2019年10月26日更新
タブ型ファイラー「X-finder」の使い方!ダウンロード方法や初期設定も解説!
PCで作業することが多い人にとって、とても役立つと話題のアプリがX-finderです。X-finderとはファイルやフォルダを管理するファイラーソフトですが、タブ型だという点が大きな特徴です。この記事ではX-finderの使い方や設定方法についてお伝えします。
目次
X-finderとはどんなソフト?
PCで何か作業をしていると、どんな種類の作業であれ、頻繁にPCの中のファイルを探す必要があります。PCならWindowsでもMacでもファイルはフォルダに分けて管理されていますが、同時にいくつものフォルダを開いたときには、フォルダのウィンドウが重なって表示されるのがデフォルトの設定になっています。
そのために、ウィンドウを切り替えながらファイルを探すのがめんどくさかったり、フォルダ間でファイルを移動させるのが大変だったりします。そこでPC上でのファイル管理ができるファイラーアプリを探している人におすすめなファイラーソフトにX-finderというソフトがあります。
この記事では、ファイラーソフトのX-finderを使えばどんなことができて、設定や使い方をどうしたらいいのかということについて詳しく見ていきましょう。
タブ型ファイラーソフト
X-finderとはどういったソフトなのかというと、タブ型のファイラーソフトです。タブといえば、Google Chromeやfirefoxといったブラウザでは今では当たり前の仕様になっています。ウインドウをタブ形式で横に並べていくことで、現在ではPC上でのブラウザのウインドウの切り替えがとても簡単にできるようになりました。
X-finderはGoogleChromeなどと同じようにフォルダーをタブ表示することで、ファイル管理をしやすくするためのソフトです。タブ表示だけではなくて、他にもファイル管理に悩む人にとってかゆいところに手が届くような機能が搭載されていると話題になっています。
カスタマイズ性が高い
X-finderが人気の理由には、様々な設定をカスタマイズできる余地がとても高いからという点もあります。自分が使いやすいように様々な設定を変更して、自分の使いやすい形でフォルダ管理を出来るようになります。具体的な設定方法は、この記事の後の方で解説するので参考にしてください。
Windows7から10まで対応
X-finderはWindows7、Windows8.1、Windows10に対応しています。今後、2020年にWindows7のサポートが終了します。Windows8.1のサポートも2023年に終了することが決まっています。その後は、Windows10に乗り換えるしかありませんが、X-finderなら WindowsのOSをバージョンアップしても、問題なく乗り換えることができます。
X-finderでできること
X-finderでできることには具体的にどの様なことがあるのか見ていきましょ。
フォルダの分割表示
ファイラーソフトのX-finderをインストールして使うと、PC上で2つのフォルダを分割表示することができます。ドラッグしてファイルをコピペしたいときに、常に2つのフォルダが分割表示されているのでとても便利に使えます。
ファイルのタブ表示
X-finderはタブ型ファイラーなので、ファイルやフォルダをタブ表示することができます。Google chromeやFirefoxを使うのと同じような感覚で、ファイル管理ができるようになります。
お気に入り登録
X-finderにはファイルやフォルダをお気に入りに登録する機能があります。お気に入りに登録することで、PCのあちらこちらに分散してしまっている、頻繁に使うファイルを簡単に呼び出せるようになります。
X-finderの設定方法と使い方
X-finderの設定方法と使い方について見ていきましょう。
ダウンロード方法
X-finderをまずはPCにダウンロードしましょう。ダウンロードできる場所は、開発者の公式ページもしくはフリーソフトの配布サイトのVectorからダウンロードできます。開発者の公式ページでは、他のソフトも紹介されていて、X-finderがちょっとわかりにくいので、Vectorからダウンロードすることをおすすめします。
こちらのリンクから、Vectorのダウンロードページへ入りましょう。
ダウンロードページへ入り「このソフトを今すぐダウンロード」のボタンをクリックすると、X-finderをダウンロードすることができます。
インストール方法
インストール用のファイルは圧縮されているのでまずは解凍しましょう。ダウンロードしたダブルクリックすると、フォルダが開きます。すべてのファイルを選択して右クリックをすると「展開」が出てくるので、展開して解凍します。
「展開」をクリックするとX-finderをインストールする場所を選択します。適当な場所にX-finder用のフォルダーを作って展開します。展開するときにはフォルダーは作成されないので、フォルダーを作らずに展開してしまうと、その場所にファイルが展開してしまいます。必ずフォルダーを作ってから、フォルダーの中に展開しましょう。
フォルダーの中に展開したファイルは、このようになっています。インストール用のファイルは「XF」と「XF64」の2種類あります。Windowsが32bit版なら「XF」を、64bit版なら「XF64」を選択してクリックします。
インストール用のアプリケーションファイルをクリックすると、X-finderがPCにインストールされて使えるようになります。
新しいタブの開き方
X-finderの使い方では、新しいタブを開く方法が重要です。新しいタブを開きたいときには、「ファイル」から「新しいタブの作成」をクリックしましょう。もしくは、ショートカットキーで「Ctrl+N」でも新しいタブを開くことができます。
分割表示の方法
X-finderの使い方では、複数のフォルダを上下もしくは左右に分割表示することができます。分割表示の設定方法は次の通りです。まずは「ツール」から「基本オプション」をクリックします。
「分割」のタブを開いて「分割する」にチェックを入れます。「左右に分割」か「上下に分割」のどちらかを選んで、アクティブにするウィンドウを選択し、分割比率を決めたら「OK」か「適用」をクリックします。するとフォルダを分割表示することができます。
覚えておきたい設定方法
このほかにも、覚えておくと便利な設定方法がいろいろとあります。こちらでは、X-finderの使い方で是非覚えておきたい設定方法について見ていきましょう。
起動設定の変更方法
X-finderをインストールしただけでは、PCを起動した時に通常のエクスプローラーが表示されてしまいます。X-finderをデフォルトのエクスプローラーとして利用できるように設定しましょう。
X-finderの「基本オプション」を開いたら、「その他」のタブを開きます。「エクスプローラの代わりにX-Finderで開くフォルダ」の「既定値から選ぶ」をクリックして、「すべて」を選ぶと設定できます。
表示設定の変更方法
X-finderの「基本オプション」では表示設定を変更することもできます。「軽量表示」や「隠しファイルの表示」、ショートカットの表示といった変更もこちらで設定しましょう。
タブ設定の変更方法
「基本オプション」の「タブ」の設定では、タブの表示方法などを変更できます。通常はタブは上に表示されていますが、こちらで下や横に設定することもできます。タブに閉じるボタンを付けたいときには、こちらの「閉じるボタン」にチェックを入れます。
フォルダツリーの表示の設定方法
「基本オプション」の「ツリー」のタブから「フォルダツリーを表示」にチェックを入れると、X-finderの左サイドに常にフォルダツリーが表示されるように設定できます。
X-finderの口コミ・評判
X-finderを実際に使っている人の口コミや評判にはどの様なものがあるのか見ていきましょう。
「いくつかのファイラーソフトを試してみましたが、X-finderが最もシンプルで確実に動作するのでいいです。カスタマイズ性がとてもあるので、自分なりに使い勝手を考えて設定を変更して使っています。」
「カスタマイズするのがちょっと難しい点もあるが、機能性が高いので気に入っています。」
「動作が軽くて、とてもシンプルに使えるのがいいです。特に仕事でWindows PCを使っている人には欠かせないアプリと言っていいでしょう。満足度は高いです。」
機能性も動作の面も、大きな不満を持っているという声はあまりありません。クチコミを見る限りX-finderには概ね満足している人が多いようです。
X-finderを活用してPC作業を効率化しよう!
X-finderではWindows PC用のファイラーソフトのX-finderについて見てきました。X-finderはPCでの作業が多い人にとっては、本当に欠かすことができない人と言っていいでしょう。PCのファイル管理に悩んでいる人は、完全無料で利用できるので、ぜひいちどためしてみましょう。