「Onkyo HF Player」はAndroid,iPhoneで、ハイレゾ音楽を再現できるアプリです。使い方は、イコライザーで直感的に操作でき、”ひずみ”や”雑音”を補正することができます。「Onkyo HF Player」の使い方は、本記事で分かります。
最近耳にする「ハイレゾ音源」「ハイレゾ音質」、「Onkyo HF Player」はそんな、ハイレゾ規格で記録された音楽を再生する、音楽アプリケーションです。使い方はやさしく直感的に操作でき、音質も従来のCDを上回り人気のアプリです。
ユーザーのレビューでも高評価で、「Onkyo HF Player」はAndroidでもiPhoneにも対応済みの音楽アプリとして、スマホにインストールしてハイレゾ音源を、高音質に再生することができます。
ハイレゾ音源とは分かりやすく説明すれば,「CD」の倍以上の「周波数」と「音質情報」で「音楽」を再現している音源ということです。デジタルでありながら、よりアナログに近い柔らかさ、滑らかさを表現できます。
「CD」はCD-DA(Compact Disc Digital Audio)の規格で、サンプリング周波数44.1キロヘルツでレコーディングされます。規格制定当時は人の聴覚には、十分なデータ量とされていました。※実際に聞くことのできる周波数はサンプリング周波数の1/2(半分)です。
しかし、人の耳では聞き取れない高音域(22キロヘルツ以上の高音)は規格上収録できないことや、従来のデジタルCDでは、滑らかなアナログ曲線を階段状の曲線で表現されるため、聞く人が違和感を感じるなど、音質の向上が求められてきました。
そこで「ハイレゾ音源」では、従来の「CD」の音質を改善するために、新しい規格で登場しました。CDの規格44.1kHz/16(bit)をはるかに超える、96kHz/24bitや192/24bitの「ハイレゾ音源」です。これにより今まで切り捨てられていた、高音域も収録され、かつ滑らかさも再現されるようになりました。
「Onkyo HF Player」はオーディオメーカーである「ONKYO」が作成、提供しているところに信頼性があります。
オーディオメーカーらしく、イコライザなど細部にまでこだわった、音楽再生アプリになっています。なお「イコライザの使い方」は、後半の記事で詳しく解説しています。
音楽再生アプリ「Onkyo HF Player」は、無料版、有料版、合わせると多数の音楽規格の「フォーマット」に対応しています。はじめに、Onkyo HF Player対応のフォーマットの種類を、その後にAndroid,iPhone(無料版、有料版)に、Onkyo HF Playerをインストールした際の、フォーマットの種類を記載してあります。
WAV | 100(原音のまま) | 大変良い | |
AIF | 100(原音のまま) | 大変良い | |
FLAC(ハイレゾ) | 60~70(原音に対しての圧縮) | 大変良い | |
ALAC(ハイレゾ) | 60~70(原音に対しての圧縮) | 大変良い | |
MQA | 15~20(原音に対しての圧縮) | 良い | |
MP3 | 10~20(原音に対しての圧縮) | 良い | |
AAC | 10~20(原音に対しての圧縮) | 普通 | |
OGG Vorbis | 10~20(原音に対しての圧縮) | 普通 | |
WMA |
|
普通 |
「ハイレゾ」に厳格な決まりはなく、CDの規格(42kHz/12bit)を超える、96kHz/24bit以上であるというのが、ハイレゾのイメージですが、Androidスマホはハイレゾに対応していますが、iPhoneやiPadはハイレゾ音源に対応していません。
その上、Onkyo HF Player「ios版」の「無料版」では、表に記載されている通り48kHzまでの「ALAC」しかサポートされず、これはハイレゾ規格に及びません。ハイレゾで視聴しようとすると「有料版」に切り替えるしかありません。
上記の通り、iPhoneのOnkyo HF Player「無料版アプリ」は、ハイレゾに対応していませんが,「ios対応」のポータブルアンプ(DAC)とヘッドホンを、iPhoneに接続することで「ハイレゾ音質」が視聴できます。この場合「無料版」でも問題ありません。
「Onkyo HF Player」をスマホにダウンロードするには、Androidは「Playストア」から、iPhone,iPad,iPodなどiosデバイスは、「App Store」からダウンロードしてインストールします。はじめに「iPad」の解説を、次に「Android」のダウンロードを解説します。
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