PayPal(ペイパル)の送金方法!仕組みや海外に送金するときの注意点を解説
本記事では世界で有名な決済サービスPayPal(ペイパル)の送金方法を紹介します。PayPal(ペイパル)を使えば個人間での送金・振込や、個人間の海外送金も可能です。気になる為替レートや送金方法など詳しく解説していくので参考にしてみてください。
目次
- 1PayPal(ペイパル)の送金・支払い方法とは?
- ・PayPal(ペイパル)に銀行口座を登録すれば個人間の振込・送金が可能
- ・PayPal(ペイパル)で利用できる銀行一覧
- ・PayPal.meを使うと更に便利に
- 2PayPal(ペイパル)の銀行口座の登録方法
- ・PayPal(ペイパル)アカウントのウォレットから銀行登録
- 3【国内編】PayPal(ペイパル)を使った送金方法
- ・国内の個人間で送金・支払いする方法
- ・送金リクエスト受け取り側の対応方法
- 4【海外編】PayPal(ペイパル)を使った送金方法
- ・海外の個人間で送金・支払いする方法
- ・海外送金する場合は為替レートと手数料に注意
- 5PayPal(ペイパル)の個人間送金・海外送金の注意点
- ・送金上限は100万円まで
- ・家族や友達など個人間の支払い・振込・送金はクレジットカードは利用不可
- ・10万円以上の送金を受け取りする場合は本人確認が必要
- 6PayPalの送金・振込は非常に便利!活用して海外に送金してみよう!
PayPal(ペイパル)の送金・支払い方法とは?
日本国内での電子マネー決済ではそこまで有名ではありませんが、電子決済サービスの世界的なブランドと歴史を持つのが、PayPal(ペイパル)です。世界200カ国以上で使用でき、日本では2007年3月からPayPal(ペイパル)の日本語表記サイトが開設され、日本国内のサポートセンターもほぼ同時に新設されました。
基本的な利用方法は、アカウントを開設し、メールアドレスとパスワードのみで利用を開始できます。日本国内だけでなく、海外へのネット送金、商品・サービスの支払いに利用できます。PayPal(ペイパル)の口座にチャージしてからの決済や、クレジットカードや銀行口座から間接的にPayPal(ペイパル)を利用して決済を実行できます。
PayPal(ペイパル)に銀行口座を登録すれば個人間の振込・送金が可能
PayPal(ペイパル)の特徴として、PayPal(ペイパル)に銀行口座を登録しておけば、PayPal(ペイパル)アカウントを持っているユーザーへ、個人間の振込・送金が可能という点です。日本国内の個人間振込・送金だけでなく、海外のPayPal(ペイパル)ユーザーへ送金・振込も可能です。
海外生活をする人にとって、銀行間の海外送金は手数料が発生し、為替レート・送金完了までの日数の良し悪しもあるので、PayPal(ペイパル)を一つのオプションとして利用すると良いでしょう。
本記事後半の章では、日本国外のPayPal(ペイパル)ユーザーへ口座残高を振込・送金する方法や、送金にかかる手数料、為替レートについても紹介しているので、参考にしてみてください。
PayPal(ペイパル)で利用できる銀行一覧
クレジットカード | ・VISA・MasterCard・JCB・American Express・DISCOVER |
デビットカード | ・VISAなどの国際クレジットカードブランドをもつデビットカード |
日本の銀行 | ・みずほ銀行・三井住友銀行・三菱UFJ銀行 ・ゆうちょ銀行・りそな銀行・埼玉りそな銀行 |
本記事後半でも紹介しますが、PayPal(ペイパル)を利用して海外・国内PayPal(ペイパル)ユーザーに個人間送金・振込する場合、及び送金を受け取りする場合は、銀行口座の登録が必要です。上記のクレジットカード・デビットカードは、商品代金支払いの決済方法としてのみ利用できるので注意してください。
PayPal.meを使うと更に便利に
PayPal(ペイパル)には【PayPal.me】と呼ばれる便利な決済サービスも存在します。個人間での送金・振込には利用できませんが、小規模な個人店舗の方にとって便利な決済サービスとなります。【PayPal.me】は、支払い専用のリンクを自動で生成し、SNSやSMS、メールなどで送信し、支払い者が最適な支払い方法を選択できるシステムです。
PayPal(ペイパル)の個人間送金・受け取りには直接関係はありませんが、個人ビジネスで決済サービスを探している人にとっては非常に便利な仕組みなので、覚えておきましょう。【PayPal.me】の詳しい情報・使い方は、下記のPayPal(ペイパル)公式ホームページサイトリンクにアクセスして確認してください。
PayPal(ペイパル)の銀行口座の登録方法
続いて本章では、PayPal(ペイパル)に銀行口座を登録する方法を紹介していきます。PayPal(ペイパル)の銀行口座を登録する必要があります。上記のPayPal(ペイパル)公式サイトにアクセスして、画面右上の「新規登録」をクリックし、登録に必要な個人情報を入力して、アカウントを新規作成してください。
PayPal(ペイパル)アカウント新規作成画面では、【パーソナル(個人)アカウント】【ビジネスアカウント】を選択できます。個人間の送金・振込を利用したり、PayPal(ペイパル)を使ったショッピング決済を行う場合は、【パーソナル(個人)アカウント】を作成しましょう。
PayPal(ペイパル)アカウントのウォレットから銀行登録
PayPal(ペイパル)アカウントをもっていない状態で、PayPal(ペイパル)アカウント決済する場合は、上記の画面が表示されるので「銀行」を選択して続行してください。
パーソナルアカウント登録画面が表示されます。PayPal(ペイパル)公式サイトからパーソナルアカウントを新規登録する場合も、上の画面が表示されるので名前やメールアドレス、パスワードを入力して「次へ」をクリックします。
続いて、支払い・残高チャージに必要な銀行を選択します。前の章で紹介した、口座振替登録可能な銀行一覧が表示されるので、利用したい銀行を選択してください。
銀行口座の登録画面が表示されます。【口座名義】【支店コード】【当座預金・普通預金】【口座番号】を入力して「銀行を登録」をクリックします。
PayPal(ペイパル)の個人間送金・振込・決済サービスを利用する場合は、必要書類を準備して本人確認を実行する必要があります。上の画面で必要項目を入力して「銀行のウェブサイトに移動する」をクリックしてください。
各銀行の本人確認方法は異なるので、詳しい情報を確認したい人は、上記のPayPal(ペイパル)公式サイトで確認しておきましょう。
口座振込手続き・本人確認認証が完了すると、上の画面が表示されます。以上でPayPal(ペイパル)のアカウント新規作成・振込・送金手続きの準備は完了です。次の章からは、海外送金・日本国内の個人間送金・振込の方法と手順を順番に解説していくので確認していきましょう。
【国内編】PayPal(ペイパル)を使った送金方法
本章では、PayPal(ペイパル)を使って日本国内で個人間送金する方法を紹介していきます。PayPal(ペイパル)アカウントを持っているユーザー同士であれば、PayPal(ペイパル)の残高に簡単に個人間送金ができるので、方法と手順を覚えておくと良いでしょう。
PayPal(ペイパル)での個人感想金は、PayPal(ペイパル)アプリを利用すると非常に便利です。スマートフォンユーザーは、PayPal(ペイパル)アプリをインストールしておきましょう。
iOS(iPhone & iPad)ユーザーの方は、下記のリンク先にアクセスしてください。Apple Storeのインストールページが表示されるので「入手」をタップして、PayPal(ペイパル)アプリをiOS(iPhone & iPad)端末にインストールしてください。
Android用のPayPal(ペイパル)アプリは、下記のリンク先にアクセスしてください。Google Playのインストールページが表示されるので「インストール」をタップして、PayPal(ペイパル)アプリをAndroid端末にインストールしてください。
国内の個人間で送金・支払いする方法
STEP1 | PayPal(ペイパル)アプリの画面したの「支払い」をタップします。 |
STEP2 | 送金先のメールアドレスを入力して、送金額を設定してください。 |
STEP3 | 「支払いタイプ」は「個人間の支払い」を選択します。 |
STEP4 | 送金情報を確認して問題がなければ、送金を完了してください。 |
PayPal(ペイパル)で個人間送金する際、PayPal(ペイパル)ユーザー同士が日本国内に居住、日本国内の銀行を利用している場合、送金手数料・受け取り手数料はすべて無料となります。銀行の振込手数料のように有料ではないので、お得なPayPal(ペイパル)を利用して個人間送金をするとよいでしょう。
送金リクエスト受け取り側の対応方法
PayPal(ペイパル)では、PayPal(ペイパル)ユーザー宛に送金リクエストを送ることも可能です。送金リクエストはメールやSNSなどで送金リンクを送信することで、受け取り側がリンクから簡単に送金できる仕組みになっています。下記のPayPal(ペイパル)リンクで詳しい手順が解説されているので利用してみましょう。
なお、送金リクエストを使った場合も、送金手数料・受け取り手数料はかからないので、活用してみてくだささい。
【海外編】PayPal(ペイパル)を使った送金方法
続いてPayPal(ペイパル)を使った海外への送金方法を紹介します。海外への個人乾送金は、手数料・為替レートが発生するので注意してください。為替レートや送金手数料についても紹介していくので参考にしてみましょう。
海外の個人間で送金・支払いする方法
海外のPayPal(ペイパル)ユーザーと個人間送金・支払いする場合の手順は前の章で紹介した手順と同様です。注意点は、日本・アメリカ間など個人間送金は可能ですが、PayPal(ペイパル)個人間送金に対応していない国もあるという点です。詳しい情報はPayPal(ペイパル)公式サイトを参照してください。
海外送金する場合は為替レートと手数料に注意
通貨換算・為替レート | リアルレート+3.5%の為替手数料 |
受け取り手数料 | 0円 or 通貨換算手数料(為替手数料) |
受け取りにかかる手数料合計 | 35USD(為替手数料) |
海外個人間送金の場合、為替レートに対して、為替手数料3.5%のみがかかり、受け取り側の手数料は発生しないというのが大きな特徴です。しかし、PayPal(ペイパル)に対応していない国への送金・受け取りには手数料が高くなってしまうので注意が必要です。PayPal(ペイパル)公式サイトで、個人間送金に対応している国を確認しておきましょう。
為替レートはリアルレートが適用されるので、為替レートに対してのネガティブ要素はないので嬉しいポイントでしょう。
PayPal(ペイパル)の個人間送金・海外送金の注意点
最後にPayPal(ペイパル)の個人間送金・海外送金の注意点を紹介していきます。
注意点1 | 個人間送金の上限は100万円まで |
注意点2 | 家族や友達など個人間の支払い・振込・送金はクレジットカードは利用不可 |
注意点3 | 0万円以上の送金を受け取りする場合は本人確認が必要 |
送金上限は100万円まで
PayPal(ペイパル)の個人間送金額は、100万円が上限として決まっています。それ以上の金額を送金したい場合は、何回かに分けて送金するか、その他の送金サービスを利用する必要があります。
家族や友達など個人間の支払い・振込・送金はクレジットカードは利用不可
個人間送金の場合は、クレジットカードを使った振込・送金はできません。銀行口座登録・本人確認をしておく必要があるので覚えておきましょう。
10万円以上の送金を受け取りする場合は本人確認が必要
本記事冒頭の本章で紹介した本人確認方法を実行しておきましょう。受け取り側が本人確認・銀行口座登録をしていなけれべ10万円以上の送金を受け取りすることができません。
PayPalの送金・振込は非常に便利!活用して海外に送金してみよう!
本記事では、PayPal(ペイパル)の個人間送金の手順と方法、為替レート・手数料について紹介しました。PayPal(ペイパル)の個人間送金は非常に便利な機能です。本記事を参考に、みなさんもPayPal(ペイパル)の個人間送金サービスを利用してみてください。