2019年04月08日更新
漫画村の後継サイト「漫画塔(タワー) 」も閉鎖!代わりの山頂についても解説!
ニュースなどで話題になった「漫画村」。漫画村の後継サイトとして「漫画塔(タワー)」と「山頂」が登場。漫画塔(タワー)は閉鎖されましたが、新たな後継サイトとして山頂が誕生。そこで、山頂ってなに?他にも漫画が無料で読めるサイトってないの?などについて解説します。
目次
- 1漫画村の後継サイト「漫画塔(タワー)」も閉鎖している
- ・漫画塔(タワー)とは?
- ・なぜ漫画塔(タワー)は閉鎖したのか
- 2漫画塔(タワー)の代わりになると話題の「山頂」について
- ・山頂というサイトは存在していない
- ・山頂のアプリは存在していたが現在はない
- 3漫画村の後継サイトと言われたサイト
- 4漫画塔(タワー)の代わりになるサイトはあるのか?
- ・「manga ROCK」
- 5無料の漫画サイト(海賊版)は危険性がある
- ・個人情報が抜き取られる恐れがある
- ・マルウェアが混入される可能性もある
- 6おすすめの漫画サイトをご紹介します!
- ・dマガジン
- ・auブックパス
- ・ブック放題
- ・FOD
- ・U-NEXT
- ・スマートフォン向けマンガビューアーアプリ
- 7ネットで漫画を読むなら安全なサイトを利用しよう
漫画村の後継サイト「漫画塔(タワー)」も閉鎖している
昨年、違法サイトとしてニュースなどで話題となった「漫画村」。漫画村の代わりの後継サイトとして「漫画塔(タワー)」が誕生し、瞬く間にSNSで拡散されました。しかし、漫画村とは違い、数日で閉鎖されました。
漫画塔(タワー)とは?
「漫画塔(タワー)」は、マンガや雑誌などが無料で読める海賊版サイトとして話題になった「漫画村」の代わりとなった後継サイトです。しかし、漫画塔のことがSNSなどで拡散された途端に閉鎖され、現在は見ることができません。
「漫画村」は2016年に登録無料で漫画が読み放題だとして多くの人が利用していましたが、掲載している漫画は著作権者に無断でアップロードしていたため問題になり、後に閉鎖されました。
漫画村もどき、漫画塔出現
— きわどい鼻毛 (@noiseSshakEfoX) October 6, 2018
多分5ちゃんにスレが立ってそれがまとめられてツイッターでも問題になるんだろうなぁ🗿🖖
ただ漫画村はラリックマが煽ってから余計不快だったわけで#漫画村#漫画村代わり #漫画塔
#拡散希望 pic.twitter.com/l7DnCJdII1
そもそも、漫画塔が漫画村の後継サイトと言われている理由は、類似点の多さにあります。例えば、漫画塔のマンガコンテンツが漫画村並みに充実していた点や両者のページレイアウトが酷似していた点、漫画村のマスコットキャラクターだった「らりっくま」が漫画塔にも存在していた点などです。
以上のことから、漫画塔と漫画村の運営者は同じと考えていた人も多かったようですが、実際は違いました。
なぜ漫画塔(タワー)は閉鎖したのか
「漫画塔(タワー)」が閉鎖された経緯について解説します。
2018年10月4日に漫画塔の公式Twitterは「フリーブックスや漫画村の代わりになる漫画無料サイトを紹介!!漫画塔!!!」とツイートしました。しかし、2018日10月9日にアクセス不可能となり、公式Twitterは「私たちは閉じられ、永遠に閉じたままです」「永久閉鎖された!!!!」とツイートされ、サイトが完全に閉鎖されたことを報告しました。
漫画村の運営者が訴えられたことがきっかけか?
漫画村の代わりと言われた「漫画塔(タワー)」は、2018年10月9日にアクセス不可能となり、すぐに閉鎖されました。その同日、漫画村の運営者が特定されたというニュースが流れました。このことも、漫画村と漫画塔の運営者が同じなんじゃないかと言われていた原因です。何回も言っていますが、漫画村と漫画塔の運営者は違います。
単純に、漫画塔の運営者が、漫画塔の話題が大きくなっているため、漫画村のように騒がれたくなかったというのが一番有力な理由のようです。
漫画塔(タワー)の代わりになると話題の「山頂」について
山頂というサイトは存在していない
漫画村が閉鎖してから、TwitterなどのSNSで、漫画村・漫画塔(タワー)の代わりとなる「漫画村ー山頂ー」が存在するという情報がありました。しかし、実際のところ「山頂」は存在しません。
「山頂が存在する」という情報が広まった理由として、諸説ありますが、漫画村の代わりのサイトがあるというデマ情報に踊らされている人たちを嘲笑っていただけというのが有力です。
山頂のアプリは存在していたが現在はない
漫画村、山頂は実在した... しかもアプリ.. pic.twitter.com/uJXxl8a5SO
— カシューナッツ ~コレリス~ (@korekore514114) August 30, 2018
ツイートを見てわかるように、「漫画村 山頂」というアプリは存在したようですが、漫画村のようなサービスは提供しておらず、漫画村とは全く関係のないアプリだったようです。アプリのレビューでも、「ほとんど見れない」や「掲載数が少ない」など悪いコメントが多くみられました。
漫画村の後継サイトと言われたサイト
上記で紹介してきたように漫画村の後継サイトと言われた漫画塔(タワー)と山頂。実はそれら以外にも後継サイトと言われていたサイトがいくつかありましたので紹介します。
<漫画村の後継サイトと言われたサイト>*噂だけのものも含みます。
漫画タウン、漫画カントリー、漫画シティ、漫画ビレッジ、マンガ図書館Z、Rawシリーズ、MangaNetabare
漫画塔(タワー)の代わりになるサイトはあるのか?
「manga ROCK」
「manga ROCK」は完全無料で10,000冊以上のマンガをアップロードしています。iOS、Androidどちらでもアプリとしてダウンロードできます。スクロールも縦横両方に対応しており、広告もたまに表示されるぐらいなので使いやすさも抜群です。
しかし、サーバーが、アメリカのカリフォルニア州サンフランシスコにあるので英語やスペイン語、フランス語などにしか対応しておらず、日本語版がありません。他の性能が良い分、少し残念ですが、英語の勉強ができると思えばいいかもしれません。
無料の漫画サイト(海賊版)は危険性がある
漫画村はユーザーのCPUを利用して仮想通貨のマイニングをしていたことが分かっています。
「仮想通貨のマイニング」とは、ブロックチェーン(取引記録)を作っていく過程で計算処理を行う代わりに仮想通貨をもらうというもの。この計算処理を漫画村ユーザーのパソコンやスマホで行って、仮想通貨を手に入れていたということです。
実際に、漫画村にアクセスすることで、ユーザーのデバイスは他サイトを閲覧するときよりもバッテリーの減りが早くなっていました。
個人情報が抜き取られる恐れがある
漫画村は仮想通貨のマイニング以外にも、ユーザーの個人情報を盗んでいたという事も噂になりました。つまり、漫画村を利用していたユーザーのアクセスログやクッキー情報などが売り買いされていたということです。
「アクセスログ」とは、サイトに訪れた時間やどのページを見たのか、ユーザーのIPアドレスなどです。また、「クッキー情報」はWebページなどで、ブラウザに情報を保存するための仕組みの1つです。
*上記の情報が流出しても、口座から勝手にお金が引き落とされたり、クレジットカードの情報が漏えいしたりするわけではないです。
マルウェアが混入される可能性もある
漫画村や漫画塔(タワー)などの海賊版サイトの閲覧中または閲覧後、「ウイルスに感染しています」といった内容のポップアップが表示されるようになり、不安になってポップアップをクリックした結果、ウイルスに感染してしまうケースがあります。
また、同じようなポップアップが表示され、クリックすると感染していないウイルスの駆除代金を請求されたり、偽サイトにつながったりといった手口も確認されています。
*ポップアップが表示される段階では、ウイルスに感染していない場合が多いです。
おすすめの漫画サイトをご紹介します!
先ほど紹介した「manga ROCK」は英語版でしたが、他にも漫画塔(タワー)に代わりになるマンガビューアーサイトは存在します。しかし、これから紹介するマンガビューアーサイトは日本語版です。紹介するサイトは運営元がしっかりしていますし、違法サイトではないので、安心して使用できます。
dマガジン
まず、ご紹介するのは「dマガジン」です。dマガジンの最大の特徴は、『月額432円(税込)で200誌が読み放題』という点です。また、メジャーな雑誌が他よりも多く掲載されているところが人気のようです。
さらに、初回31日間無料で試せますので、とりあえず登録してみるのもありです。
バックナンバーの範囲は雑誌によって異なりますが、最大で1年前までさかのぼることができます。ちなみに、バックナンバーを含めると1500冊以上が読み放題になります。
また、アプリにて読みたい雑誌を事前にダウンロードしておくと、オフラインでも読むことが可能です。読み終わったら消去すればいいので容量が増えることもなくて安心です。他にも、dアカウントを持っていれば、1つのアカウントでスマートフォン・タブレットで5台まで使用できます。
auブックパス
「auブックパス」は、携帯キャリアであるauが運営する電子書籍サイトです。最近、auユーザー以外の人でも利用可能になりました。
auブックパスの特徴としては、『月額410円(税込)で雑誌300誌以上(マガジンコース)』というところです。また、月額606円(総合コース)にすると『4万冊以上のマンガ・書籍が読み放題』になります。こちらも初回30日間は無料トライアルを行っています。
読み放題の対象となる本は限られていますが、対象外の本でも「コイン」を使い、単品購入することで読むことができます。コインは1コイン=1円で、100コインから購入できます。
ブック放題
「ブック放題」は、携帯キャリアであるソフトバンクが提供しているマンガが読み放題のサイトです。2年ほど前からソフトバンク利用者以外でも使えるようになりました。ブック放題の特徴は、『月額540円(税込)で雑誌200誌以上、マンガ2万冊以上、るるぶ100冊以上が読み放題』という点です。特にニュース・週刊誌が充実しています。
他サイトに無い機能として、本棚がシェアできます。「ニックネーム・年代・性別・職業」の情報と共に他人の本棚を覗くことができます。*もちろん自分の本棚を非公開にすることもできます。こちらも初回1か月間は無料でお試しができます。
FOD
「FOD」と言えば、フジテレビ系のドラマやバラエティー、アニメなどを配信している動画サイトとして有名ですが、実は、動画だけでなく電子書籍も取り扱っています。
「FODプレミアム」に加入することによって『月額888円(税込)で約100誌の雑誌が読み放題および約3000の動画が見放題』になります。また、読み放題・見放題とは別に、購入するとポイントが付与され、そのポイントを使って電子書籍や動画を購入することもできます。
実は、FODプレミアムには会員特典があります。それは、①ボーナスポイント、②8の日キャンペーン、③20%ポイントバックの3つです。
詳しく説明しますと、①毎月100ポイントが自動で付与されます。②毎月8の付く日(8日、18日、28日)に400ポイントがプレゼントされます。③電子書籍を購入すると、購入に利用したポイントから一律20%分のポイントが還元されます。
これらのポイントで電子書籍や動画を購入することができます。しかも無料トライアルでも適用されるのでとてもお得です!*ただし、1ヶ月無料お試しにはAmazonアカウントが必要です。
U-NEXT
「U-NEXT」もFODと同じく定額動画サイトとして有名ですが、2015年から東芝の電子書店だった「Book Place」を引き継ぐ形で電子書籍サービスも始めました。U-NEXTに登録すると、『月額1990円(税抜)で70誌以上の雑誌が読み放題&9万本以上の映像が見放題』になります。また、初回31日間無料トライアルに登録すると、600円分のボーナスがもらえます。
スマートフォン向けマンガビューアーアプリ
スマートフォン向けマンガビューアーアプリには基本無料で漫画を読むことができるものが多いです。そこでいくつかおすすめのアプリを紹介します。
サンデーうぇぶり
「サンデーうぇぶり」は、週刊少年サンデーやサンデーGX、ゲッサンで連載中、もしくは連載終了しているマンガが読めるアプリです。アプリインストールで1000コインがプレゼントされ、そのコインを使ってマンガを読んでいくことができます。さらに、読めば読むほどレベルが上がっていき、時間回復でゲットできるコインの上限がアップしていきます。
サンデーは名作も多く、多数の有名な作品を読むことができます。
LINEマンガ
「LINEマンガ」は、基本1日1話だけ無料で読めますがあとはコインの購入が必要です。しかし、キャンペーンが頻繁に行われており、1巻まるごと読み切りや、複数巻を無料で読めたりします。映画化やドラマ化のタイミングで全巻無料で読めるときもあるので魅力的です。
もちろん有名な作品は多数扱われていますが、LINEマンガオリジナル作品が存在します。他のマンガビューアーサイトには掲載されていない新たな作品を知ることができます!
コミックevery
「コミックevery」は、3時間おきに1話分無料のチケットがもらえます。扱っているマンガのジャンルは、「殺し屋1」や「このゆびとまれ」など往年の名作が多いので、青年や社会人向けとなっています。
ネットで漫画を読むなら安全なサイトを利用しよう
漫画塔(タワー)の代わりとなる漫画ビューアーサイトをいくつか紹介しました。インターネットでマンガを読む方法は他にもたくさんあります。その中には、無料で読めることをうたっているサイトやアプリも多く存在しています。
無料で読めるということは、『無料の漫画サイト(海賊版)は危険性がある』でも紹介したように裏がありますので十分に注意してください。インターネットで漫画を読むなら、運営元はどこか、違法なサイトではないかなどを確認して利用しましょう。