スマホのmicroSDカードの交換方法と、現在Android8.0以降のスマホで一部のアプリで可能な、アプリを本体からSDカードに移行する方法も合わせて説明しています。SDカードの交換で容量アップとスピードアップで、動画撮影はいかがでしょうか。
最近は音楽やビデオの配信サービス、ブラウザで読めるマンガ(電子書籍)など、WiFi環境が整っていれば、ダウンロード不要のサービスが多くなって、スマホでの利用も便利になりました。
しかし、通信環境の悪い場所もありますので、microSDカードはまだまだスマホに必要なストレージです。microSDカードには現在3つの容量の規格があります。
スマホで使う時の注意点は、交換するSDカードの動作確認済み最大容量です。説明書に記載がありますので、チェックをおすすめします。
ファイルサイズの目安は、音楽ファイルでは、高音質(256~320Kbps)でアルバム単位、1枚平均100MBとすると、アルバム100枚でわずか10Gです。スマホにダウンロードする動画の場合は、例としてAmazonPrimeビデオの場合、ダウンロードのサイズの目安は、「最高画質で、1時間あたり約1.82G」となっていますので、映画1本90分として、10本ダウンロードして、約27GBになります。
SDカードには、スピードクラスという読み書きの速さを表す規格もあります。特にビデオカメラなどで、録画・再生に使う場合は、そのビデオカメラに記載されているスピードに合ったものを選ばないと、処理が追いつかなくなります。このSDカードのスピードクラスにも現在3つの規格があります。
さて、バックアップの基本は、元とは異なるストレージにコピーをひとつ作ることですので、とりあえずは今までスマホに取り付けていたSDカードのデータをPCにコピーすることから始めましょう。
SDカードの取り付け・取り外しには、スマホのストレージ設定の中に解除方法があります。PCでは、「安全な取り出し」を利用して、交換作業を進めましょう。
スマホで使っていたmicroSDカードを交換するときのポイントについて。
今まで使っていたスマホのmicroSDカードを取り外し、パソコンにアダプタを使ってスマホのSDカードを取り付けます。そして、パソコン内の任意の場所にフォルダを作って、そのフォルダの中にスマホで使っていたSDカードのデータを全部コピーして、バックアップを作ります。
スマホに取付ける交換用の新しいmicroSDカードに、先程PCにコピーしたバックアップを貼り付けます。処理が終了したら、パソコンから「安全な取り出し」をして、SDカードを外してスマホに取り付けます。これで入れ替えは完了です。
microSDカードを交換する時に、そのまま引き抜くのは故障の原因になります。
上の画像のように、SDカードを取り外しや交換のときは「マウント解除」をタップします。
スマホのmicroSDカードのファイルシステムは、自動的にFAT32形式でフォーマットされます。上の画像のように、スマホの「設定」メニューから「ストレージ」に関する項目に入っていくと、スマホ本体でも、SDカードをフォーマット(初期化)できます。
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