スーパーリロードでのブラウザ更新方法！ブラウザ別にショートカットを紹介！

Webページを再読み込みしても、画像などの情報が新しいものに更新されないことがあります。そんな時に試すといいといわれているのがスーパーリロードです。この記事ではスーパーリロードとはどのようなもので、どのような方法で使えばいいのかということについてみていきましょう。まずはスーパーリロードとはどういったものなのか見ていきましょう。

スーパーリロードとはキャッシュを無視してWebブラウザの読み込みをすることをいいます。Webブラウザが新しい情報に更新されているはずなのに、新しい情報が表示されない場合には、PCに蓄積されたキャッシュが邪魔をしていることがあります。

スーパーリロードすることでキャッシュに関係なくWebブラウザを読み込みすることができるので、新しい更新された情報を必ず閲覧できます。

Webブラウザで更新された情報を表示するのを邪魔するキャッシュとは、いちど表示したWebページの情報をPCやスマホの中に蓄積しておき、再度同じページを表示するときに、早く表示できるようにする仕組みです。

キャッシュを利用してWebページを表示することで、Webページの読み込みが早くなったり、データ通信量を抑えることができるというメリットもあります。しかし、Webページが更新されたのにキャッシュの読み込みが優先されてしまうと、新しい情報が反映されないというデメリットもあります。

Webページが新しい情報に更新されないときにスーパーリロードすると、PCに蓄積されたキャッシュを無視して新しく更新された情報のみが表示されるようになります。スーパーリロードすることで、最新の情報を確実に得られるようになります。

ただし、いつでもスーパーリロードをすればいいというわけではありません。この次にスーパーリロードをかけるためのショートカットキーをブラウザ別にご紹介しますが、頻繁にスーパーリロードをかけてしまうとPCに大きな負担をかけることになります。

またダウンロードする情報のデータ容量がキャッシュを利用した場合と比べるとかなり多くなります。パケットの月額使用量の上限が決まっている場合には、高速データ通信の消費も早くなってしまいます。スーパーリロードはあまり頻繁に行わなずに、どうしても新しい情報に更新できなくて困る時だけにしましょう。

スーパーリロードをPCで行う場合には、ショートカットキーを使って行います。こちらでは、ブラウザごとにスーパーリロードするためのショートカットキーをご紹介します。

Google Chromeでスーパーリロードを行う場合には次のショートカットキーを使います。

• Ctrl+F5
• Sift+F5

もしくは次の組み合わせでもスーパーリロードできます。
 

• Ctrl+ブラウザのリロードボタン
• Sift+ブラウザのリロードボタン

Microsoft Internet Explorerでスーパーリロードを行う場合には次のショートカットキーを使います。

• Ctrl+F5
• Sift+F5

Firefoxでスーパーリロードを行う場合には次のショートカットキーを使います。

• Ctrl＋F5

• Ctrl＋Shift＋R

• Shift+ブラウザのリロードボタン

Safariでスーパーリロードを行う場合には次のショートカットキーを使います。

• Ctrl+Shift+R
• Shift＋ブラウザのリロードボタン

Mac OSでスーパーリロードを行う場合には次のショートカットキーを使います。

Safariの場合

• command＋option＋E
• Shift＋ブラウザのリロードボタン

• command＋Shift+R
• Shift＋ブラウザのリロードボタン

• command＋Shift+R

スマホでブラウザの更新ができない場合の、スーパーリロードの方法について見ていきましょう。

実はスマホにはPCのようにスーパーリロードをするためのショートカットキーは存在しません。しかし、ブラウザが更新されない場合のスーパーリロードの代わりの方法あるので、その代わりの方法をご紹介します。

ブラウザのキャッシュをクリアしてキャッシュが残っていない状態で、ページを開くと、スーパーリロードをしたのと同じ効果があります。キャッシュをクリアする方法は次の通りです。

iPhoneやiPadで最も使われているブラウザのSafariからキャッシュをクリアする方法です。まずはiPhoneの「設定」を開いて、「Safari」をタップします。

Safariの設定に入ったら画面を下の方にスクロールします。すると「履歴とWebサイトデータを消去」とあるのでそちらをタップします。するとSafariにたまっているキャッシュがクリアできます。

Androidで最も使われているブラウザのChromeのキャッシュのクリア方法は次の通りです。まずはAndroidの「設定」を開き、「アプリ」をタップします。

アプリの設定の一覧の中から「Chrome」を選びます。

Chromeの設定の中に「キャッシュを消去」があります。そちらタップすると、Chromeのキャッシュを消去できます。

わざわざキャッシュをクリアするのが独裁という場合には、プライベートブラウジングを使ってキャッシュに影響されずにページを開く方法もあります。プライベートブラウジングとは、ブラウザにキャッシュや検索履歴などを残さずにWebページを開く方法です。この方法を使えば、キャッシュに影響されずにウェブページを開けます。

iPhoneでプライベートブラウジングを利用する方法は次の通りです。まずはSafariを開き、画面の右下のタブボタンをタップします。

すると「プライベート」というボタンが出現するのでそちらをタップします。

プライベートブラウジングでWebページを開けるようになりました。

Androidでは「シークレットタブ」といいます。AndroidのChromeを開いたらページの右上の「︙」をタップします。

「新しいシークレットタブを開く」をタップします。

するとキャッシュを残さないシークレットタブを開けます。

PCでもスーパーリロードの代わりにブラウザでキャッシュを読み込まない方法があります。

頻繁に画像などが最新の情報に読み込まれない場合には、ブラウザのキャッシュをこまめに削除することをおすすめします。

Chromeならブラウザの右上の「︙」から「履歴」をクリックして、「閲覧履歴データの削除」をクリックします。「キャッシュされた画像とファイル」にチェックを入れて「データを削除」をクリックすれば、ブラウザのキャッシュを削除できます。

Chromeには開発者モードというエンジニアのためのモードがあります。開発者モードで操作すれば、スーパーリロードと同じ効果を得られる方法があります。開発者モードの立ち上げ方は、ショートカットキーで「Ctrl＋Shift+i」を同時に押します。

開発者モードを開いた状態で、Chromeの更新ボタンを右クリックします。すると「キャッシュの消去とハードの再読み込み」とあるのでそちらをクリックするとキャッシュを完全に消去することができます。

「Network」のタブを開くと「Disable cache」とあります。こちらにチェックを入れると、常にキャッシュを利用せずにWebページを読み込むように設定できます。

この記事ではスーパーリロードとはどういったもので、どのように使うのか、ということを見てきました。キャッシュはブラウザのとても便利でありがたい機能ではありますが、新しい画像に更新されない可能性があると考えると、スーパーリロードの方法を覚えておくこともとても大切なことです。

更新されているはずなのに、なぜかいつも同じ画像が表示されると言う場合には、スーパーリロードをかけてみましょう。ぜひこの記事で解説した方法覚えて、必要な時に使えるようにしておきましょう。