LINEで着信拒否する方法!音声/ビデオ通話の拒否は相手にバレない!
LINEでのメッセージ交換や通話は今や日常の一コマとなっています。たくさんの人と交流を楽しんでいますが、なかには着信拒否をして距離を置きたい人もいます。LINEで着信拒否はできるのでしょうか。今回はLINEで通信拒否をする方法について解説します。
目次
LINEで着信拒否は可能か?
学校や仕事への通勤のためのバスや電車、また公園やレストラン、レジャー施設、ショッピングモールなどで見かける大勢の人が、スマホを片手に友達や恋人、また家族の成員にインスタントメッセージを送っている風景は、今や日本では当たり前で日常的な光景となっています。
特に日本で最も多くのユーザーを持つと言われるSNSのLINE上でのメッセージ交換は、多くのユーザーにとって毎日繰り返される日常の一コマです。たくさんの人と毎日何十回ものメッセージ交換をするのも珍しくありません。LINEにはトークメッセージ機能の他に、無料の音声通話機能や、無料のビデオ通話機能も実装されています。
親しい友人からの着信はうれしいものですが、望まれない人からの着信は、できれば無視したいところです。ではLINEの無料の音声通話、また無料ビデオ通話には、着信拒否機能は実装されているのでしょうか。
LINEの無料電話で着信拒否はできる
LINEの無料の音声通話、また無料ビデオ通話で、望まれない人からの着信があった時に、固定電話のように着信拒否設定をすることは可能なのでしょうか。結論を言えば、LINEの音声通話、また無料ビデオ通話には、着信拒否ができる設定があります。着信拒否の設定をしてブロックすれば、望まれない友人や知人からの着信はなくなります。
しかし自分が着信拒否したことが相手にバレることが心配になります。後々の人間関係に大きな溝ができたら一大事です。設定した着信拒否設定は相手にバレるのでしょうか。幸いバレることはありません。ただ、相手から何十回も音声通話があったのに返事をしなければ怪しまれるのは事実です。しかし、そうでなければバレることはありません。
LINEの着信拒否設定は通常通話でも音声無料通話でも機能する
LINEの音声通話、また無料ビデオ通話で着信拒否設定をしてブロックすることは可能です。LINEで着信拒否設定をすると、着信拒否された相手側は、スマホで普通の通話方法、つまり電話回線を介して電話をしても、LINE無料音声通話やビデオ通話というインターネット回線を介して通話しても繋がることはありません。
ですから完全にブロックされた状態になります。逆に相手側が着信拒否設定をしたら、こちらも同様に、電話回線を介してであれ、インターネット回線を介してであれ、通話することはできなくなります。
LINEで着信拒否をする方法(すべての友だち)
では具体的にどのようにしてLINEで着信拒否の設定をするのでしょうか。LINEで着信拒否設定をする方法は2つあります。すべての友達を着信拒否にする方法と、個別に着信拒否を設定する方法です。基本的にこれ以外の着信拒否方法はありません。それでどちらの方法が望ましいのか、慎重に考えて決めることをお勧めします。
まずLINEですべての友だちを着信拒否にする方法から説明します。
設定方法
実際にスマホにインストールされているLINEアプリを使い、どのように着信拒否設定ができるのかを、ステップ・バイ・ステップで説明します。
LINEの「設定」アイコンを選択
まず、スマホにインストールしたLINEアプリを起動させます。LINEホーム画面下部にある「メニュー」から「その他」を選択します。「その他」画面上部に「歯車」の形をした「設定」アイコンがあるので、それを選択します。
「トーク・通話」を選択
変わった「設定」画面にある「通話」を選択します。
「通話の着信許可」をオフにする
「通話」画面の一番上に「通話の着信許可」があるのでそれを「オフ」にします。これですべての友だちの着信拒否設定が完了しました。
LINEで着信拒否をする方法(個別に)
続いて、LINEで個別に着信拒否する方法を説明します。すべての友だちの着信拒否設定方法とはかなり異なりますので、注意してください。
設定方法
LINEで個別に友だちを着信拒否するには、トークルームからブロックする必要があります。これからその方法をステップ・バイ・ステップで説明します。
トークルームからブロックする
スマホにインストールされているLINEアプリを起動させます。ホーム画面下にある「メニュー」から「友だち」を選択します。「友だち」画面の中から、着信拒否したい友だちを選択します。着信拒否したい友だちの画面に変わりますので、「トークルーム」アイコンをクリックします。
「トークルーム」画面右上に「三本線」の設定アイコンがあるので、それをクリックします。「設定」画面を下にスクロールすると「ブロック」があるのでそれをクリックします。これで個別に友だちを着信拒否できました。
LINEで音声・ビデオ通話を着信拒否すると相手にバレるのか
ここまでで考えたことをおさらいします。迷惑電話や苦手な友だちなどから通話があったときに、着信拒否をLINEで事前に行いブロックすることは可能であることを学びました。またLINEで着信拒否設定をすると、電話回線による通話であろうと、インターネット回線を介して行う無料音声通話であろうと、着信することはなく、完全にブロックされることも分かりました。
着信拒否をする方法は2つあり、すべての友だちを着信拒否する方法と、個別に友だちを着信拒否する方法の2つでした。具体的にそれら2つの着信方法の設定方法も考えました。また、こちらで着信拒否したことは、相手にバレることはないことも分かりました。
LINE無料通話・ビデオ通話の通信拒否をした場合
こちらがLINEのアプリ上で友だち全員、あるいは個別に特定の友だちの着信拒否設定をした場合、着信拒否した相手から電話があった時にどのように表示されるのでしょうか。自分のスマホ側だけでなく、着信拒否をした相手側のスマホにも、自分が着信拒否をしたことがバレるような表示が出ることはないのでしょうか。
これから、LINEで着信拒否をした相手から音声通話やビデオ通話があった時に、自分のスマホ、また通話をしている相手のスマホにはどのように表示されるのかを考えます。実際に通話をして試してみます。
自分の側での見え方
実際にLINEで個別に一人を選び、着信拒否の設定をします。その相手から、無料の音声通話、あるいはビデオ通話をしてもらいます。着信拒否をした相手からの通話が繋がることはありません。ただ、着信拒否をした相手からの電話があったことは、画面上部に表示されます。またトークルームには、応答できなかった理由が表示されます。
自分のスマホには、着信拒否をした事実が表示されることが分かります。
相手側での見え方
では着信拒否をした相手側のスマホにはどのように表示されるのでしょうか。基本的には、何も表示されません。通話をしても、なかなか相手が出ないだけです。電話に出ないので、電話を切ると、トークルームに「応答なし」と表示されるだけです。それ以外の情報が表示されることはありません。
つまり自分が着信拒否されていることを示す痕跡が表示されることはありません。相手側の見え方からも、着信拒否をしたことがバレることはないということです。
相手の無料電話・ビデオ通話をキャンセルした場合
着信拒否をした相手から、音声通話やビデオ通話がかかってきた時に、その事実がバレるような表示が、自分のスマホだけでなく、相手のスマホに表示されることもないことが分かりました。では相手からかかってきた無料の音声通話をキャンセルすると、自分のスマホ、また相手のスマホにはどのように表示されるのでしょうか。
キャンセルをしたという事実がバレるような表示がでるのでしょうか。これから検証します。
自分の側での見え方
相手から無料の音声通話がかかってきた時に、スマホ画面に「拒否」と「応答」の2つの選択肢が表示されます。「拒否」を選択し、通話をキャンセルします。その後トークルームには「キャンセル」と表示されます。つまり着信拒否をした際と同様に、通話をキャンセルした時も、自分のトークルームにはその事実が表示されることが分かります。
相手側での見え方
では通話をキャンセルされた相手側のスマホにはどのように表示されるのでしょうか。相手側のトークルームには「応答なし」という表示が出るだけです。つまり着信拒否した場合と同様に、キャンセルした場合も、相手にその事実がバレるような表示が出ることはないということです。
必要が生じたらLINEの着信拒否を試してみましょう
LINEには相手の通話を着信拒否しブロックするための設定がありますが、着信拒否の設定をするときは慎重に考えましょう。着信拒否の事実が相手にバレることはないものの、永久に隠しきれるという保証はありません。一度入った人間関係の溝はなかなか埋めることはできません。LINEの着信拒否の設定に感情に頼らず理性を働かせて決めましょう。