人気SNSアプリ「LINE」の無料通話はネットにつながっていれば無料で電話ができることで人気なサービスです。その無料通話ができない症状が起きることがあります。今回はLINEの無料通話の仕組みや使い方、また通話できない時の対処法などを一挙にご紹介します。
SNSアプリとして人気のLINEですが、その機能のひとつに「無料通話」があります。LINEの無料通話とは、その名のとおり無料で通話ができるサービスで、携帯会社の通話プランを使わずに無料で通話できることや、海外でも無料通話ができることなどでLINEユーザーにとても重宝されています。まずはこのLINEの無料通話の仕組みからひもといていきます。
LINE無料通話の仕組みとしてまずあげられるのが、「インターネット回線」を利用していることです。通常の電話は「電話回線」を利用しており、電話料金がかかりますが、LINEの無料通話はモバイルデータ通信やWi-Fi通信などのインターネット回線を利用して通話しているため、通話料金はかかりません。インターネット通話で有名な「Skype」と同じような仕組みです。
スマホで”4G・LTE”などのモバイルデータ通信を使ってLINEの無料通話を使えば、携帯会社と契約しているデータ通信(パケット通信)を使うため、データ通信料はかかりますが、Wi-Fiを利用すればデータ通信料はかからないため、実質「無料」と言えます。
LINEの無料通話はインターネット回線を利用する仕組みのため、インターネットにつながる状態であれば海外での無料通話も可能です。
海外でLINEの無料通話を使う時に、ホテルやカフェなどの無料Wi-Fiにつなげば、データ通信料もかからず無料通話ができます。また、モバイルWi-Fiをレンタルすれば、レンタル代は必要ですが、通話料は一切かかりません。ただし、スマホのモバイルデータ通信を使う時は、国内と同様にデータ通信料がかかってしまうので、注意しましょう。
また、海外でLINEの無料通話をWi-Fi環境で使う時は、スマホの「機内モード(飛行機マーク)」をONにしてからWi-Fi接続しましょう。この機内モードとは、スマホのデータ通信を一切使えないようにする機能です。航空会社の機内Wi-Fiと同様に、機内モードがONでもWi-Fiには接続できるため、データ通信量を確実に節約するためにオススメです。
ただし、中国のようにインターネット通信を規制している国では、LINEに限らずFacebookやTwitterなども利用できないため、そのままでは中国では残念ながらLINE無料通話は利用できませんが、それ以外の国ではどこでも利用できます。
中国でインターネット通話を利用したい場合は、「WeChat(ウィーチャット)」というアプリを使えばLINEと同じような操作感でトークや無料通話ができます。後で詳しくご紹介しますが、スピーカーを使った音声通話や、ビデオ通話、ミュート機能もついているため、LINE無料通話と同様の操作で利用できます。
また、中国のようにインターネット規制が厳しく、そのままではLINEなどが利用できない国では、「セカイVPN」などの海外のIPアドレスを使えるサービス(有料)を利用すれば、世界中でインターネットを使える環境ができるため、LINEの無料通話も使えます。
LINEの無料通話をスマホで利用する時に、Wi-Fi環境がなければモバイルデータ通信を利用しますが、では通信量の消費はどれくらいでしょうか。
LINEのデータ通信量の目安はこちらです。
このように、モバイルデータ通信でLINEの無料通話を利用する時は、携帯会社と契約したデータ通信(パケット通信)を消費するため、契約プランの内容(通信制限される上限のデータ量)やLINEの無料電話を使う頻度(ひんど)によって、データ通信の上限に達してしまう可能性があります。
Wi-Fi環境であれば、データ通信は使わずに無料電話などができる仕組みのため問題ありませんが、Wi-Fi環境や設定が無い時は、データ通信の上限に注意して使いましょう。
それでは早速、LINEの無料通話の使い方~発信方法~からご紹介しましょう。LINEの無料通話は、LINEの友だちのプロフィール画面からか、トーク画面から発信できます。前提として、LINEの無料通話は、LINEのトークと同様に、相手と「友だち」になっている場合のみ利用できます。
まずご紹介する使い方~発信方法~は、LINEの友だちのプロフィール画面から発信する方法です。
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