音声入力アプリSpeechnotesが凄い!使い方や文字起こしの精度を紹介!

Speechnotes(スピーチノート)は、音声入力で文字起こしが出来るアプリです。端末にダウンロード・インストールしておけば、PCやスマホで長文作成する際に重宝します。Speechnotesの使い方や文字起こしの精度などをまとめました。

音声入力アプリSpeechnotesが凄い!使い方や文字起こしの精度を紹介!のイメージ

目次

  1. 1音声入力アプリSpeechnotesって何?
  2. 音声入力アプリSpeechnotes(スピーチノート)とは
  3. 2音声入力アプリSpeechnotesを使う準備
  4. スマホの場合
  5. PCの場合
  6. 3音声入力アプリSpeechnotesの使い方
  7. 初期設定の方法
  8. Speechnotesの基本的な使い方
  9. 4Speechnotesの文字起こしの精度について
  10. 良い口コミ
  11. 悪い口コミ
  12. 5音声入力アプリSpeechnotesのを便利に活用しよう

音声入力アプリSpeechnotesって何?

Speechnotes(スピーチノート)とは

出典: https://wellsrc.com/

Speechnotes(スピーチノート)とは、2015年にイスラエルのソフトウェア開発会社・WellSourceによってリリースされた無料テキスト入力アプリのことです。

スマホアプリ版とPCブラウザ用アプリ版があり、どちらも多くのユーザーから高評価を得ています。

Speechnotes(スピーチノート)はどのような使い方に対応しているのか?ここでは、Speechnotes(スピーチノート)の特徴について解説していきます。

音声入力アプリSpeechnotes(スピーチノート)とは

Speechnotes(スピーチノート)とは

出典: https://wellsrc.com/

Speechnotes(スピーチノート)の最大の特徴は、PCやスマホのマイクを使って音声入力データを文字起こしできる点にあります。

一般的なメモ帳アプリの場合、キーボードを操作してテキスト入力しなければなりません。特にスマホでは、長文入力時に多大な時間と労力を費やす羽目になってしまいます。

その点、Speechnotes(スピーチノート)ならユーザーが喋った音声を直接テキスト化してくれるため、録音した取材データなどを文字起こしする際に大変重宝します。

音声認識機能で多言語の文字起こしができるアプリ

Speechnotes(スピーチノート)とは

Speechnotes(スピーチノート)はGoogleの音声認識エンジンにもとづいて開発されているため、英語・中国語・アラビア語など世界の10か国以上の言語をテキスト化することが可能です。

その中には日本語も含まれており、日本人ユーザーも安心して文字起こしに利用できます。

WellSource - Empowering You

音声入力アプリSpeechnotesを使う準備

Speechnotes(スピーチノート)は、スマホまたはPCで使用できます。ここでは、それぞれのデバイスでSpeechnotes(スピーチノート)をインストールする手順を見ていきましょう。

スマホの場合

Speechnotes(スピーチノート)で音声入力すると、テキストデータを端末に保存するだけでなくLINEなどのSNSに直接送信する使い方も可能になります。

メールやSNSを頻繁に使うスマホユーザーにとって、Speechnotes(スピーチノート)はぜひともインストールしておきたいおすすめアプリと言えるでしょう。

Android端末が必要

Speechnotes(スピーチノート)は、Android専用アプリです。残念ながら、iPhoneでSpeechnotes(スピーチノート)を使うことは出来ません

どうしてもiPhoneで文字起こししたい場合は、App Storeから「Recoco(レココ)」や「Speechy Lite」などの音声入力アプリをインストールすると良いでしょう。

‎「Recoco(レココ) 振返りやすいボイスメモ」をApp Storeで
‎「音声をテキストに変換する - Speechy Lite」をApp Storeで

Speechnotesのインストール

Speechnotes(スピーチノート)をインストールする方法

まずはAndroidスマホで以下のリンクにアクセスして、Google PlayストアからSpeechnotes(スピーチノート)アプリをダウンロード・インストールしましょう。

使用料だけでなくインストールも無料なので、安心してダウンロードしてください。ただし、Android 6.0以上の端末が必要です。

Speechnotes - Speech To Text - Apps on Google Play

PCの場合

Speechnotes(スピーチノート)は、AndroidスマホだけでなくPCでも使用可能です。ブログを投稿したり論文を執筆したりする際に、PCの大画面をフル活用して文字起こし出来るメリットがあります。

Chromeブラウザが必要

なお、PC用のSpeechnotes(スピーチノート)は、Google Chrome用アプリとして提供されています。

PCでSpeechnotes(スピーチノート)を使いたい方は、事前にGoogle ChromeをPCにインストールしておきましょう。

Google Chrome ウェブブラウザ

Speechnotesをインストールする手順

Speechnotes(スピーチノート)をインストールする方法

PCでGoogle Chromeを起動し、以下のリンクから「Speechnotes | ディクテーションメモ帳」アプリをインストールしましょう。

Speechnotes | ディクテーションメモ帳
Speechnotes(スピーチノート)をインストールする方法

「Chromeに追加」→「アプリを追加」をクリックすると、Google ChromeにSpeechnotes(スピーチノート)アプリがインストールされます。

Speechnotes(スピーチノート)をインストールする方法

Google Chromeのアドレスバーに「chrome://apps/」と入力してエンターキーを押すと、Google Chromeにインストールされているアプリの一覧が表示されます。(またはブックマークバーの「アプリ」をクリックする。)

「Speechnotes」をクリックすれば、Google Chrome上でアプリが起動します。

音声入力アプリSpeechnotesの使い方

Speechnotes(スピーチノート)アプリの使い方

インストールが完了したら、Speechnotes(スピーチノート)アプリを起動して実際に使ってみましょう。

ここでは、Androidスマホ版のSpeechnotes(スピーチノート)アプリを基準にして使い方を解説していきます。(PC版も基本的な使い方はほぼ同じです。)

初期設定の方法

Speechnotes(スピーチノート)アプリの使い方

Speechnotes(スピーチノート)を起動したら、まずは初期設定を行いましょう。自分の環境に合わせた設定を行うことで、アプリを安定して使用できるようになります。

マイク設定について

Speechnotes(スピーチノート)アプリの使い方

Speechnotes(スピーチノート)アプリはAndroidスマホのマイクで録音した音声を利用するので、最初にマイク権限を許可する必要があります。

AndroidスマホにGoogleアプリをインストールしていない場合は、「Googleをダウンロード」をタップしてマイクの連携設定を行いましょう。

Speechnotes(スピーチノート)アプリの使い方

PCのGoogle Chrome版アプリでもマイク権限の許可が必要です。「マイクを使用する」というダイアログが表示されたら、「許可」をタップしましょう。

AndroidスマホやPCでのマイクの設定方法が分からない方は、以下の記事を参照してください。

ThumbAndroidスマホに外部マイクを接続して高音質で録音する方法!
スマホ本体に内蔵されているAndroidマイクだと、録音をしても低音域や高音域の細かな音を拾...
ThumbWindows10のマイクの設定方法!アプリの使用を許可/不許可の設定は?
当記事ではWindows10のマイクに関連する設定方法を紹介しています。Windows10の...

言語設定について

Speechnotes(スピーチノート)アプリの使い方

Speechnotes(スピーチノート)で扱う言語の設定を行いましょう。画面右上の言語設定アイコンをタップし、「日本語(Japanese)」をタップしてください。(デフォルトで「日本語」になっているはずです。)

英語や韓国語の文字起こしをしたい場合は、「English」や「Korean」を選択しましょう。なお、スマートスピーカーのようにユーザーの声を登録する作業は一切不要です。

Speechnotesの基本的な使い方

初期設定が完了したら、スマホ(またはPC)のマイクに音声を入力して文字起こしを行っていきましょう。

Speechnotes(スピーチノート)アプリの基本的な使い方を順番に解説していきます。

音声を録音・停止する方法

Speechnotes(スピーチノート)アプリの使い方

Speechnotes(スピーチノート)のテキスト入力エリア右下にあるマイクアイコンをタップすると、音声の録音がスタートします。

Speechnotes(スピーチノート)アプリの使い方

録音中に発声すると、その音声データがSpeechnotes(スピーチノート)アプリ内で処理されてテキスト化されます。

一度録音を開始したら入力音声がことごとく文字起こしされるため、作業を終了(または中断)したい時は一時停止アイコンをタップしてください。もう一度マイクアイコンをタップすれば、音声入力を再開できます。

Speechnotes(スピーチノート)はオフラインでも使えますが、オンライン環境の方が正確にテキスト化される可能性が高いです。

句読点、記号などの入力方法

Speechnotes(スピーチノート)アプリの使い方

Speechnotes(スピーチノート)アプリは、半角英数字の記号なども音声入力できます。
 

発声する音声 Speechnotes(スピーチノート)に入力されるテキスト
ピリオド .
コンマ ,
コロン :
セミコロン ;
感嘆符 !
疑問符 ?
ダッシュ -
改行 ※改行される

文字起こしをした文章を編集する方法

Speechnotes(スピーチノート)アプリの使い方

Speechnotes(スピーチノート)は非常に優れた精度で録音データを文字起こし出来ますが、必ずしも100%正確にテキスト化できるとは限りません

もしもSpeechnotes(スピーチノート)の文字起こしデータに不備がある場合は、手動で修正を行いましょう。いくつかの記号やバックスペース等は、画面下のキーボードから直接入力できます。

録音データから誤入力された箇所を訂正したり、不足しているテキストを追加したりしながら、入力間違いが無いように校正を行ってください。

ノート名を変更する方法

Speechnotes(スピーチノート)アプリの使い方

Speechnotes(スピーチノート)アプリで作成したファイル名を変更したい時は、画面左上の「備考-1」をタップしてください。任意の名前を入力して「終了」をタップすれば、ノート名を変更できます。

新しいノートを作成する方法

Speechnotes(スピーチノート)アプリの使い方

画面左上の三本線アイコンをタップすれば、Speechnotes(スピーチノート)の各種メニューが表示されます。

新しいノートを作成したり、保存したノートを開いたりすることができます。

Speechnotes(スピーチノート)アプリの広告を非表示にする方法

「プレミアムにアップグレード」をタップすると、課金ページが表示されます。

無料版のSpeechnotes(スピーチノート)の場合、テキスト入力エリアの下に小さく広告が表示されます。特に作業の邪魔になることはありませんが、どうしても気になる方は課金して広告を非表示にすると良いでしょう。
 

  • 広告を永久に非表示にする:880円
  • 広告を一か月単位で非表示にする:月額100円(7日間無料)

Speechnotes(スピーチノート)アプリの使い方

「Google Drive」をタップすれば、Speechnotes(スピーチノート)のデータをGoogle Driveに送信してバックアップ保存することができます。

Speechnotes(スピーチノート)アプリの使い方

画面右上の三点アイコンをタップすると、ノートの保存や文字数カウント機能などを使えます。

ノートの保存・共有をする方法

Speechnotes(スピーチノート)アプリの使い方

Speechnotes(スピーチノート)の画面右上にある紙飛行機アイコンをタップすると、端末にインストールしてあるアプリを使ってノートを共有することができます。

Speechnotes(スピーチノート)アプリの使い方

「Gmail」をタップすれば、Speechnotes(スピーチノート)のテキストデータが本文に入力された状態でGmailが起動します。あとは、相手のメールアドレスと件名を入力して送信するだけです。

Speechnotes(スピーチノート)アプリの使い方

「LINE」をタップすれば、LINEアプリが起動して送信相手を選択できます。トーク画面で送信ボタンをタップすれば、Speechnotes(スピーチノート)で文字起こししたテキストをLINEで使用できます。

ウィジェットに追加する方法

Speechnotes(スピーチノート)アプリの使い方

Androidスマホのホーム画面上をロングタップして「ウィジェット」を選択すると、Speechnotes(スピーチノート)をウィジェットに追加することができます。

ホーム画面から直接録音・文字起こし・共有が出来るため、急いでいる時のメモ代わりに重宝することでしょう。

ThumbLINE IDのおすすめの決め方や具体例を紹介!制約/ルールや注意点を解説!
自分のLINEアカウントにLINE IDを設定すると、LINE交換・登録が簡単になります。L...

Speechnotesの文字起こしの精度について

テキストエディタアプリを利用する際には、使い方が簡単であるだけでなく、録音データの文字起こし精度が出来るだけ高いアプリを選ぶことが重要です。使い方が簡単でも入力精度の低いアプリだったら、手直しに時間がかかって何の意味もありません。

ここでは、実際に利用しているユーザーの間でのSpeechnotes(スピーチノート)アプリに関する評判・口コミをご紹介します。

良い口コミ

SNS上でのSpeechnotes(スピーチノート)アプリに関する評判を見てみると、全体的には好意的な意見が目立ちます。

Speechnotes(スピーチノート)の良い口コミをいくつか抜粋してみましょう。

Googleドキュメントと並ぶ精度

Speechnotes(スピーチノート)にはGoogleの高性能音声認識エンジンが採用されているため、録音データが非常に正確にテキスト化されるという意見が多く見受けられます。

既存の録音データの文字起こしに適している

基本的に音声入力時のタイムアウトが無いため、会議の議事録やインタビューなどを文字起こしする際に重宝するという意見もあります。

また、録音データをサーバに記録しないプライバシーポリシーにも信頼性があります。

音声の切れ目で半角スペースが入る

Speechnotes(スピーチノート)はもともと海外製のアプリなので、録音データに無言のタイミングがあると、そこに半角スペースが自動的に挿入される仕様になっています。日本語入力の場合、邪魔だと感じる方も少なくありません。

しかし、Speechnotes(スピーチノート)ではワンタップでテキストの削除・修正を行えるので、特に問題にはならないという見方が優勢です。

完ぺきではないがすごいと思えるほどの精度

Speechnotes(スピーチノート)を使うと音声入力の内容を90%以上の精度で正確にテキスト化してくれるため、文章作成の手間を省けるともっぱらの評判です。

悪い口コミ

SNS上でのSpeechnotes(スピーチノート)アプリに関する評判を見てみると、文字起こしの精度に不満を感じている方もいるようです。

Speechnotes(スピーチノート)の悪い口コミをいくつか抜粋してみましょう。

男女の会話は精度が落ちる

録音時に多少の雑音が入っても認識精度は変わりませんが、発話者が途中で変わると文字起こしに支障が出るようです。

重なった音声は認識しない

対談形式の録音データを文字起こしする場合、音が籠っていたり重なっていたりする箇所では著しく精度が落ちるようです。複数の人間の会話を文字起こしする使い方には向いていないでしょう。

録音が長いと音声認識が途中で止まることもある

Googleドキュメントに比べるとタイムアウト時間が長めに設定されていますが、それでも長時間沈黙が続くと音声認識が止まってしまう可能性があるようです。

音声が小さいとうまく認識できないことがある

Speechnotes(スピーチノート)は、早口言葉を文字起こしできるほどの精度を誇っています。しかし小声で喋ると精度が落ちるという意見があります。

Speechnotes(スピーチノート)を利用する際には、出来るだけ明確に喋るように意識した方が良いでしょう。

音声入力アプリSpeechnotesのを便利に活用しよう

61547304 541603066371126 4480048790387174943 n.jpg? nc ht=scontent nrt1 1.cdninstagram
ferramentasinteligentes

今回は、音声入力アプリ・Speechnotes(スピーチノート)の使い方や評判などをご紹介いたしました。最後に本記事の要点をまとめると、以下の5点が挙げられます。
 

  • Speechnotes(スピーチノート)とは、マイクで入力した音声をテキスト化できる文字起こしアプリのこと
  • AndroidスマホまたはPC(Google Chrome)で無料利用できる
  • Speechnotes(スピーチノート)で音声入力すると、テキストデータを端末に保存するだけでなくメール送信したりSNSに投稿したりする使い方も可能
  • Speechnotes(スピーチノート)にはGoogleの音声認識エンジンが組み込まれているため、非常に精度の高い文字起こしが出来る
  • ただし声が小さかったり複数の人間の声が混在したりすると、正確に認識されない場合がある

長文テキストを作成するなら、キーボードより音声入力アプリを使った方が圧倒的に早くて楽です。

文字起こしアプリをお探しの方は、ぜひ本記事を参考にしてSpeechnotes(スピーチノート)を使いこなせるようになってください。

関連するまとめ

Original
この記事のライター
シンタロー
おすすめアプリやWebサービスの使い方など、IT関連の気になるテーマを分かりやすく解説いたします。