iPhoneで予測変換できない・変換する日本語がおかしい原因と対処法を解説！

iPhoneのキーボードは予測変換の機能も優れていて、日本語も自身がよく使う日本語が予測変換で表示されるので使い勝手も良いです。またiPhone備え付けのキーボード以外にも他会社がアプリでリリースしているキーボードアプリもあります。

キーボードアプリの中でもGboardやSimeji等は流行語等も予測変換で表示されるので、そういった点を気に入った多くのユーザーがキーボードアプリを利用しているようです。iPhoneのキーボードとアプリのキーボード、どちらも利用していて便利ですが、急に文字入力や日本語の予測変換できない症状が稀に見られるようです。

急に、キーボードの予測変換できない状態や日本語文字入力ができなくなる状態は困りますし、iPhoneが故障したのではないかと疑いますよね。今回はそういった症状になった際の原因と、症状に対する対処法について解説していきます。

もし、今回解説することで症状の改善が見られない場合はAppleもしくはカメラのキタムラのiPhone修理サービスに問い合わせることをオススメします。

まず、1つ目に原因として考えられるのが端末の不具合の可能性です。端末による不具合の多くはシステムソフトウェアが最新版でない場合によく見られます。今回解説するキーボードの問題の場合はほとんどシステムソフトウェアが最新版でない、もしくは、単なる誤作動で電源を再起動すれば症状が改善することがほとんどでしょう。

また、再起動やシステムソフトウェアを最新版にアップデートしても全く症状が改善しない場合は冒頭でも解説したように端末の故障の可能性があるのでAppleもしくはカメラのキタムラのiPhone修理サービスに問い合わせてみましょう。

2つめの原因として考えられるのがキーボードの設定に問題があるということです。iPhoneでは稀にシステムソフトウェアをアップデートしたらキーボードの設定や他設定が勝手に変更されてしまっている場合があります。そういった場合、実際にキーボードがおかしい状態にならないと気づきにくいですが、設定を改善する必要があります。

また、iPhoneを工場出荷状態の時の初期設定に戻したい場合はキーボードの設定をリセットすることができます。キーボードのリセットはどんな改善方法を試しても一向に改善が見られない場合の最終手段として使うと良いでしょう。

3つ目に原因として考えられるのが使用しているアプリの不具合です。アプリの不具合の場合は2種類ありキーボードアプリの不具合の場合、SNS等の文字入力を使うアプリの不具合の場合の2種類あります。アプリの場合の改善方法は個人でできる対処法には限界があります。

LINEやFacebook等のアプリの方に不具合がある場合は運営の方の対処を待つ、もしくはアプリを1度アンインストールしてみてはいかがでしょうか。キーボードアプリの不具合の場合も同様にアプリをアンインストールしキーボード設定をもう1度設定し直してみましょう。

上記の1つ目の原因の方で解説したように、iPhoneで文字入力や変換できない場合の対処法のひとつとして端末の再起動を試してみる必要があります。ここからはiPhoneの再起動の手順について解説します。iPhoneの場合、型式によって電源を再起動するのに使うボタンも違うので今回はそういった点も含めて解説していきます。

iPhoneの再起動に使うボタンは数種類あり、端末の型式によって使うボタンも変わってきます。iPhoneX以降であれば「右側のサイドボタン」と「音量のプラスマイナスボタンのどちらか」を同時に長押しすることで「スライドで電源オフ」と表示されるのでスライドすると電源を切ることが出来ます。

iPhone8以前では、「右側のサイドボタン」もしくは「サイドボタンがない場合は上部のボタン」を長押しすることでiPhoneX以降と同様に電源を切るスライドが表示されるのでスライドして電源を切れば完了です。

次にiPhoneの電源の入れ方について解説します。iPhoneの電源を切り、再度電源を入れる際はiPhoneX以降は「右側のサイドボタン」を長押しするとAppleのリンゴマークが表示されるので再起動完了です。iPhone８以前は上部のボタン、もしくはサイドボタンを長押しすると上記と同様にAppleのリンゴマークが表示されます。

Appleのリンゴマークが表示されロック画面になれば再起動の完了です。

上記では変換できない場合や文字入力ができない際の対処法としてiPhoneを再起動させることで改善させる方法を解説しましたが、次にiPhoneのシステムソフトウェアをアップデートすることで改善する方法について解説していきます。不具合の多くはシステムソフトウェアのアップデートによって改善されます。

冒頭の方でも解説しましたが、アップデートによりキーボード設定や他の設定も変わってしまう可能性もありますので、アップデート後は1度設定を確認してみましょう。

それではシステムソフトウェアのアップデート方法について解説していきます。まずはiPhoneの「ホーム画面」→「設定」を選択してください。選択すると「コントロールセンター」や「画面表示と明るさ」等様々な設定欄がありますがその中から「一般」を選択してください。

「一般」を選択すると「情報」等のiPhoneの一般的な設定方法の画面が表示されます。その中から「ソフトウェア・アップデート」を選択しアップデート表示が出るのであとはそれに沿ってアップデートしていくだけです。

iPhoneに備え付けのキーボードが変換できない場合や不具合を起こしておかしい場合や、キーボードアプリが不具合を起こしておかしい場合も考えられます。そういった際はキーボードの設定を確認してみましょう。設定を1度確認してみましょう。

また、予測変換がうまくいかない場合や日本語の予測変換がおかしい場合は1度キーボードの設定をリセットしてしまいましょう。これまで記憶させた予測変換が消えるのは少し惜しいかもしれませんが一旦リセットすることで問題は解決しますし、予測変換も正しく機能するようになるでしょう。

まずはソフトウェアのアップデート時に行ったのと同様に、「ホーム画面」→「設定」を選択してください。そして「設定」→「一般」を選択してください。すると先ほどと同じ設定画面が表示されます。

そこからスクロールして下へいくと「日付と時刻」や「言語と地域」が表示されます。その設定欄に「キーボード」があるのでそこを選択してください。

「キーボード」を選択するとキーボードの設定が表示されます。さらにそこから「キーボード」を選択してください。選択し、そこに「日本語-かな」が入っていることを確認してみましょう。なければ「編集」から追加してください。

そして、予測変換できない場合は通常の「キーボード」設定に戻り、下にスクロールすると「自動修正」とあるので一度これをオフにしてみましょう。

次にキーボード設定のリセット方法を解説します。まず上記と同様に「ホーム画面」→「設定」→「一般」まで選択して設定画面を表示してください。次に、一般の設定画面をスクロールして下にいくと「リセット」とあるので選択してください。

「リセット」を選択すると「キーボードの変換学習をリセット」と表示されるのでそれを選択してください。パスコードを入力すると確認画面が表示されリセットされます。注意点として1度リセットしてしまうとこれまでのキーボードが学習した予測変換は元に戻らないので注意しましょう。

iPhoneで文字入力や予測変換できない場合は様々なケースが考えられますが原因の多くは今回解説したような内容です。キーボードが急に使えなくなるとかなり困るのでその際は、今回の対処法を試してみましょう。また、そういった原因を作らないためにもシステムソフトウェアをこまめにアップデートしておくことをオススメします。