. 外見至上主義
  18. 女神降臨
  19. 6XOYがLINEマンガに移行で全話が無料で読めない

XOY(ジョイ)とは?

XOYとは、2016年に韓国の네이버웹툰(NAVER WEBTOON)社が日本で開始した無料漫画アプリのことです。XOYと書いて「ジョイ」と読みます。

月間アクティブユーザー数が200万人を超えるほどの人気を誇っていましたが、2019年1月18日をもってXOYのサービス提供が終了過去にXOYで連載されていた漫画作品の大半は、LINEマンガに移行しています。

数ある漫画配信サービスの中で、何故XOYがこれほどの支持を得ていたのか?ここでは、XOYの特徴や人気の理由について見ていきましょう。

XOYの特徴

XOYは韓国のNAVER WEBTOON社のサービスであり、主に「WEBTOON」というデジタルコミックサイトに掲載されている韓国の漫画作品が配信されていました。

iOS版またはAndroid版のXOYアプリをダウンロード・インストールすれば、モバイル端末を使って好きなタイミングで韓国の人気漫画を読むことが出来ました。(現在ではXOYアプリの配信は終了。)

しかもXOYで連載されていた漫画は日本語に翻訳されていて、登場人物の名前まで日本の人名に変更されている作品が少なくありません。ハングル(韓国語)が分からない日本人でも気軽に読める魅力がありました。

XOY漫画アプリは完全無料で読める

XOY漫画アプリの評判が非常に良かった理由として、過去話から最新話までの全エピソードを完全無料で読むことが出来たシステムが挙げられます。

多くの漫画配信アプリは、一話のみ無料で他のエピソードを読むためには一定時間待つか課金しなければならないというルールを採用しています。

その点、XOYアプリなら待機時間も課金も一切必要なし。おまけに読書の集中を阻害する鬱陶しい広告表示すら無く、どの漫画作品も自由に読める良心的なサービス環境が構築されていたのです。

XOY漫画はカラー作品で縦読みができる

XOYアプリで連載されていた漫画には、読者と等身大のキャラクターが繰り広げる日常的なストーリーをテーマにした作品が多いという特徴がありました。

韓国と日本。国は違えど、仕事や恋愛で悩む登場人物たちのリアルな生き様には共感するものがあり、韓国の文化に興味のある多くの日本人ユーザーから大評判となっていました。

また、XOYアプリの連載作品の大半がフルカラーに対応していました。次のページに移動する際には縦にフリックする仕様になっていて、横スクロールよりも素早く読み進められるのが特徴的です。

XOY漫画アプリがLINEマンガに移行する理由

2018年7月に、XOYアプリを運営していたNAVER WEBTOON社は、LINEマンガを展開しているLINE Digital Frontier社との提携を発表しました。

現在ではXOYの全サービスがLINEマンガと合併し、公式サイトにアクセスしてもXOYで連載されていた過去作品の情報は表示されません。

圧倒的人気を誇っていたXOY漫画アプリが何故LINEマンガに移行することになったのか?ここからは、その経緯や移行の理由について見ていきましょう。

XOYがLINEマンガに統合される

2018年9月13日、XOYの公式サイトにて「作品の掲載方式の変更に関するお知らせ」が公表されました。

LINE Digital Frontier社との事業提携により、XOYアプリで連載中(または完結)の漫画作品がLINEマンガに移行されることが正式に発表されたのです。

2018年9月~10月頃からXOYの連載作品が順次LINEマンガに移行。XOYアプリでは各作品を数話だけ掲載して、「続きはLINEマンガで」という配信手法が取られました。(ただし「慄然」・「霊道」・「呪電」の3作品は諸事情により移行されず。)

そして2019年1月18日をもって、XOYの全サービスが終了。

現在では、XOYアプリで連載されていた人気漫画作品の大半はLINEマンガユーザーのみ閲覧できる状態になっています。

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LINEマンガの方が収益が高い

XOYがLINEマンガと統合した理由は、NAVER WEBTOON社およびLINE Digital Frontier社から公式に発表されていません。

これはあくまでユーザー目線の憶測に過ぎませんが、XOYがLINEマンガに移行した理由は「社内戦略」の関係である可能性が高いです。

というのも、NAVER WEBTOON社とLINE Digital Frontier社は同じNAVER(旧NHN)グループの企業であり、今回のXOYの移行は買収によるものではありません。LINEブランドを活用して両サービスを統合することで、グループの収益性をさらに高めることが目的と考えれば合点がいきます。

NAVERの収益モデル

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韓国の네이버(NAVER)は、無料SNSアプリ「LINE」や「NAVERまとめ」などのサービスで大成功を収めたように、非常に優秀な企業です。

LINEを使っている方の中で、「なぜLINEはタダなのか?」と無料で利用できる理由を不思議に思ったことのある方もいるのではないでしょうか?その理由を簡単にまとめると、以下のようなビジネスモデルによって成り立っています。
 

  1. 無料で多彩なコミュニケーションサービスを利用できることを謳って、LINEアプリの利用者数を徹底的に増やす
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この記事のライター
シンタロー
おすすめアプリやWebサービスの使い方など、IT関連の気になるテーマを分かりやすく解説いたします。

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