Wayback Machineの使い方!過去のWebページの閲覧方法や削除方法を解説!

Wayback Machineの使い方を解説します。Wayback Machineは過去のWebページを閲覧できる便利なアーカイブサイトです。非営利団体Internet Archiveが運営するサイトで、誰でも無料で利用できます。

目次

  1. 1Wayback Machineとは?
  2. Internet Archive が保存している過去のサイトが閲覧できる
  3. 検索欄にURLを入力して利用する方法
  4. キーワードで検索する方法
  5. 2Wayback Machineの使い方:過去のWebページを見る
  6. Wayback Machineに過去のデータを参照する方法
  7. 3Wayback Machineからサイトを削除する
  8. Wayback Machineのサイト情報を削除する方法
  9. 4Wayback Machineのアクセスを制限する
  10. ドメインでアクセスの制限をする方法
  11. ディレクトリでアクセスを制限する方法
  12. 個別ページでアクセスを制限する方法
  13. 5Wayback Machineにサイトページをアーカイブする
  14. アーカイブする方法は2種類ある
  15. 自動保存する方法
  16. 手動保存する方法
  17. 6Wayback Machineは過去のサイトを見ることができる

Wayback Machineとは?

インターネットを閲覧していて、いつも閲覧していたWebサイトを久しぶりに開いたら「サイトが見当たりません」というメッセージが表示されて、Webサイトのページが全て閉鎖されていたという経験はありませんか?

特定のWebサイトをいつも閲覧していると、勝手な思い込みで、Webサイトは永久になくならないような勘違いをしてしまいがちです。しかし、「必要な時にみれば良い」とたかをくくって、大事な情報と思っていてもメモせずにいると、突然Webサイトが閉鎖して泡を食ってしまうことがあります。

そんなときに頼りになるのが、今回紹介する「Wayback Machine」というサービスサイトです。「Wayback Machine」を利用すれば、閉鎖してしまったWebサイトでも、後から閲覧できる可能性があります。

以下、失ったWebサイト情報の閲覧に利用できる便利サイト「Wayback Machine」の特徴と使い方についてレビューします。

Internet Archive が保存している過去のサイトが閲覧できる

出典: https://archive.org/web/

「Wayback Machine」は、Internet Archiveという非営利団体が運営するサービスサイトです。Internet Archiveは1996年に米国で発足した団体で、1996年以降の世界中のWebサイトページのアーカイブを収集し続けています。

Internet Archiveの運営は寄付金で賄われているため、一般ユーザーはすべてのWebサイトページのアーカイブデータを無料で利用できます。Internet Archiveが収集したWebサイトページのアーカイブデータに関しては、2016年10月の調べでは2,790億以上のデータが保存されていることが確認されています。

検索欄にURLを入力して利用する方法

「Wayback Machine」の基本的な使い方が、「Wayback Machine」のホーム画面に表示されている検索欄にURLを入力して利用する方法です。「Wayback Machine」の公式サイトにアクセスして、過去のWebページのURLを入力します。

WebサイトのURLを検索すると、カレンダーでWebサイトがアーカイブされた日付がカラーマーキングされて表示されます。

閲覧したいアーカイブの日付をクリックすると、アーカイブされた時刻がポップアップで表示されます(同じ日付で複数回アーカイブされた場合は複数の時刻が項目表示されます)。閲覧を希望するアーカイブの保存時刻をクリックすると、該当するWebサイトのページが表示されます。

キーワードで検索する方法

また、「Wayback Machine」では、WebサイトのURL以外に、キーワードで検索する方法・使い方もあります。

キーワードで検索する手順

「Wayback Machine」でキーワードで検索する使い方も基本的な手順は同じです。URLと同じように検索欄にキーワードを入力して検索すると、キーワードに関連すると思われるWebサイトが一覧表示されます。

一覧表示の中から閲覧を希望するWebサイトのURLもしくはサムネイルをクリックすると、URL検索と同じようにカレンダーでアーカイブ履歴が表示されます。それ以降の手順・使い方はURL検索と同じです。

Googleマップをホームページに埋め込み!API仕様変更後も無料で地図を表示させるには?
Googleマップが新サービスに移行したため、今までをホームページに埋め込みマップが表示され...

Wayback Machineの使い方:過去のWebページを見る

次に、Wayback Machineで過去のWebページを閲覧する際の、具体的な手順・使い方を解説します。

Wayback Machineに過去のデータを参照する方法

まず、「Wayback Machine」の公式サイトにアクセスしましょう。以下のリンクからアクセスできます。

Wayback Machine

過去のデータを参照する手順

公式サイトにアクセスしたら、画面上方に表示されている検索枠に、過去にアーカイブされたデータを閲覧したいWebサイトのURLを入力して検索します(既に閉鎖されたWebサイトのURLでも構いません)。

検索結果が表示されると、該当するWebサイトのアーカイブ履歴が表示されるので、まず、閲覧を希望するアーカイブ年(Webサイトデータが保存された年)を選択します。

アーカイブ年を選択すると画面下方にその年のカレンダーが表示されます。丸くカラーリングされている日付がアーカイブデータがある日付なので、任意の日付をクリックするとアーカイブ時刻がポップアップ表示されます。

時刻のリンクをクリックすると、アーカイブされたWebサイトページが表示されます。

関連するまとめ

関連するキーワード

この記事のライター
KOUSUKE
困ったときに役に立つ情報、今気になっている情報をピックアップして分かりやすく解説していきます。

人気の記事

新着まとめ