2019年04月21日更新
Macで圧縮されたLZHファイルを解凍できるフリーソフトを紹介!
ZIP圧縮ファイルは解凍できるが、LZH圧縮ファイルの解凍の仕方が解らない。LZHってなに?そんなお悩みの方に画像付きで、分かりやすく簡単に解説させていただきます。普段見られない「LZH」形式の圧縮ファイル。その解凍方法をご紹介します。
目次
LZHファイルとは?Macで解凍は可能?
LZH(LHA)とは、よく目にするZIPのような圧縮ファイルの形式の一つで、日本が開発したものになります。日本で圧縮ファイルと言えばZIPかLZHと言うくらいによく使われており、LZHはフリーソフトが格納された圧縮ファイルとしてしばらく使われていました。
LZH が使われた理由として「Webサービスを使用して適切なプログラムを探す」機能を利用するのが多かったそうです。しかし、LZHをあまり目にしなくなったのは、2010年にLZHの不具合に各社のアンチウイルスソフトが対応しないことから、LZHの使用をしないように発表されました。
ですが、今解凍しなければならないのは「LZH」です。これからどうやって、Macで解凍するのか説明します。
LZH圧縮ファイルをMacで解凍する場合はフリーソフトが必要
圧縮ファイルの形式には、様々な形式が存在しています。その様々なもの中でも特に、よく目にする代表的なものがあり「ZIP」形式や「LZH」形式があげられます。まず、「ZIP」形式の圧縮ファイルをMacで解凍する際に、「ZIP」形式の圧縮ファイルを開いた時、OS Xの標準機能で自動解凍してくれるので問題はありません。
しかし、Windowsからくるメールの添付のファイルで「LZH」形式の場合は、フリーソフトを導入して解凍する必要があります。今回は、Mac上でLZHファイルを解凍するフリーソフトを2つ紹介します。今から、「LZH」圧縮ファイルをフリーソフトを導入して解凍する方法を説明します。
LZH圧縮ファイルを解凍できるフリーソフト「The Unarchiver」
まずは、「The Unarchiver」で「LZH」圧縮ファイルを解凍する方法を紹介します。MacでLZH形式のファイルを解凍するにはとても便利です。「The Unarchiver」をApp Storeからダウンロードし、インストールしていきます。
LZHファイル解凍方法と開き方
1、App Storeをクリックして開きます。
App Storeの画面です。
次に、App Storeアプリケーション画面左上の検索バーに「The Unarchiver」を入力し、キーボードの「Enter」を押して検索する。
該当のアプリケーションを見つけて、入手をクリックする。そして、ダウンロード&インストールをしてください。
終了したら、「入手」のボタンが「開く」に変わるのでそれをクリックしてください。そうすれば「The Unarchiver」が起動します。
「The Unarchiver」が起動しました。これで「LZH」形式の圧縮ファイルを解凍する準備ができました。「The Unarchiver」を起動すると環境設定が表示され、「The Unarchiver」で解凍する圧縮ファイル形式を選択することができます。このように様々なファイルを扱うことができます。
解凍する場合、アプリーケーションフォルダにある「The Unarchiver」アプリアイコン上に、解凍したい「LZH」形式の圧縮ファイルをドロップします。
エンコーディングは基本自動ですが、自動で判別できないときはエンコーディング形式をPC側から聞かれるので、「日本語(Mac OS)」を選択してください。
「続ける」をクリックすると、「LZH」形式の圧縮ファイルを保存していた同じフォルダ内に解凍した展開フォルダが作成されます。以上で「The Unarchiver」の説明を終わります。
LZH圧縮ファイルを解凍できるフリーソフト「Stuffit Expander」
もう一つの解凍するソフトは、「Stuffit Expander 16」といいます。こちらも「The Unarchiver」と同様、App Storeからインストールしてきます。「The Unarchiver」と手順は一緒ですので、「Stuffit Expander 16」をインストールし終えたら、LZHファイル解凍方法の方へ進んでください。
LZHファイル解凍方法と開き方
「入手」から「開く」に変わり、ボタンを押してもらうと「デスクトップ」上にこのようなアイコンが表れます。
解凍したいLZH圧縮ファイルを、このアプリアイコン上にドロップします。そうすると、以下のような画面が出てきます。
保存先を指定します。解凍したLZH圧縮ファイルが保存され、そこに解凍されたLZH圧縮ファイルの中身が表示されます。今回は英語表記ですが「Desktop(デスクトップ)」を指定(クリック)します。次に「Choose」をクリックします。
普段のデスクトップの画面に、見られないアイコンが出たらLZH圧縮ファイルの解凍完了です。
紹介したMac専用のフリーソフトでLZH圧縮ファイルを解凍しよう!
以上でLZH圧縮ファイルを解凍する二つのフリーソフトの説明を終わります。普段使わないLZH圧縮ファイルですが、急に必要になることもあります。
「Stuffit Expander 16」の方が「The Unarchiver」に比べ、解凍できるファイルの種類も多く、公開日も2015年と最近のものです。ですが、扱いやすさなどの個人差があるので、ご自身の好みにあった解凍ソフトを選んで使ってください。