2020年02月04日更新
Free Video Editorのダウンロード方法!インストール手順や使い方を解説!
フリーソフトのFree Video Editorは、動画をカットして編集したり、mp4などのファイル形式に動画を変換できるソフトです。この記事では、Free Video Editorをダウンロードしてインストールする方法や、使い方、注意点などをお伝えします。
目次
Free Video Editorとは?
動画を編集するためのソフトは、数多くあります。自分で撮影した動画を、前後だけカットしたい方や、良い場面だけを取り出して編集した方におすすめなソフトが、「Free Video Editor」です。
この記事では、Free Video Editorとはどのようなソフトで、どのようなことができて、使い方はどうしたらいいのかについて、ご紹介します。
動画をカットしたり分割したりして編集できるフリーソフト
Free Video Editorとは、動画をカットしたり分割できるフリーソフトです。動画の色味を変えたり、字幕や吹き出しを付けたりといった編集は、このソフトではできません。カットして分割だけができるソフトです。
ビデオを撮影した時に、動画の前後に必要がない部分が入ってしまうことは、よくあります。また、ベストなシーンだけを取り出して、特別な動画を作りたいときもあります。あまり複雑な編集はしたくはないけれども、カットだけしたいときに、このソフトを活用できます。この単純な使い方が、複雑な使い方が必要なソフトと違い、とても使いやすいと話題です。
mp4などの動画形式を変換できる
Free Video Editorは、動画の形式を変換できるソフトとしても人気があります。最近ではスマホで撮影や再生をする機会が増えたため、mp4の動画がほとんどになりました。しかし、ビデオカメラを使って撮影した場合は、mp4ではない他の形式で保存されてしまう場合があります。
動画の形式にも様々なものがありますが、このソフトを使って、mp4などの形式に変換し、保存できます。動画の形式を変換できるソフトとしても、注目されています。
無劣化での編集はできないので注意
「Free Video Editorでは、無劣化で動画を変換できる」と謳っているサイトがありますが、実際は無劣化では保存できません。元の動画の質や変換するファイル形式にもよりますが、ある程度は劣化します。そもそも、動画の形式を変換すると、元の品質を保てなくなるため劣化は避けられません。
また、Free Video Editorの以前のバージョンでは、無劣化で利用できるものもありましたが、現在利用できるバージョンは、無劣化では利用できません。Free Video Editorを利用したら、ある程度の劣化は避けられないため、注意しましょう。
Free Video Editorのインストール方法
Free Video Editorの具体的な使い方について、ご紹介します。まずは、Free Video EditorをPCにダウンロードしてインストールする方法を解説します。
ソフトのダウンロード方法
Free Video Editorをダウンロードできるサイトは複数ありますが、公式ページから最新版をダウンロードすることをおすすめします。公式ページはこちらです。
「Last Version(最新版)」のバージョンのナンバーを確認して、最新版をダウンロードしましょう。
インストール方法
- ダウンロードしたインストール用ファイルをダブルクリックし、インストール
- PCの変更の確認メッセージが表示されるのため、インストールするために「はい」をクリック
- インストールする言語の選択肢では、「日本語」を確認したら「OK」をクリック
- セットアップ開始の画面が表示されるため「次へ」をクリック
- インストール場所を選択する画面が表示されるため、確認し「次へ」をクリック
- インストールが始まるので完了するまで、待機
- Free Video Editorが開けば、インストール完了
Free Video Editorの使い方
インストールが完了したFree Video Editorの使い方を、ご紹介します。
動画をカットする方法
動画をカットする方法を解説します。
- カット編集したい動画を、Free Video Editorにドラッグして開く
- ドラッグできないときは「Add File」をクリックするとフォルダからファイルを選択できる
- Free Video Editorで動画を開いたら、下のシークバーのゲージを左右に動かして、カットしたい場所の開始に合わせる
- はさみの「カット」のアイコンをクリック
- はさみマークの中のカッコの向きが「〔」から「〕」に変わる
- カットする部分の終点を指定する
- カットする部分は複数指定できるため、複数カットしたい場合は、複数指定する
- 赤くなっている部分がカットする部分となる
- 指定を解除したい場合には「×」クリック
- カットする部分と残す部分を、逆にして変更したい場合は「×」の左のボタンをクリック
編集した動画を出力する方法
- カットして編集する部分を決めたら、動画を出力する
- 「Save Video」をクリックすると出力
- 動画の出力形式を選択できる
- 「Continue」をクリックすると、指定した保存形式で保存される
Free Video Editorを利用する上での注意点
Free Video Editorを利用するときに、注意すべき点があります。こちらでは、注意点をいくつかご紹介します。
インストールするときにアドウェアは削除したほうがいい
Free Video Editorをインストールする際に、ウイルス対策ソフトなどのアドウェアインストールもすすめられることがあります。アドウェアはウイルスなどではなく、Free Video Editorの制作者が広告収入を得るためにインストーラーに同梱しているものなので、特にそれ自体は心配はありません。
フリーソフトとはいっても、ソフトの開発にはコストがかかるので、開発者はこうした方法で利益を得ています。
しかし、アドウェアが他のウイルスに感染していたり、アドウェアを介してPC内の情報が抜き取られるといった被害も実際に起きています。Free Video Editorはアドウェアのインストールを拒否しても、インストールできます。アドウェアはインストールしないようにしましょう。
最新バージョンをインストールしよう
Free Video Editorの古いバージョンを、様々なフリーソフトダウンロードサイトで配布されています。古いバージョンであれば、無劣化で編集できるということで、古いバージョンをすすめる記事も散見されます。
確かに、古いバージョンであれば、無劣化で保存できるものもあります。ウォーターマークを入れずに無料で保存できるフリーソフトもあります。しかし、古いバージョンはセキュリティ対策もリリースされたときの基準のままです。
現在の最新のネット上の脅威には、対応できていません。PCにウイルス対策ソフトを入れていても、すり抜けて入り込むウイルスもあります。PCが感染するリスクを考え、必ず最新版を利用するようにしましょう。
動画編集にはFree Video Editorが便利!
この記事では動画を編集できるフリーソフトのFree Video Editorについてみてきました。評判通りに無劣化で動画を変換したり編集できるソフトではありませんが、簡単に動画をカットできる点は評価できます。
無料でmp4で保存できる簡単な動画編集ソフトを探している方は、一度試しに使ってみることをおすすめします。必要によっては、プレミアム版にアップグレードしましょう。