docomoのポイントサービス・dポイントは、携帯料金の支払いに使うことも可能です。しかしポイント還元の観点から考慮すると、あまり賢いポイントの使い方とは言えません。携帯料金の支払い以外でおすすめのdポイントの使用方法やその注意点などをまとめました。
dポイントは、2015年12月からドコモによって運営されているポイントサービスです。ドコモの携帯代やd払いなどを対象に、支払い料金の一部がdポイントとしてポイント還元されます。ちなみに、ドコモのサービスと契約していない方でもdポイントを貯めることが可能です。
どのような使い道があるのか、dポイントの用途について見ていきましょう。
dポイントには、有効期限が48か月(4年)の「通常ポイント」と、獲得したサービスによって有効期限が異なる「期間・用途限定ポイント」の2種類があります。それぞれのdポイントは、以下の表のような方法で使用することが可能です。
dポイント (通常ポイント) |
dポイント (期間・用途限定) |
|
---|---|---|
dポイント加盟店での料金支払いに充てる (実店舗・ネットショッピング) |
〇 | 〇 |
dマーケットの料金支払いに充てる | 〇 | 〇 |
d払いの料金支払いに充てる | 〇 | 〇 |
携帯電話機・スマホのアクセサリーなどのドコモ商品の購入料金支払いに充てる | 〇 | 〇 |
寄附する | 〇 | 〇 |
チケットの優待購入に使う | 〇 | 〇 |
携帯代の支払いに充てる | 〇 | × |
データチャージの料金支払いに充てる | 〇 | × |
スゴ得のクーポンに使う | 〇 | × |
豪華賞品が当たる抽選イベントに応募する | 〇 | × |
商品や他社ポイントと交換する | 〇 | × |
dポイントは、毎月の携帯代の支払いに充てることが出来ます。充当対象料金は、Xi/FOMAの基本使用料・国内通話通信料・パケット定額料・付加機能使用料(一部除く)などです。
ただし、携帯代の支払いに使えるdポイントは通常ポイントのみです。残念ながら、期間・用途限定のdポイントを携帯代の支払いに利用することは出来ません。
dポイントは毎月の携帯代だけでなく、購入時に端末代金の支払いに充てることも可能です。端末代に充当する場合、通常ポイント、期間・用途限定ポイント、どちらのdポイントも使えます。
ただし、分割払いで端末を購入する場合、契約時に充当したdポイントが端末代から差し引ける金額の上限です。貯まったdポイントを後から分割払いの端末代に充てることは出来ません。
ドコモの回線を契約中でdポイントクラブ会員に登録している方なら、どなたでもdポイントを携帯代の支払いに使えます。
dポイントを携帯代の支払いに充てれば、通信費を大幅に節約できるメリットがあります。dポイントが大量に余っている場合、翌月の携帯代を0円にすることも夢ではありません。携帯代を減らしたい時に重宝することでしょう。
ここでは、dポイントを携帯代の支払いに使う方法やその注意点などを解説していきます。
dポイントサービスにはユーザーの意見・要望が反映されており、非常に使いやすい設計になっています。dポイントを携帯代に充てる前に、システムの仕様や注意点を知っておきましょう。
dポイントのシステムは2017年6月に改良され、携帯代に充当する際の最低利用ポイント数が3,000ポイントから1ポイントに変更されました。
「dポイントがたまらない」と嘆いている方を対象にサービス改善が図られ、少額でもdポイントを有効活用できるようになったのは大きなメリットです。
また、dポイントを携帯代に充当する場合、毎月の割引料金適用後の携帯代から差し引かれます。したがって、dポイントを充当してもドコモの「月々サポート」が無意味になる心配がありません。
dポイントを携帯代の支払いに使うと、申込み月の翌月請求分(申込み月の利用分)から充当されます。
今月の利用料金を月末にチェックして、支払い料金を減らしたいと思った時にdポイントで充当する、という使い方も十分に可能です。
dポイントを携帯代の支払いに使うためには、Webサイトから申し込みを行う必要があります。まずは、dポイントクラブにアクセスしてログインしてください。
「つかう」から「ケータイ料金」を選択し、「交換する」ボタンをタップしてください。
「お申込みいただく前に」のページに移動したら、「上記内容に同意して申込む」のチェックボックスにチェックを入れましょう。携帯代に充当したいdポイント数を入力し、「交換する」のボタンを押してください。
必要に応じて、注文内容確認メール配信の設定を行えば完了です。初心者でも簡単に実行できるシンプルな作業です。
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