2019年06月20日更新
iPhoneのユーザー辞書によく使う単語を登録!編集/削除方法とMacの同期についても解説!
iPhoneのユーザー辞書は、自分の好きな単語を自由に登録できるとても便利な辞書機能です。iPhoneで登録した単語はMacでも同期することが出来ます。今回はユーザー辞書の登録方法・編集方法・削除方法、そしてMacと同期する方法をご紹介します。
目次
iPhoneのユーザー辞書に単語を登録・追加する方法
ユーザー辞書は、好きな単語や日ごろからよく使う文を登録できるとても便利な機能です。ユーザー辞書を使うことで、どんな長文も1文字や数文字だけで変換できるようになるため、タイピングの時間を大いに短縮できるようになります。
それに、ユーザー辞書には単語や文だけでなく、いつもよく使う顔文字や記号なども登録することもできるので、メッセージやメールの際には外せない便利な辞書機能となっています。
どんなキャリアにもユーザー辞書はありますが、今回は、iPhoneでの簡単なユーザー辞書登録・追加方法をご紹介したいと思います。また、iPhoneのユーザー辞書登録方法のほかに、Macへの単語同期方法もご紹介しますので、気になる方はぜひ単語登録・同期してみましょう。
それでは、単語の登録方法をご紹介します。
まず、ホーム画面から「設定」をタップします。次に、設定画面が開いたら「一般」を押し、「キーボード」から「辞書」、そして「ユーザー辞書」へと進みます。
(※入力中のキーボードからでも簡単に設定の「キーボード」へと飛ぶことができます。方法は、キーボード画面の「地球儀」を長押し→「キーボード設定…」を押すだけです。)
「ユーザー辞書」へ進むと、一覧が出てくるので、その右上にある「+マーク」を押しましょう。そうすると、「単語」と「よみ」を記入できる画面が出てくるので、そこで好きな単語を追加・登録することができます。
ちなみに、「単語」は、使いたい単語や言葉を入れるところで、「よみ」は、その単語を呼び出すための文字を入れるところになっています。(「よみ」への記入はひらがなのみです。そしてよみは入力しなくても単語を登録することができます。)
「単語」と「よみ」に好きな文字を記入したら、最後に「保存」を押すだけで新しい単語が登録・追加されます。「保存」が完了すると、一覧に新しい単語が出てくるようになります。単語がきちんと登録されたかどうか確認したい方は、上の画像のように、メモ帳などを使って登録した単語を呼び出してみましょう。
画像のメモ帳では、よみの「よ」を打った後で、単語の「宜しくお願い致します。」が出てきているのできちんと登録されていることが分かりますね。
このように、ユーザー辞書への単語登録はとても簡単にできます。
単語が登録できない場合
ユーザー辞書はとても便利ですが、まれに、iOSや機種の関係でユーザー辞書への単語登録がスムーズにできない(何度登録しても一覧に出てこない等)場合もあるようなので、そんな時に出来る対処法を2つご紹介します。
iPhoneの再起動
1つ目は、iPhoneを再起動させる対処法です。とても簡単ですが、再起動させることで簡単に治るケースもあるようです。ユーザー辞書がうまく動かない方は一度、再起動をしてみましょう。再起動しても治らない・登録できない場合は、次の方法を試してみましょう。
iCloudの「書類とデータ」をオフにする
2つ目は、「iCloud」にある「書類とデータ」をオフにする方法です。
iPhoneの「設定」→「iCloud」へ行き、「書類とデータ」をオフにします。この方法だけで登録できないバグを治すこともできるそうです。(この対処法は、iOSや機種によってできない場合もあります。※書類とデータ項目がない場合など)
この上記2つの方法でも治らない方は、お使いのiOSや機種に何らかの問題があるかもしれませんので、その場合は、Appleのカスタマーサポートに聞いてみましょう。
iPhoneのユーザー辞書に登録した単語を編集する方法
ユーザー辞書に追加・登録した単語の編集や削除はとても簡単にできます。下記では、その編集方法と削除方法をご紹介します。
単語を編集する
登録した単語を編集したい時は、ユーザー辞書の一覧から編集したい単語をタップします。そうすると、登録時と一緒の「単語」と「よみ」の記入画面が出てくるので、そこで好きなように単語やよみを変えることができます。書き終えたら、また登録時と同じように「保存」を押すと、再度登録されます。
単語を削除する
登録した単語を削除したい場合は、上の画像にあるどちらか2つの方法で簡単に削除することができます。1つ目は、単語を左にスワイプして削除する方法。2つ目は、ユーザー辞書一覧の左下にある「編集」を押し、出てきたマイナスマークをタップして削除する方法です。
iPhoneのユーザー辞書に登録した単語をMacに同期する方法
iPhoneのユーザー辞書に追加・登録した単語は、同じApple製品(iPadやMacなど)であれば同期して使用することができます。同期する方法は至って簡単です。下記では、Macとの同期方法をご紹介します。
iPhoneと同じiCloudアカウントにログインする
iPhoneのユーザー辞書をMacでも使うためには、iPhoneと同じアカウントを使ってMacのiCloudにログインする必要があります。ログインをすると、同期された単語がすぐに使えるようになります。基本的には、これだけで登録されたユーザー辞書の同期が完了します。
同期された単語を確認したい場合は、「システム環境設定」から「キーボード」を選択し、「ユーザー辞書」のタブをクリックします。そうすると、登録されている単語の一覧が出てくるので、そこで同期をされているか確認することができます。ユーザー辞書は、Mac側で追加・登録したものも、iPhoneで同期して使うことができます。
ちなみに、iPhoneやMacなどのApple製品でユーザー辞書を使う時に、iCloudにログインしていれば、単語をオンラインで保存してくれるので、機種変更などをしてもすぐ使うことができるようになります。なので、iCloudには日ごろからログインしておきましょう。
iPhoneのユーザー辞書の登録におすすめの単語
ここからは、ユーザー辞書に登録すると便利な単語や文字をご紹介します。ユーザー辞書には、主によく使うものを登録しておくとタイピングの際にとても役に立ちますよ。
よく使う単語
ビジネスメールやメッセージなどでよく使う言葉
「おせ」→「お世話になっております。○○の○○です。」
「おつ」→「お疲れ様です。」
「よろ」→「宜しくお願い致します。」
「へんじ」→「お返事ありがとうございます。」
「ごれ」→「ご連絡ありがとうございます。」
「しょ」→「承知いたしました。」
「める」→「メールにて失礼いたします。」
「ごた」→「ご多忙のところ恐れ入ります。」
「ごさ」→「ご査収ください。」
「ごほ」→「ご報告いたします。」
「ごれ」→「ご連絡いたします。」
「ごへ」→「ご返事をお待ちしております。」
「ごか」→「ご確認ください。」
「ごた」→「ご担当者様」
よく使うアドレスや住所など(住所などは個人情報なので、他の人にiPhoneを貸す時には十分気を付けましょう。)
「じゅう」→「○○県○○市…」
「ゆう」→「〒000-000」
「あど」→「○○○○○○@○○○○」
「でん」→「XXX-XXXX-XXXX」
「なま」→「山田 太郎」
SNSや英語名など
「いん」→「Instagram」
「つ」→「Twitter」
「ふぇ」→「Facebook」
「ま」→「Mac」
「うぃ」→「Windows」
「ぐ」→「Google」
「ら」→「LINE」
「どろ」→「dropbox」
「りんご」→「Apple」
「あい」→「iPhone」
「あん」→「Android」
入力に切り替えの必要な記号
「み」→「→」
「ひ」→「←」
「う」→「↑」
「し」→「↓」
「あっと」→「@」
「ぱー」→「%」
「あんど」→「&」
「かっこ」→「「」」
「かっこ」→「()」
「てん」→「・・・」
「じー」→「@gmail.com」
「やふ」→「@yahoo.co.jp」
「な」→「(泣)」
「わ」→「(笑)」
「ばく」→「(爆笑)」
「はい」→「-」半角のハイフン
顔文字
iPhoneに登録されている既存の顔文字は案外レパートリーが少なかったりして、使ってると飽きてきちゃいますよね。もっといろいろな顔文字を使いたい方や特殊な顔文字を使いたい方には、顔文字登録をおすすめします。
ʕ๑•ω•ฅʔ*おはよっ❤
(ू′o‵ ू)*✲゚
ふぁーん٩(๑´0`๑)۶
٩(●˙▿˙●)۶おはよ♡
お(〃´・o・`〃)は(〃´・∀・`〃)よ(〃´・o・`〃)う(〃´・з・`〃)
こんにちわぁ(/o^∀^o)(/o^∀^o)
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(*ˊᵕˋ*)੭ ੈ
ξ ´っω-` Ҙ..zzZ♥
°(´-ㅁก`)☼
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( ⸝⸝•ᴗ•⸝⸝ )੭⁾⁾
iPhoneのユーザー辞書に単語を登録しよう
最初に書いたように、ユーザー辞書を使うと、どんなに長い1文も1文字や数文字程度で変換できるようになり、タイピング時の時間短縮に大いに役立ちます。また、文字や言葉だけでなく、記号や顔文字も自由に登録することができるので、幅広い使い方ができます。特に、日ごろからよく使う挨拶や住所などは登録しておくととても便利でしょう。
今回は、iPhoneでのユーザー登録方法を紹介しましたが、どんなキャリアでも単語の追加・登録方法もとても簡単なので、気になる方はぜひ使ってみましょう。