YouTubeの関連動画の仕組みは?関連チャンネルに表示させるには?
視聴者が訪れた第三者のYouTube動画やチャンネルに、自分の動画を「おすすめ」と表示させる方法をご存知でしょうか。 これらは関連動画や関連チャンネルと呼ばれますが、その秘訣を学ぶことは、あなたがYouTube動画で稼ぐために必要不可欠なのです。
目次
- 1YouTube関連動画のアルゴリズムの仕組みを理解する
- ・YouTubeの関連動画やその仕組みとは?
- ・YouTubeのアルゴリズムが大事なポイント
- 2関連動画や関連チャンネルに欠かせないアクセス経路
- ・YouTubeからのアクセス
- ・YouTubeのトップページからのアクセス
- ・Google検索からのアクセス
- ・関連動画からのアクセス
- ・SNSのシェアからのアクセス
- 3YouTubeの関連動画に指定の動画を表示させる設定方法
- ・タイトルはシンプルなものでキーワードを入れる
- ・タグを存分に活用する
- ・動画説明欄を使うとさらに関連動画に載りやすい
- 4YouTubeの関連動画に載るためにやってはいけないこと
- ・音楽などの著作権侵害するようなこと
- ・過度な肌の露出やアダルト系
- ・グロテスクでショッキングな映像
- ・テレビ番組や映画・アニメの違法アップロード
- ・動画に関係ないタグを乱用すること(スパム)
- 5YouTubeの関連動画を活用して楽しい動画投稿ライフを!
- ・YouTubeのこの記事が気になった人へのおすすめ!
YouTube関連動画のアルゴリズムの仕組みを理解する
今や、子供が将来なりたい職業としても大きくクローズアップされてきたユーチューバー、要は、自分が作った動画をYouTubeに上げて、そこから得られる広告収入で生活できるようにしたいというわけです。
そのユーチューバーになるのに不可欠なのが、視聴者が訪れた第三者のチャンネルに、自分のチャンネルをおすすめとして表示させてくれる「関連チャンネル」や、自分の動画をおすすめとして表示させてくれる「関連動画」のアルゴリズム(仕組み)を知ることであり、その設定方法を学ぶことなのです。
YouTubeの関連動画やその仕組みとは?
あなたはYouTubeで動画を見たとき、画面の横または下に表示されているおすすめ動画があるのをご存知でしょうか。
何気なく見ているこの動画こそ、関連動画と呼ばれるもので、そこに自分の動画を表示させるか否かが、アクセス数、チャンネル登録数、引いては収益に大きく影響してくるのです。
YouTubeのアルゴリズムが大事なポイント
何でこのようなことが起こるのか知ることが、あなたがYouTubeで稼ぐために大切なことの一つであり、これが専門用語でアルゴリズムと呼ばれているものです。
YouTube上を巡回する検索エンジンのロボットは、それこそ億の単位に達する動画を検知して、視聴者が検索のために入れたキーワードに沿った動画を表示してくれます。
このロボットによる検知は何で行われているかと言えば、ずばり、動画に付けられたタイトルなのです。それと、動画の説明文や、あなたが設定したタグと呼ばれるインターネット情報を分類する単語も重要な決め手です。
こうしたアルゴリズム(仕組み)を知っていれば、旬の動画の関連動画として、自分の動画を表示させることができるのです。
関連動画や関連チャンネルに欠かせないアクセス経路
関連チャンネルとは、ある視聴者が見ている第三者のYouTubeチャンネルに、自分のYouTubeチャンネルがおすすめとして表示されるようにすることです。
関連チャンネルのアルゴリズム(仕組み)も、関連動画のものと同様、自分のYouTube動画を人気のある動画と密接に関連づけて表示させるものなのです。
YouTubeでは、チャンネルのおすすめは、次の基準で作成されると言っています。
- 視聴者がどのチャンネルを見ているか。
- 動画のトピックが類似しているか。
- その視聴者に関連チャンネルとして表示されるものが適しているかどうか。
YouTubeからのアクセス
YouTube検索からのアクセスは、動画に付けられたタイトルが重要なファクターです。まず、タイトルで最も重要なのは、その動画のメインテーマを表すキーワードを、冒頭の10文字程度のタイトルの中で指定することです。
例えば、「ダイエット ダンス」というキーワードで動画をアップロードするとしましょう。そうしたら、冒頭に「ダイエット ダンス」というキーワードを指定するのです。ここで、タイトルを設定するのに、とても役に立つツールがあります。
上記のリンクにアクセスし、検索ボックス表示が日本語になっていることを確認したら、Type a keyword and press enter(キーワードを入れてエンターキーをクリックしてください)のところに、「ダイエット ダンス」とキーワードを指定してみましょう。
たくさんの候補が出てくると思いますので、この中から自分の動画に最も関連しそうなキーワードを指定すればいいのです。
YouTubeのトップページからのアクセス
YouTubeトップページからのアクセスは、自分のチャンネル登録者数に大きく左右されます。
自分のチャンネルに登録してくれている視聴者には、自分が動画をアップロードしたら、YouTubeがメールを送ってくれるようになっているからです。
どうすればチャンネル登録者数が増えるでしょうか?
- チャンネル紹介動画で興味を惹かせる動画を作ること。
- チャンネルを作る際は1つのジャンルに絞って動画をアップしていくこと。
- ブログやSNSで動画を紹介したときに、チャンネル登録を促すようにする。
まずは、魅力的な動画を作っていくことが重要だと言えます。
細かな対策はそれから考えていけばいいでしょう。
Google検索からのアクセス
Google検索からのアクセスは、説明文で決まってきます。できるだけ自分の動画に関連するキーワードを入れ込んだ長い説明文を書いた方がいいでしょう。
従って、5000字の枠を最大限に使うといいのですが、ここで、自分のYouTube動画の説明文に、旬の動画のURLを、関連動画ということで貼っておくといいでしょう。そうすることで、そこから視聴者がリンクをクリックして飛ぶと、自分の動画とその旬の動画が紐付いて、関連があると判断されます。
これが、YouTube の関連動画のアルゴリズム(仕組み)で、これを利用しない手はないでしょう。
関連動画からのアクセス
視聴者の多くは好きな動画を見ているときに、次の動画(関連動画)がデフォルトの設定のまま、自動再生になっていることでしょう。このことは、人気のある動画の関連動画として自分の動画が紹介されていると、それだけで自分の動画の再生回数が増えることを意味します。
この関連動画からのアクセスの決め手は、自分の動画に埋め込んだタグと説明文なのです。タグの効果は、自分の動画が、40種類以上もあるYouTubeのカテゴリーのどこに属するのかというものを決めるものだからです。
あるカテゴリー、例えば、「旅行とイベント」に分類された動画は、同じカテゴリーの動画の関連動画に表示されやすくなります。従って、タグの役割は、関連動画に表示させるために使うものなのです。
SNSのシェアからのアクセス
FacebookやTwitterなどのSNSや、2chへの書き込みの際に、自分の動画のリンクを貼ることで、効果的に再生回数を伸ばせます。
自分自身がブログを運営していれば、そこからも、また、こういったツールを使っていくことで動画へのアクセスが増えます。
YouTubeの関連動画に指定の動画を表示させる設定方法
タイトルはシンプルなものでキーワードを入れる
タイトルをシンプルかつ分かりやすくすることは、YouTubeのみならず、ウェブマーケティング、つまり、インターネットを使ってビジネスをやり、収益を上げようとするためには生命線と言ってもいいでしょう。
YouTubeを巡回するロボットも、グーグル検索と同じアルゴリズムで作られている以上、例外ではないのです。
タグを存分に活用する
タグと呼ばれるインターネット情報を分類する単語も、旬の動画の関連動画として、自分の動画を表示させるためには必須の項目です。
まずは必ず入れるべきものは、自分のチャンネル名とチャンネルIDのタグです。
これらを入れておくことで、自分の動画の関連動画が自分の動画で埋め尽くされることになります。
その結果、自分の動画の一つにアクセスしてきた視聴者が、次々に自分の動画を見てくれることになるのです。
次に入れるべきタグは、自分がライバルだと思っているチャンネルのタグです。
こうすることによって、先ほどのアルゴリズムと同じ論理で、ライバルの関連動画に自分の動画が表示される可能性が大きくなります。
どうやって、ライバルの動画のタグを確認するかと言えば、
- グーグルクロームを使い、YouTube 動画の再生画面で、右クリックして、「ページのソースを表示」を選ぶと、ソースコードが出ます。
- キーワードを検索するために、ショートカットキー"CTRL + F"を使い、上部に出てきた検索窓にkeywordsと打ち込みます。
- そうすると、keywordsの部分が色付き表示され、それに続く単語が、該当する動画に使われているタグになります。
ここで、10万再生を超えるような、人気が白熱している動画や、数ヶ月以前にアップされたような古い動画は、ライバルとして適していないので、注意が必要です。
動画説明欄を使うとさらに関連動画に載りやすい
ここは、基本的に何を書いてもいいのですが、説明欄に自分の動画を関連動画として表示させたいライバルの動画の、タイトルとURLを貼り付けるといいでしょう。説明欄に貼る動画の数は、一般的に、3~5個程度が適度です。あまりに多く貼り過ぎて、スパム認定されては、何の意味もないからです。
これによって、自分の動画が旬の動画の関連動画として表示される可能性が上がります。
YouTubeの関連動画に載るためにやってはいけないこと
ここではYouTube動画をアップするときにやってはいけないことを説明します。
ほとんどの場合、YouTubeに指定されるまでもなく、常識的にダメなことが列挙されていますが、タグのことに関しては、往々にしてやりがちなので、特に注意が必要です。
音楽などの著作権侵害するようなこと
YouTubeにアップする動画は、例え、BGMであっても、他人の音楽を使わない方がいいでしょう。YouTubeでは、著作権者が YouTube に正式な法的リクエストを送信した場合、該当する動画を削除すると公式に書いています。
過度な肌の露出やアダルト系
YouTubeでは、男女を問わず、ヌードや性的なものを含む動画のほとんどが許可されません。
ヌードや性的なものを含む動画は、教育やドキュメンタリー、あるいは、科学や芸術が目的となっていて、過激な映像でなければ許可されるそうですが、広告収益を図る上では慎重にやった方がいいでしょう。
グロテスクでショッキングな映像
子供に見せられないような画像を含むものは、広告が表示できない可能性が高くなります。また、視聴者に対して暴力的な行為を扇動するような動画は YouTube では厳しく禁止されています。暴力行為の行使や暴力行為による脅しを視聴者に対して促すような動画は、削除の対象となります。
テレビ番組や映画・アニメの違法アップロード
これは常識で考えてもダメなはずですが、収益を上げるための裏技みたいなことを流布している人もいるようです。これも先ほどの音楽同様、著作権者からの訴えで動画を削除されたり、場合によってはアカウントの停止措置が取られる可能性もあります。
動画に関係ないタグを乱用すること(スパム)
今まで書いてきたことは、常識的なことばかりですが、動画に関係ないタグというのは、往々にして、旬の動画の関連動画として表示させたり、人気あるユーチューバーの関連チャンネルにしてもらおうとするときに、やってしまいがちなことでしょう。
YouTubeでは、チャンネルの主な目的が、他のチャンネルのコンテンツから不正収益を得ることである場合、YouTube のスパムポリシーに抵触すると見なすと言っているように、スパム行為には目を光らせているのです。
つまり、動画の内容と関係ないタグを設定することは、スパム行為として動画の削除に繋がります。また、タグは動画の内容を最もよく表すものを、妥当な数だけ設定すべきで、YouTubeでは、メタデータのタグセクションにのみ追加してください、と説明しています。
動画の説明文にタグを追加するとスパムと見なされて、動画の削除につながることがあるようです。タグの設定に関しては、YouTubeが指定されたエリアに、指定された方法で設定するという慎重さが求められるようです。
YouTubeの関連動画を活用して楽しい動画投稿ライフを!
自分がアップしたYouTube動画から収益を得るためには、関連動画や関連チャンネルとして表示される仕組みを知ることが重要なことだとお分かりになったでしょうか。今まで再生回数が伸び悩んでいたあなたが、一つのハードルを超えることができたなら、この記事を書いた私たちも同じように嬉しいのです。