表の作成や表計算ソフトとして人気が高く、ビジネスでも家庭でも身近に使えるエクセルを、Macで使う方法をご紹介します。Mac版のエクセルでは、有料版と無料版との違いや、Windows版との違いがありますので、それぞれの違いについて解説します。
Microsoftが開発・提供するエクセルは、ビジネスでも家庭でも、便利に使える身近なソフトですが、Macでは使えず、Windowsでしか使えないというイメージを持つ人もいます。
Macでエクセルを使う方法には、有料のものと、無料のものとがあります。Macでエクセルデータを開いた際に、レイアウトが少し乱れる、という点はありますが、Windows版との違いや、機能や、使うために必要なことをご紹介します。
エクセルの開発・販売元であるMicrosoftが提供している、Microsoftアカウントに登録すれば、Macでエクセルを無料で使用できます。
アカウント登録をするにはメールアドレスが必要ですが、無料で作成ができ、Microsoftが提供するサービスを受けられます。また、ご紹介する無料で使えるエクセルの中には、オンラインで作業するものがあります。Macがインターネットに繋がっている環境でないと、作業ができませんのでご注意ください。
Macでエクセルを有料で使うサービスには、月額と年額で選べるものや、買い取るものもあり、利用できる機能によって金額が異なります。使いたい機能や金額を比べて、自分に合うものを選びましょう。
Macでエクセルを使える、無料のサービスをご紹介します。エクセルの提供元であるMicrosoftのサービスと、Macの製造元であるAppleのサービスと、有志の開発者が製作したソフトの3種類です。全て無料で気軽に試せるため、それぞれ実際に使って比較もできます。
Microsoft Office Web Appsは、Microsoftが提供する、オンライン上でエクセルを作成・編集をしたり、保存したり共有したりできる無料のサービスです。
Office Web Appsを使うには、インターネット環境と、Microsoftアカウントが必要です。また、対応ブラウザは、Firefox 3.5と、Safari 4が、Office Web AppsをMacで使用する上で、正式にサポートされています。
Office Web Appsの使い方は、まず、Microsoftアカウントを取得し、Officeのページから
サインインします。
「サインイン」を押すと、画面が切り替わります。メールアドレス等のアカウント情報を入力して、「次へ」を押します。
Office Web Appsで使用できるアプリケーション一覧が表示されますので、「Excel」を押します。
”最近使ったファイル”が表示されますので、作成したいファイルを選択します。
新規作成の場合は「空白のブックを新規作成」を選択します。また、目的に合わせたテンプレートも用意されていますので、テンプレートを選択してもファイルの新規作成ができます。”空白のブックを新規作成”を選択すると、エクセルの画面が表示され、表の作成ができます。
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