楽天モバイルの電波は悪い?通信速度やドコモ回線との品質の違いを解説!

楽天モバイルは電波が悪いという噂を聞いたことはありませんか?大手キャリアと比べて格安SIMの通信速度は著しく遅い、というイメージを持っている方もいるでしょう。楽天モバイルとドコモ回線との電波の違いや繋がらない時の原因及びその対処法について紹介していきます。

目次

  1. 1楽天モバイルの電波は悪いのか?
  2. 楽天モバイルはドコモと同じ回線
  3. 音声通話はドコモの品質と同じ電波
  4. 通信速度は違う
  5. 2楽天モバイルとドコモ回線の電波の違い
  6. 回線混雑時の通信速度
  7. MVNOの通信設備
  8. 3楽天モバイルが繋がらない原因
  9. 回線が込み合い速度低下している
  10. スマホ端末自体の問題
  11. 楽天モバイルの契約者が多い
  12. ネットワークが増強があまりされていない
  13. 4楽天モバイルで電波状況を改善する方法
  14. 端末の対応バンドを確認する
  15. サポートセンターに問い合わせる
  16. 5楽天モバイルは自社回線が始まる予定
  17. 2019年10月以降に順次運用開始
  18. 6楽天モバイルの電波が悪いと感じたら知っておこう

楽天モバイルの電波は悪いのか?

楽天モバイルは格安SIMの中でもトップシェアを誇っていますが、通信速度が遅いと不満を持っているユーザーもいます。果たして電波が悪いというのは事実なのでしょうか?本記事ではこの疑問を解決していきます。まずは楽天モバイルとドコモ回線の関係性や違いについて説明していきます。

楽天モバイルはドコモと同じ回線

格安SIMは大手キャリアから回線をレンタルして利用しています。楽天モバイルはドコモからレンタルしているため、楽天モバイルとドコモは同じ回線を使用しています。つまり、大手キャリアであるドコモから楽天モバイルに乗り換えた場合は、通信エリアは変わりません。

音声通話はドコモの品質と同じ電波

楽天モバイルの音声通話はドコモの音声通話と同じ電波で同じ品質です。これは楽天モバイルに限った話ではありません。音声通話の品質は、どの格安SIMでもレンタル元のキャリアと同じになります。格安スマホに乗り換えたら音声通話の品質が著しく下がるのではないかと心配する必要はありません。

ドコモの通話サービスは『VoLTE(HD+)』というのものです。従来の音声品質と比べてより肉声に近いクリアな音質が利用可能となっています。しかし全機種が対応しているわけではありません。Androidは対応していますが、iPhoneは非対応です。iPhoneでは従来の『VoLTE』が利用可能です。格安SIMの楽天モバイルでも高品質が体感できます。

通信速度は違う

楽天モバイルとドコモは同じ回線を使用しているので、利用可能なエリアが同じで音声通話の品質も同じです。しかし、通信速度は違います。同じ回線であるのになぜ通信速度だけ異なるのでしょうか。それは、使っている回線が同じでも、レンタルしている立場である格安SIMの速度がレンタル元の大手キャリアにより制限されているからです。

電車を例に考えてみましょう。電車が回線で、乗客がユーザーとします。大手キャリアは10両ある電車(データ回線)を所有しています。格安SIMもその電車に乗りたい(大手キャリアの回線を使用したい)と考えます。大手キャリアはその電車の1両目だけを貸し出します。乗客(格安SIMユーザー)は1両目にどんどんと入っていきます。

格安SIMは同じ電車に乗ること(同じ回線を使うこと)はできましたが、1両目しか使用許可されていないので乗客(格安SIMユーザー)が増えていくとすぐ満員(回線の混雑・通信速度の低下)になってしまいます。反対に大手キャリアは他の9両を使えるので、なかなか満員にはなりません。同じ電車(回線)でも乗客(ユーザー)のキャパシティが違います。

楽天モバイルとドコモ回線の電波の違い

具体的に楽天モバイルとドコモ回線の電波はどのような違いがあるのでしょうか。電波の特徴について説明していきます。

回線混雑時の通信速度

朝の通勤ラッシュや昼間、夕方のデータ回線が混雑している時間帯は、通信速度に差が出てきます。回線混雑時の通信速度はドコモユーザーが優先されるので、楽天モバイル等の格安SIMの電波は制限され速度低下を引き起こします。ドコモは回線の貸し主なので、ドコモユーザーが楽天モバイルユーザーに比べて優遇されるのは仕方がありません。

通常時は特段不自由なく使えますが、回線が混雑する時間帯は著しく速度低下が発生します。特に12時代が非常に混み合います。この時間帯はWeb閲覧やYouTubeの視聴等、通信量の多い作業はオススメしません。楽天モバイルユーザーの方は、お昼や夕方の時間帯を避けた方が速度低下に悩まされずストレスフリーにスマホを使うことができます。

MVNOの通信設備

通信速度は当然、回線レンタル元の大手キャリアに依存しますが、それ以外にも通信速度を左右するものがあります。それはMVNOの通信設備です。MVNOとは無線通信回線設備を開設せずに、自社のサービスとして携帯電話・PHS等の通信サービスを行っている事業者のことです。格安SIM会社の通信設備の違いが大手キャリアとの差の要因の一つです。

MVNOの通信設備はそれぞれの会社によって性能が違います。回線は大手キャリアからレンタルしているものの各社の通信設備に違いがあるので、同じ回線を使っていても楽天モバイルとドコモでは電波及び通信速度に差が出るのです。大手キャリアと比較して電波が悪い、すぐに繋がらないのはMVNOの通信設備が大手キャリアと同スペックでないためでしょう。

楽天モバイルが繋がらない原因

楽天モバイルが繋がらない原因はいくつか考えられます。今まで説明した大手キャリアによる制限やMVNOの通信設備のスペックの話と少し重複する部分もありますが、電波が悪い主な原因について説明していきます。

回線が込み合い速度低下している

まず挙げられるのが回線の混雑です。楽天モバイルユーザーは数が非常に多いこともあり、この問題が解決する望みは薄いといえるでしょう。昼や夕方に電波が悪いことは避けられません。混雑時間帯はすぐに繋がらないことは覚悟しましょう。自宅にいる場合はモバイル通信からWi-Fi接続に切り替えると良いでしょう。

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この記事のライター
shyguy
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