Gmailのトレイの中から特定のメールを読み返したいなど、検索して絞り出したいときがあります。検索がうまくいかないと大量のメールを受け取る方には大変な労力がかかります。今回は、Gmailの絞り込み検索に役立つ便利なコマンド・演算子などを詳しくご紹介します。
Gmailには、アカウント内に保存されているメールに検索をかけて、絞り込みをする機能が搭載されています。ただキーワードで検索をして、目的の検索結果になれば良いですが、大量のメールを受信している方は、検索が思うようにできないなど、失敗してしまう場合があります。そんな時のGmailの絞り込み検索に役立つのが、コマンドを使うことです。
コマンドや演算子というものをご存知の場合は、すぐに使えるように表にまとめました。この表を参考にして絞り込み検索を実行してみてください。コマンドは何かわからないという方には、それぞれのコマンド・演算子の意味や仕組みなどを、下で個別にご紹介していきます。チェックして参考にした上で検索を行ってみましょう。
絞り込み条件 | 入力コマンド(演算子) |
---|---|
添付ファイルメール | has:attachment |
日時指定 | before:2019/〇/〇 |
after:2019/〇/〇 | |
キーワード完全一致 | "〇〇" (ダブルクォーテーションで囲む) |
キーワード除外 | 〇(検索ワード)- 〇(除外ワード) |
送信者 | from:〇〇 (送信者の名前やアドレス) |
受信者 | to:〇〇(ご自身の名前やアドレス) |
未読 既読 |
is:unread |
is:read | |
重要 スター |
is:important |
is:starred | |
迷惑メール | in:spam |
基本的には上記の表の中にあるコマンドや演算子を入力した検索ワードに合わせることにより絞り込み検索ができるようになります。絞り込み条件とコマンドを見て理解ができた方は、早速使ってみましょう。この表だけでは、絞り込み検索の仕組みが理解できない方もご安心ください。次でコマンド・演算子について説明していきます。
まずは添付ファイルメールの絞り込み検索コマンドについて少し説明します。なにか特定の添付ファイルを送信してきたメールを絞り込んで検索結果に表示させるコマンドです。Gmailの検索枠にご自身で「has:attachment」と入力し、検索を行うと、添付ファイルがあるメールのみ表示されます。
少し応用すると、添付ファイルをより絞り込んだ検索も可能です。例えば、文書ファイルが添付されているGmailを検索結果に表示させたい場合は、「has:document」と入力することで簡単に絞り込み検索ができてしまいます。「has:youtube」ではYouTubeが添付されたGmailを絞り込みすることができるなど、細かい部分も条件設定できます。
この日付指定の検索コマンドは比較的簡単に使えます。「before:2019/〇/〇」のように入力すれば、設定した日以前のメールのみしか表示できなくなります。「after:2019/〇/〇」と入力することで、それ以降の日のメールをすべて表示します。
キーワードを使った絞り込み方法で検索をすることが多いですが、キーワード検索の仕組みについてもご紹介しましょう。適切な検索結果を表示させるためには、是非覚えたうえでGmailを活用していきましょう。
まずは完全一致のキーワード検索方法です。入力したキーワードをそのまま反映させたメールを表示させたい場合は、「"〇〇"」のようにダブルクォーテーションで囲んで検索をかけましょう。クォーテーションの間のスペースも反映されますので、そのダブルクォーテーションの間の文字が完全に含まれたメールしか表示できない仕組みです。
特定のキーワードを検索する中で、あるキーワードが入ったメールを除外したい場合は「〇(検索ワード)- 〇(除外ワード)」のような検索方法になります。除外ワードを入れることで、検索結果がさらに絞り込まれたものになりますので、目的のGmailが見つけやすくなります。場合によって除外も付け加えてみてください。
Gmailの中で、特定の送信者からのメールのみに絞り込み、表示させたい場合は「from:〇〇 (送信者の名前やアドレス)」を入力して検索してください。fromの後には送信者の名前やアドレスを入力することで検索できます。
特定の受信者のみのメールを表示させたい場合は、「to:〇〇(ご自身の名前やアドレス)」と入力する方法で検索してみてください。「from」で送信者が絞り込みでき、「to」で受信者を絞り込みできるというコマンドになります。この絞り込み方法は是非セットで覚えておくと非常に便利です。
Gmailの受信トレイには保存されているものの、未読や既読が混ざってしまい、1つずつチェックするのが面倒な場合は、未読メールのみという条件を付けた検索方法で絞り込みを行いましょう。「is:unread」というコマンドを含めて検索するだけです。
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