動画編集アプリ「VideoShow」の使い方!無料と有料版の違いも紹介!
VideoShowは、iPhoneやAndroidスマホで動画を編集できるアプリです。基本使用料が無料な上に、簡単な方法で高品質な動画を作成できる魅力があります。VideoShowの使い方や無料版・有料版の違いなどをまとめました。
目次
VideoShowとは?
VideoShowは、中国の上海に本社を構えるShanghai Enjoy Information Technology社が開発・提供している動画編集アプリです。2014年12月にリリースされ、現在では世界累計2億人ものユーザーから愛用される人気ツールとなりました。
VideoShowはiPhone・Androidスマホの両方に対応しており、以下のような使い方が可能です。
- トリミング・分割・リバース・回転などのクリップコントロール
- テキスト・音楽・エフェクト等の追加
- 複数の写真を組み合わせてスライドショーを作成
- ワンタップで高品質なテーマを切り替え
- 完成した動画を様々なSNSに直接アップロード可能
白川公園で一人で遊んでるなう。
— 石川 航/るーさん (@noboruuusan) March 3, 2019
最近のアプリは無料で色んなこと出来ますなぁ(*´∀`*)#VideoShow #アクション #無料エフェクト pic.twitter.com/ye4WxIIP92
無料版と有料版がある
VideoShowには、無料版と有料版の二種類が存在します。
無料版は課金無しで利用できますが、一部の機能が使えない仕様になっています。課金して有料版を購入すると、全機能の制限が解除されます。
無料版のVideoShowでも基本的な動画編集方法に対応しており、十分にクオリティーの高い動画に仕上げることが可能です。最初に無料版を使ってみて、よりレベルの高い動画編集を行いたいと思った時に有料版に切り替える使い方がおすすめです。
アプリをダウンロードする方法
VideoShowをスマホで使用するためには、iPhone・Android用のアプリを端末にインストールする必要があります。iPhone・AndroidスマホでVideoShowアプリをダウンロードする方法を見ていきましょう。
iPhoneでダウンロードする
iPhoneをお使いの方は、以下のApp StoreリンクからiOS版VideoShowアプリをダウンロードできます。
iPhoneでアクセスし、「入手」をタップしてください。インストール完了後「開く」をタップすれば、iPhone版VideoShowが起動します。
Androidでダウンロードする
Androidをお使いの方は、以下のGoogle PlayリンクからAndroid版VideoShowアプリをダウンロードできます。
Androidスマホでアクセスし、「インストール」をタップしてください。インストール完了後「開く」をタップすれば、Android版VideoShowが起動します。
VideoShowの使い方
VideoShowの使い方は非常に簡単です。アプリに編集用素材を読み込み、長さの調整、テキスト・音楽・エフェクトの追加等を行い、書き出した動画ファイルを保存するだけです。
基本的に画面上のボタンやサムネイルをタップするだけで良いので、初心者でも編集方法に迷うことはないでしょう。ここからは、VideoShowの具体的な使い方を解説していきます。
素材を選択する
VideoShowアプリを起動したら、ホーム画面にて「編集」を選択し「動画編集」アイコンをタップしてください。
写真・ビデオ・音楽アプリなどへのアクセス許可を求められたら「OK」をタップしましょう。
VideoShowで編集したい素材をタップして選択し、「追加」をタップすれば取り込み完了です。
トリミングする
素材の再生時間を調節したい時は、「編集」を選択して「クリップ編集」をタップしてください。(または素材をダブルタップする。)
一番左端の「トリミング」アイコンをタップしてください。
画面下部に表示されている二つのバーを左右に動かして、動画の開始位置と終了位置を決めましょう。三本線アイコンをタップして、時間を数値で指定して正確なトリミングを実行する方法もあります。
画面右上のチェックマークをタップすれば、トリミング編集が完了します。
テーマを選択する
VideoShowには「テーマ」という機能があり、ワンタップで動画全体の雰囲気を設定する使い方に対応しています。
動画編集画面で「テーマ」をタップしてください。
一覧表示されているテーマの中から任意のサムネイルをタップするだけで、動画全体にそのテーマを適用することが出来ます。
ただし、無料版では左上に王冠マークの付いているテーマを使用することが出来ません。特殊なテーマを使用するためには、課金して有料版を購入する必要があります。
クリップ編集をする
動画編集画面で「編集」をタップすると、クリップ(各編集素材)の細かい編集作業を行うことが出来ます。
より見栄えの良い映像作品に仕上げたい時は、エフェクトやトランジションの追加などの使い方を試してみてください。(無料版では右上に王冠マークの付いている編集機能は使用不可。)
音楽を追加する
動画編集画面で「サウンド」を選択すると、動画内に音楽を挿入することが可能です。
- 音楽:動画全体に音楽を追加できる
- マルチ音楽:動画内の特定のシーンごとに別々の音楽を追加できる
- ダブ:ナレーションを追加できる
- サウンドエフェクト:音響効果を追加できる
音楽の入れ方は非常に簡単。ダウンロードした音楽、またはiPhoneやAndroidスマホ内に保存されている音楽を指定して追加するだけです。BGMを加えることで動画の雰囲気は大きく変わるので、ぜひ色々な音楽を試してみてください。
テキストを入力する
動画編集画面で「編集」をタップして「テキスト」を選択すると、動画内に文字を挿入することが可能です。
テキストを挿入したい箇所を選択して、「+」アイコンをタップしてください。
メニューバーの一番左端のアイコンをタップすると、テキストエフェクトのテーマを設定することが出来ます。この方法で、追加テキストの全体的な雰囲気を決めましょう。
メニューバーの左から2番目のアイコンをタップすると、テキストやアウトラインの色を設定することが出来ます。カラーリングを変更することで、視聴者にテキストの存在を強く印象付ける使い方が可能です。
メニューバーの右から2番目のアイコンをタップすると、テキストのフォントを変更することが出来ます。動画の雰囲気に合ったフォントを選びましょう。
メニューバーの一番右端のアイコンをタップすると、テキストの配置や特殊効果などを設定することが出来ます。テキストを控えめに追加したい時は、透明度を調整しましょう。
文字枠をタップすれば、テキストの内容やテキストを挿入する場所を具体的に編集することが出来ます。
VideoShowの有料版でできる事
無料版のVideoShowでも十分に多彩な動画編集方法を実行することが出来ますが、VIPに課金登録すれば有料版の編集機能を無制限に利用できるメリットがあります。少しでもクオリティーの高い動画に仕上げたい方におすすめの使い方です。
無料版と有料版のVideoShowの機能を比較してみましょう。
さらにクオリティの高い動画を作ることができる
無料版でも有料版でも、VideoShowの基本的な動画編集機能・操作方法は同じです。しかし、有料版は以下のような使い方に対応しており、利便性が大幅に向上します。
- 無料版では書き出した動画に「VideoShow」という透かしが入るが、有料版なら非表示に出来る
- 無料版では使用中に広告が表示されるが、有料版なら非表示に出来る
- HD画質(1080P)でのエクスポートに対応
- GIF形式でのエクスポートに対応
- 無料版では王冠マークが付いている編集機能や素材を使用できないが、有料版なら使えるようになる
有料版の値段は?
VideoShowの有料版の料金は、契約プランによって異なります。
- 月額料金:550円
- 年額料金:2,440円
- ライセンス買い切り:4,360円
有料版のVideoShowアプリの機能を3日間だけ無料で試せるサービスがあるので、興味のある方はこちらの方法で有料版VideoShowの使い方をチェックしてみると良いでしょう。
VideoShowで作った動画を保存/共有する方法
VideoShowで編集作業が終わったら、動画を書き出してiPhoneやAndroidスマホ内に保存しましょう。
完成した動画は、SNS等にアップロードして共有する使い方が可能です。ここからは、VideoShowでの動画保存・共有方法を解説していきます。
動画を保存する
編集作業が完了したら、画面右上の共有アイコンをタップしてください。
- 480P(高速)
- 720P(標準)
- 1080P(フルHD、有料版のみ)
高画質の動画ほど書き出しに時間がかかります。終了するまで気長に待ちましょう。
「書き出しに成功しました」というメッセージが表示されたら保存完了です。LINEやYouTubeなど様々なSNSで完成動画をシェアすることが出来ます。
VideoShowアプリを起動した際に表示されるホーム画面の「私のスタジオ」をタップすれば、保存した動画をいつでも視聴できます。「私の下書き」には編集ファイルが残っているので、必要に応じて再編集する使い方も可能です。
iPhoneの場合、写真アプリのアルバム内に「VideoShow」フォルダが作成されていて、そこに動画が保存されています。
LINEで共有する
VideoShowの動画をLINEで共有したい時は、LINEアプリを起動してトーク画面を開いてください。
左下の写真アイコンをタップし、画面右下の9点マークをタップしましょう。
iPhoneやAndroidスマホ内に保存されているデータの中から「VideoShow」を選択して、シェアしたい動画をタップしてください。
右下の矢印アイコンをタップすれば、LINEトークで動画を共有することが出来ます。
ただし、LINEで共有できる動画は最長でも5分までです。(容量制限は無し。)どうしても5分以上の動画を共有したい時は、Dropboxアカウントを取得して以下の方法を実行してください。
- Dropboxアプリにログインし、「ファイル」を選択して「…」をタップする
- 「ファイルをアップロード」を選択する
- 「写真」を選択する
- シェアしたい動画を選択して送信する
- 共有アイコンをタップする
- LINEのアプリを選択する(表示されていなければ「その他」からLINEを選択)
- 動画をシェアしたい相手を友達リストから選択して送信する
Gmailで共有する
VideoShowの動画をGmailで送信したい時は、Gmailの作成画面を開いてください。
クリップアイコンをタップして、「ファイルを添付」を選択しましょう。
「フォトライブラリ」を選択してください。
iPhoneやAndroidスマホ内に保存されているデータの中から「VideoShow」を選択して、シェアしたい動画をタップしてください。
右下の「選択」をタップすれば、Gmailに動画を添付することが出来ます。
ただし、Gmailで共有できる動画のファイルサイズの上限は25MBです。どうしても25MB以上の容量の動画を共有したい時は、以下の方法でGoogleドライブを経由してください。
- Gmailのメール作成画面を開く
- 「ドライブを使用してファイルを挿入」をクリックする
- 「アップロード」タブを選択し、シェアしたい動画ファイルをアップロードする
- 「マイドライブ」タブでその動画ファイルを選択し、「挿入」をタップする
- Googleドライブに保存されたファイルへのリンクがメールに挿入されるので、宛先・件名・本文等を入力して「送信」→「共有して送信」をタップする
YouTubeで共有する
VideoShowの動画をYouTubeで共有したい時は、YouTubeのライブラリ画面を開いてください。
「アップロード動画」の項目をタップしましょう。
「動画をアップロード」をタップしてください。
YouTubeアプリの初回使用時には、写真・カメラ・マイクアプリ等へのアクセス許可を求められます。それぞれ「OK」をタップしてください。
iPhoneやAndroidスマホ内に保存されているデータの中から、シェアしたいVideoShowの動画を選択してください。
画面右上の「次へ」をタップしてください。
動画のタイトル・概要・プライバシー(公開・非公開設定)等を入力して「アップロード」をタップすれば、YouTubeに動画が送信されます。
VideoShowの活用シーン
VideoShowには、単なる動画編集アプリとは一線を画すユニークな特徴があります。VideoShowの独自機能を見ていきましょう。
マテリアルセンターで素材を活用する
VideoShowには「マテリアルセンター」というサービスがあり、動画に適用できるテーマ・エフェクト・音楽などが豊富に収録されています。
特に音楽素材のクオリティーの高さには目を見張るものがあります。ライセンス取得済みの音楽が2,000種類以上も取り扱われていて、動画の演出に重宝することでしょう。
素材は定期的に更新されている上におすすめも紹介してくれるため、初心者の方でも安心して動画編集に活かすことが出来ます。
カメラアプリとして使用する
VideoShowには、カメラ機能も搭載されています。VideoShowアプリを起動し、ホーム画面にて「スーパーカメラ」を選択すると、カメラアプリが起動して被写体を撮影することが可能です。
画面下部に一覧表示されているサムネイルの中から任意のものをタップすると、カメラの映像に特殊効果を付けることができます。(右のバーで効果の度合いを調節可能。)
撮影ボタンをタップして保存した映像は、そのままVideoShowでの編集素材として使用可能。iPhoneやAndroidスマホにインストールしておくと大変便利です。
VideoShowを使って動画を作成してみよう
今回は、VideoShowの特徴や使い方などをご紹介いたしました。最後に本記事の要点をまとめると、以下の5点が挙げられます。
- VideoShowは、iPhoneやAndroidスマホで動画編集を行えるアプリ
- 無料版と有料版があり、有料版では透かし・広告の非表示、VIP素材の使用、HD画質でのエクスポートなどの機能を利用できる
- VideoShowでは、クリップのトリミング、テーマの適用、テキスト・音楽・エフェクトの追加などの編集が可能
- カメラ機能も実装しており、撮影した映像を直接編集に回せる
- 完成した動画は、LINEやYouTubeなどのSNSに簡単にアップロードできる
iPhoneやAndroidスマホに動画編集ソフトをインストールしておくと、撮影した直後に編集・アップロードを行えるため大変重宝します。
スマホで使える高性能な動画編集ソフトをお探しの方は、ぜひ本記事を参考にしてVideoShowを使いこなせるようになってください。