初代iPadが発売されてから2019年の5月で9年が経ちます。その間に発売された歴代iPadのモデルは20種類にも及びます。本体の大きさ・画面サイズ・重さ・解像度もさまざまな歴代iPadを振り返り、新型iPadのコストパフォーマンスを見直してください。
iPadの歴代モデルの本体サイズの大きさを比較!
2019年5月に初代iPadが発売されてからの9年間で、iPadが6世代、iPad miniが5世代、iPad Airが3世代、そしてiPad Proは12.9インチが3世代と9.7、10.5、11インチの3機種の計20機種が発売されました。
歴代のiPadは、本体サイズの大きさも、重さも、画面サイズもスペックも様々で、ひと言にiPadと言ってもどれがどれを指すのかはわかりづらいのが実情です。そこで、歴代のiPadシリーズについて、まずはその本体サイズの大きさから確認してきます。なお、今回は煩雑さを避けるためにすべてWi-Fi専用のiPadのデータを載せていることをご了承下さい。
iPad
歴代モデル |
本体の大きさ |
発売日 |
第6世代 |
240×169.5×7.5 |
2018年3月 |
第5世代 |
240×169.5×7.5 |
2017年3月 |
第4世代 |
241.2×185.7×9.4 |
2012年11月 |
第3世代 |
241.2×185.7×9.4 |
2012年3月 |
第2世代 |
241.2×185.7×8.8 |
2011年4月 |
第1世代 |
242.8×189.7×13.4 |
2010年5月 |
無印のiPadの本体サイズの大きさは、
縦はあまり変わりませんが横がかなり細くなりました。それよりも特筆すべきは厚さの変化です。第3世代でいったん厚くなったのは、Retinaディスプレイ化によるものですが、その後また薄くなり、第5世代からは廉価版の扱いになったため、ProやAirには及びませんが、
初代と比べると現行モデルはほぼ半分の薄さです。
iPad Pro
歴代モデル |
本体の大きさ |
発売日 |
12.9インチ 第3世代 |
280.6×214.9×5.9 |
2018年11月 |
11インチ |
247.6×178.5×5.9 |
2018年11月 |
12.9インチ 第2世代 |
305.7×220.6×6.9 |
2017年6月 |
10.5インチ |
250.6×174.1×6.1 |
2017年6月 |
9.7インチ |
240×169.5×6.1 |
2016年3月 |
12.9インチ 第1世代 |
305.7×220.6×6.9 |
2015年11月 |
12.9インチモデルの本体サイズで見ていくと、iPad Proは2018年11月のモデルでホームボタンを廃止したことで、本体サイズの大きさを縦、横、厚さともに大きく減少させました。薄縁ベゼルの新世代iPad Proはデザインの面からも大きさの面からも、多大なるインパクトを与えました。
iPad Air
歴代モデル |
本体の大きさ |
発売日 |
iPad Air(第3世代) |
250.6×174.1×6.1 |
2019年3月 |
iPad Air 2 |
240×169.5×6.1 |
2014年10月 |
iPad Air |
240×169.5×7.5 |
2013年11月 |
iPad Airは、第3世代で画面サイズが9.7インチから10.5インチになったため、本体サイズの大きさが大きくなりました。しかしAirの魅力は大きさではなく、
無印のiPadに比べて薄くて軽い点にあります。
iPad mini
歴代モデル |
本体の大きさ |
発売日 |
iPad mini |
203.2×134.8×6.1 |
2019年3月 |
iPad mini 4 |
203.2×134.8×6.1 |
2015年9月 |
iPad mini 3 |
200×134.7×7.5 |
2014年10月 |
iPad mini 2 |
200×134.7×7.5 |
2013年11月 |
iPad mini |
200×134.7×7.5 |
2012年12月 |
iPad miniの本体サイズは初代からほとんど変わっていません。210×148mmのA5サイズを一回り小さくした大きさで、男性が片手で持って使えるちょうどいい、完成度の高さが伺えるサイズです。ただし、女性が使うにはわずかに大きさがオーバーしているかもしれません。
iPadの歴代モデルの重さ比較!
冒頭で記したように、すべてWi-Fiモデルの重さです。Cellularモデルは多くの場合8〜10g重さが増します。無印iPad、iPad Pro 11インチ、iPad Airがほぼ同じ重さで、iPad Pro 12.9インチが重く、iPad miniが軽くなっています。
iPad
歴代モデル |
本体の重さ |
発売日 |
第6世代 |
478g |
2018年3月 |
第5世代 |
478g |
2017年3月 |
第4世代 |
652g |
2012年11月 |
第3世代 |
652g |
2012年3月 |
第2世代 |
601g |
2011年4月 |
第1世代 |
680g |
2010年5月 |
歴代の無印iPadは第2世代から第3世代になるときに、一度重量が増えました。これは前章の本体サイズの大きさの章でもお伝えしたように、Retinaディスプレイの搭載によるものです。5年もの歳月ののちに廉価版として登場した第5世代では、一気に27%も重さが軽くなりました。
iPad Pro
歴代モデル |
本体の重さ |
発売日 |
12.9インチ 第3世代 |
633g |
2018年11月 |
11インチ |
468g |
2018年11月 |
12.9インチ 第2世代 |
677g |
2017年6月 |
10.5インチ |
469g |
2017年6月 |
9.7インチ |
473g |
2016年3月 |
12.9インチ 第1世代 |
713g |
2015年11月 |
12.9インチiPad Proは3年かけて重さを80g少なくすることに成功しました。この大きさでこの重さは、手にしてみると誰もが驚くはずです。ただし、さすがに
片手で持ち続けるには重すぎるので、テーブルなどの上で使うものと言えるでしょう。それに対し、
11インチiPad Proは、無印iPadやiPad Airとほぼ同じ重さですので
片手で安心して持てます。
iPad Air
歴代モデル |
本体の重さ |
発売日 |
第3世代 |
456g |
2019年3月 |
第2世代 |
437g |
2014年10月 |
第1世代 |
469g |
2013年11月 |
本体サイズの大きさの章でもお伝えしたように、
第3世代は画面サイズが10.5インチになったため、重さが増しました。