セキュリティソフト「ESET」の評価・口コミを紹介！ウイルス対策の特徴を解説！

動作の軽さ、操作性の容易さ、価格の安さ、そして高いセキュリティ性能を兼ね備えたセキュリティソフト「ESET」（イーセット）は、スロバキアの企業その名もESET社が運営する高パフォーマンスセキュリティソフトです。

日本では、キャノンマーケティングジャパン株式会社が代理販売し、多くの企業や公的機関にも利用されている信頼あるセキュリティソフトとして知られています。ESETは低スペックのPCでもサクサク動き、初心者でも複雑な操作なく高度なウイルス対策性能によってPCを防衛してくれることでも知られる多くの人に愛されるセキュリティソフトです。

このページでは、古くから動作が軽く高性能で知られ続けるセキュリティソフトESETの特徴と性能、他のセキュリティソフトとの比較や、評価について、そして初心者の方でも安心に使える使い方についてご紹介いたします。

ESETはとにかく動作が軽い点が高い評価を得ています。有名なセキュリティソフトウイルスバスターや、ノートンとも比較してもCPU使用率、ウイルス等の検索時間でも約半分と倍近い軽さ、軽量さを実現しています。

その為、NTTコム・オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社が発表する「NPS®ベンチマーク調査」では2年連続の1位を獲得、オーストリアの独立系テスト機関が発表するスピードテスト「Performance Test October 2018」でも最高評価を獲得するなどESETは第三機関にもその動作の軽さを評価されています。

動作の軽さに評価を得ている一方ウイルス検知機能が三流では何の意味もありません。その点、ESETはウイルス検出機能、マルチウェア検知機能も高性能です。ヒューリスティック技術を中心にした「多層防御システム」によりESETは高い防衛機能を有しています。

特にアドバンスドヒューリスティック機能はDNAの構造、遺伝子技術を応用したウイルス検出機能で、通常はデータベース上に完全一致するウイルスと思われるデータを検出するに留まっていたものが、データの構造が似たものもウイルスの疑いがあると検出し、警告を出すようにした機能です。

このアドバンスヒューリスティック機能により「最新のウイルスでも過去のウイルスに似ているだけで検出が可能」になりました。しかもESETでは、これ以外にも計5つの層構造でウイルスを検出します。

バルナラビリティシールドによってネットワーク上の脆弱性をブロック、エクスプロイトブロッカーによって、ダウンロード時の不整合のチェックによってダウンロード時の脆弱性をブロックなど、数多くの機能によって、ウイルスの検出機能についても第三者機関に高い評価を受けています。

「VB100 2018」では「ウイルス検出率100% AWARD」という最多受賞を成し遂げ、セキュリティテストReal-World”Protection Testでは最高評価を獲得しました。2つとも海外の高名な賞でESETがとても高い評価を得ていることがわかります。

ESETは動作の軽快さでも、ウイルス検出機能でも高い評価を第三者機関に認められ、高い評価を得ています。そんなESETは高価であってもおかしくはありません。しかし、ESETは他のセキュリティソフトと比較しても高価ではありません。それどころか、比較的価格が安いことで知られています。

スタンダード版で1台1年で4500円（税抜以下価格は税抜き表示）、3年で6000円、これが5台であっても1年で6800円、3年で9000円と他のセキュリティソフトと比較しても平均的か、やや安いくらいの価格となっています。また初心者の方に手厚く使い方を教えてくれる安心パックは1年辺りプラス3000円で加入できます。

ESETには初心者や、よりウイルスへのセキュリティ機能を求める人向けにセキュリティプレミアムバージョンやまるごと安心パックというものも用意されています。ESETはウイルス検出が主のウイルス対策ソフトですが、この安心パックではOfficeや写真が印刷できない、などの全くESETの機能とは関係ないことでもサポートしてくれる機能が付属します。

安心パックでは、他社製ソフトウェアサポート機能を、リモートサポート、チャットサポートでアシストしてくれます。これによって初心者やお年寄りの方にもPCやスマホでの、ほぼ全機能「困った」を解消してくれます。また、セキュリティプレミアムでは、最高レベルの暗号化機能によって、パスワードやデータを守ってくれます。

ESETは第三者機関でも高いウイルス検出、セキュリティ機能によって評価を受けています。そんなESETのウイルスへの対策にはどのような特徴があるのでしょうか。ここでは、優れたウイルス対策機能を持つESETの対ウイルス性能の特徴をご紹介します。

ESETでは、ウイルス検出機能に遺伝子工学技術を応用したアドバンスヒューリスティックという技術によってデータバンク上にあるウイルスはもちろん「似通った性質を持つプログラム」をも発見し、優れたウイルス対策機能を発揮します。

これは他のウイルス対策ソフトでも使用している「指名手配されたウイルス」の他に「似た顔のウイルス」もウイルスとしてはじき出せることを意味します。もちろん、これが誤解であり、誤検出してしまうのでは、意味がありませんが、ESETではウイルスのみを高レベルで検出しくれます。

また、上記の画像の様に、多層構造によってそれぞれの段階でまるで、プログラムを濾していくように検査をして、高レベルでウイルスを見逃しません。この多層構造を簡単に説明すれば、ネットワーク上の脆弱性をまず確認、ウイルスを排除し、その上でダウンロード処理の不整合により不正なアクセス、ウイルスから防衛します。

その上で、プログラムを優れたウイルス検査機能であるアドバンスヒューリスティック機能によって識別、ウイルスの排除をして、メモリー上の振る舞いにおける不正、最後にプログラムがボットなどと不正に繋がりアクセスしていないかを検出し、入るところから、出るところまで、全てに目を光らせてウイルスを検出しています。