パソコンで特定の音源を分割したり、長さを編集したりするにはツールやソフトを使用することになります。今回は、mp3DirectCutと呼ばれる音声ファイル編集ソフトを紹介します。mp3DirectCutのインストール方法と使い方まで解説します。
Windows10などのパソコンを使用して音楽ファイルの編集をしたいという時には、なにかしらの編集ツールやアプリケーションを端末にダウンロード、インストールをして行うことになります。簡単に細かく編集できるソフトは標準装備ではなかなかありません。そのために、今回はmp3DirectCutと呼ばれるフリーソフトを紹介していきます。
mp3DirectCutというのは、Windowsのパソコンなどにインストールして使えるフリーソフトのことです。主な機能として、任意の音声ファイルを分割することができます。ご自身で収録した音源をセクションごとに分割して、管理しやすくできるなど便利なソフトです。mp3DirectCutは分割の他にも細かく編集をすることが可能です。
mp3DirectCutを使って音声ファイルを編集することのメリットとしては、音質の劣化をさせることなく編集ができるという点です。どうしても編集を重ねることで軽いファイルに変換されてしまうなどの心配もありますが、mp3DirectCutは、そのまますぐに編集ができますので、編集中の音声ファイルの劣化を防ぐことができます。以上がメリットです。
mp3DirectCutの機能や仕組みがわかったところでいよいよダウンロード、インストールをしていきましょう。ここからはサイトでのmp3DirectCutのダウンロード、インストール方法と言語の設定方法まで解説していきます。フリーソフトは海外のものが多いので日本語ではない表記に心配してしまいがちですが、mp3DirectCutは日本語の設定が可能です。
まずはmp3DirectCutを使用中のパソコンにダウンロードしてみましょう。このソフトはダウンロードページにも記載がありますように、それほどHDDの空き容量を心配する必要はありません。フリーソフトですので、「最新バージョン」をクリックして早速ダウンロードを始めてください。互換性の問題で使用できない際は旧バージョンをご利用ください。
パソコンにダウンロードかできましたら、そのファイルを展開させてください。そしてmp3DirectCutのインストールに移りましょう。mp3DirectCutのアプリケーションファイルを保存しておくディレクトリを選択し、インストールが完了するまで待ちましょう。mp3DirectCutのインストールはそれほど時間を要しませんのですぐに完了します。
mp3DirectCutがパソコンにインストールできましたらいよいよソフトを起動する段階になります。mp3DirectCutは標準設定が日本語でなく英語の表記になっています。英語の表記でも差し支えないという方は次の見出しの「mp3DirectCutの使い方」まで進めてください。言語を日本語に設定するには、初期画面に表示された部分から行います。
「Please select a language」というダイアログが表示されますので、このタブの中から日本語である「Japanese」を見つけて選択してください。タブの中の選択肢から日本語以外にも非常に多くの言語が使えることがわかります。言語を日本語に設定できた方は、実際にmp3DirectCutを使っていきます。次に進んでください。
実際にmp3DirectCutを使用していきます。簡単にこのソフトでできることをまとめておきます。mp3DirectCutでは直接音声ファイルを編集することができるので、形式を圧縮することなく音声編集ができます。一部を削除することもでき、分割はもちろんのこと、範囲を指定した音声の編集も可能です。それでは1つずつ使い方を説明します。
まずは音声ファイルの編集をするための基本的な方法を解説していきます。まずは編集したい音声ファイルを呼び出します。音声ファイルを読み込むには、左上の「ファイル」をクリックしてください。表示されたメニューから「開く」をクリックして、編集したい音声ファイルを探し出してください。また、WAVなど非圧縮ファイルは編集できません。
読み込ませた音声ファイルの波形が表示されます。この音声をまずは再生させてください。再生させる中で要らない部分を発見しましたらその部分をマウスで選択し、最後にキーボードの「C」をタイプすることで削除することが可能です。もし選択した部分が少し違った場合は、「ctrl + Z」のコマンドで元に戻すことができますので使てみてください。
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