ニュースなどで話題になった「漫画村」。漫画村の後継サイトとして「漫画塔(タワー)」と「山頂」が登場。漫画塔(タワー)は閉鎖されましたが、新たな後継サイトとして山頂が誕生。そこで、山頂ってなに?他にも漫画が無料で読めるサイトってないの?などについて解説します。
昨年、違法サイトとしてニュースなどで話題となった「漫画村」。漫画村の代わりの後継サイトとして「漫画塔(タワー)」が誕生し、瞬く間にSNSで拡散されました。しかし、漫画村とは違い、数日で閉鎖されました。
「漫画塔(タワー)」は、マンガや雑誌などが無料で読める海賊版サイトとして話題になった「漫画村」の代わりとなった後継サイトです。しかし、漫画塔のことがSNSなどで拡散された途端に閉鎖され、現在は見ることができません。
「漫画村」は2016年に登録無料で漫画が読み放題だとして多くの人が利用していましたが、掲載している漫画は著作権者に無断でアップロードしていたため問題になり、後に閉鎖されました。
そもそも、漫画塔が漫画村の後継サイトと言われている理由は、類似点の多さにあります。例えば、漫画塔のマンガコンテンツが漫画村並みに充実していた点や両者のページレイアウトが酷似していた点、漫画村のマスコットキャラクターだった「らりっくま」が漫画塔にも存在していた点などです。
以上のことから、漫画塔と漫画村の運営者は同じと考えていた人も多かったようですが、実際は違いました。
「漫画塔(タワー)」が閉鎖された経緯について解説します。
2018年10月4日に漫画塔の公式Twitterは「フリーブックスや漫画村の代わりになる漫画無料サイトを紹介!!漫画塔!!!」とツイートしました。しかし、2018日10月9日にアクセス不可能となり、公式Twitterは「私たちは閉じられ、永遠に閉じたままです」「永久閉鎖された!!!!」とツイートされ、サイトが完全に閉鎖されたことを報告しました。
漫画村の代わりと言われた「漫画塔(タワー)」は、2018年10月9日にアクセス不可能となり、すぐに閉鎖されました。その同日、漫画村の運営者が特定されたというニュースが流れました。このことも、漫画村と漫画塔の運営者が同じなんじゃないかと言われていた原因です。何回も言っていますが、漫画村と漫画塔の運営者は違います。
単純に、漫画塔の運営者が、漫画塔の話題が大きくなっているため、漫画村のように騒がれたくなかったというのが一番有力な理由のようです。
漫画村が閉鎖してから、TwitterなどのSNSで、漫画村・漫画塔(タワー)の代わりとなる「漫画村ー山頂ー」が存在するという情報がありました。しかし、実際のところ「山頂」は存在しません。
「山頂が存在する」という情報が広まった理由として、諸説ありますが、漫画村の代わりのサイトがあるというデマ情報に踊らされている人たちを嘲笑っていただけというのが有力です。
ツイートを見てわかるように、「漫画村 山頂」というアプリは存在したようですが、漫画村のようなサービスは提供しておらず、漫画村とは全く関係のないアプリだったようです。アプリのレビューでも、「ほとんど見れない」や「掲載数が少ない」など悪いコメントが多くみられました。
上記で紹介してきたように漫画村の後継サイトと言われた漫画塔(タワー)と山頂。実はそれら以外にも後継サイトと言われていたサイトがいくつかありましたので紹介します。
<漫画村の後継サイトと言われたサイト>*噂だけのものも含みます。
漫画タウン、漫画カントリー、漫画シティ、漫画ビレッジ、マンガ図書館Z、Rawシリーズ、MangaNetabare
「manga ROCK」は完全無料で10,000冊以上のマンガをアップロードしています。iOS、Androidどちらでもアプリとしてダウンロードできます。スクロールも縦横両方に対応しており、広告もたまに表示されるぐらいなので使いやすさも抜群です。
しかし、サーバーが、アメリカのカリフォルニア州サンフランシスコにあるので英語やスペイン語、フランス語などにしか対応しておらず、日本語版がありません。他の性能が良い分、少し残念ですが、英語の勉強ができると思えばいいかもしれません。
漫画村はユーザーのCPUを利用して仮想通貨のマイニングをしていたことが分かっています。
「仮想通貨のマイニング」とは、ブロックチェーン(取引記録)を作っていく過程で計算処理を行う代わりに仮想通貨をもらうというもの。この計算処理を漫画村ユーザーのパソコンやスマホで行って、仮想通貨を手に入れていたということです。
実際に、漫画村にアクセスすることで、ユーザーのデバイスは他サイトを閲覧するときよりもバッテリーの減りが早くなっていました。
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