iPad用フィルムを使用すると、液晶画面を保護しながらiPadを長期間使用することが出来ます。ガラスフィルムやブルーライトカットフィルムなど多彩な商品があり、選ぶ楽しさを味わえます。9.7インチiPadに使えるおすすめの液晶画面保護フィルムをまとめました。
市販のiPad用フィルムを購入する際には、フィルムの特徴に着目することが大切です。一口にiPad用フィルムと言っても様々な種類の商品があり、自分の用途に合ったものを選ばないと買ってから後悔する可能性があります。
どのような商品があるのか、iPad用フィルムの主なタイプを5つご紹介しましょう。
光沢タイプのiPad用フィルムは、非常に透明度が高い商品です。iPadの液晶画面の発色性を最大限に活かすことの出来るメリットがあり、iPadで綺麗な映像を楽しみたい方におすすめです。
なお、周辺に強い光源のある環境では、フィルムの表面に光が反射して画面が見づらくなるというデメリットがあることに注意する必要があります。
画面反射防止タイプのiPad用フィルムは、光沢タイプの反射性が抑制されている商品です。蛍光灯や自然光などが当たっても照り返しがほとんど無く、iPadの視聴が妨害されません。また、表面が艶消し加工されていて、ユーザーの指紋や脂などの汚れが目立たないというメリットもあります。
ただし、透過性が劣化している分、iPadの映像が若干にじんで見えるようになってしまう点がデメリットとして挙げられます。
ブルーライトカットタイプのiPad用フィルムは、文字通りiPadから発せられるブルーライトを抑制する機能を実装した商品です。コンピュータのディスプレイから出るブルーライトは非常に強いエネルギーを持っており、長時間見ていると網膜にダメージを与え、睡眠障害などの疾患につながるリスクがあります。
ブルーライトをカットすることで目の疲労を軽減できるメリットがあるため、長時間iPadを使用する方におすすめです。なお、フィルムを貼った際にディスプレイの色調が大きく変化し、映像のクオリティーが落ちてしまうデメリットがあります。
プライバシー保護タイプのiPad用フィルムは、ブラインド加工によって第三者の覗き見をブロックできる機能を有しています。正面以外の角度からはiPadの画面が見えなくなるため、会社の窓口や屋外での使用時など、個人情報・プライバシーを保護する必要があるシーンで重宝するメリットがあります。
その分、液晶画面全体が暗くなり、視認性が低下してしまうデメリットがあります。
ガラスフィルムのiPad用フィルムは、強化ガラス素材を採用した商品です。一般的な保護フィルムと比べて、分厚く耐久性が高いのが特徴的。表面に傷がつきにくく、貼り付けが簡単で気泡が入りづらいというメリットもあります。
その分やや価格が高く、瞬間的な衝撃で割ってしまった際に交換費用がかさみます。また、通常の保護フィルムよりiPadの操作性が劣化するというデメリットもあります。
基本的にiPad用フィルムは、液晶画面を傷や汚れから保護するために貼るものです。しかしフィルムを貼ることで、他にも様々な特殊効果を発揮してくれるものがあります。
iPad用フィルムを購入する際には、フィルムの機能に着目して商品を選ぶのもおすすめです。
衝撃吸収効果を持ったフィルムは、誤ってiPad本体を落下させてもフィルム全体が衝撃を分散・吸収してくれるため、簡単には割れない構造になっています。中には鉄球をぶつけても割れない強度を誇る保護フィルムもあり、一つの商品を長く使い続けたい方におすすめです。
iPad用フィルムの頑丈さは、「H」という単位の表面硬度で表されます。塗装塗膜の傷の付きにくさを「H~9H」の9段階で分類し、数字が大きいほど堅いことを意味しています。
ちなみにこの「H」はHARD(ハード)の略で、鉛筆硬度を指します。つまり、9Hの保護フィルムとは9Hの鉛筆で擦っても傷が付かない硬さということです。
一般的には2H以上の表面硬度があれば、人間が爪で引っ掻いても傷がつきません。iPad用フィルムを購入する際には、2H以上の表面硬度を持つ商品を選ぶことをおすすめします。
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