Firefoxのブックマークのインポート/エクスポート方法！移行やバックアップは？

Firefoxを使っていてよく見るお気に入りのサイトがある場合、そのサイトをブックマークしておくといちいち調べずに簡単にそのサイトまで行く事が出来るのでとても便利です。

Firefoxのブックマークはパソコン上の１つのファイルに保存されているので保存場所を知っておくことで、お気に入りのブックマークをインポート、エクスポートさせたり、新しいパソコンへ移行させる事ができます。

さらに、Firefoxのブックマークは定期的にバックアップを取ってく事で不測の事態にも備える事が可能です。まずはブックマークの保存場所を確認しておきましょう。

Firefoxのブックマーク情報は、
C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Mozilla\Firefox\Profiles\xxxxxxx.default\bookmarkbackups
こちらに保存されています。この"xxxxxxx"の部分は人によって違う英数字が入っています。

Firefoxのブックマークを開くためには"スタートボタン"から"コントロールパネル"を開きます。

その後、"デスクトップのカスタマイズ"を選択して"フォルダオプション"をクリックし、"表示タブ"から"全てのファイル、フォルダを表示する"または"隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示する"を選択する事でブックマークのデータを見る事ができます。

このファイルにはブックマークしたお気に入りのサイトが定期的に保存、更新されるようになっています。最近の10個分のブックマークのバックアップが保存されているので定期的に確認しておきましょう。

Firefoxのブックマークの保存場所を確認したら、次はブックマークのインポートとエクスポートの方法もご紹介します。ブックマークのインポート、エクスポートが出来ると、ブックマークしておいたお気に入りのデータをバックアップする事が出来るのでお気に入りのサイトが消えてしまう危険がなくなります。

まずはFirefoxのブックマークをインポートする方法からご紹介します。

まずはFirefoxを開きます。すると画面の上部に"本棚のマーク"があるのでそこをクリックします。そのマークからブックマークされたお気に入りのサイトや履歴などを見る事ができます。

そうすると"ブックマーク"を見つける事ができます。"ブックマーク"をクリックします。

次にこの画面が現れるので1番下にある"全てのブックマークを表示"をクリックします。

すると"ブラウジングライブラリー"が出てきます。ここでは全てのブックマークを見る事ができます。その中でも1番隅にある"星のマーク"をクリックします。

上から3つめの"HTMLから読み込む"をクリックすれば終わりです。ファイル選択出来るようになるので自分のパソコンに入っているFirefoxのブックマークデータを選択すればそれをインポートする事ができます。

次にFirefoxのブックマークをエクスポートする方法をご紹介します。

エクスポートの基本的な方法は先ほどのインポートの時と同じです。ですが、最後に上から4つめにある"HTMLとして書き出す"を選択しましょう。HTML形式でデスクトップにブックマークのお気に入りのサイトのURLをまとめて保存する事ができます。

これでブックマークしたお気に入りのインポートとエクスポートができるようになりました。ブックマークのエクスポートができるとバックアップにもなるので何かあった時にも安心です。

Firefoxは基本的に自動でブックマークをバックアップしてくれています。ですが今回は手動でブックマークをバックアップしたいときの方法も合わせてご紹介します。

先ほどご紹介したエクスポート方法でもデータとしてパソコン上にお気に入りのバックアップを取る事が出来るのですが、Firefoxのブックマークには、そのほかにもう１つのバックアップ方法があります。

Firefoxのブックマークは自動で更新されていくのでもし大切なお気に入りのサイトを消してしまってそのまま更新されてしまうともう元には戻らなくなってしまいます。そんな時のために定期的にブックマークのお気に入りをファイルに保存してバックアップしておきましょう。

方法は先ほどのブックマークのインポート、エクスポート方法と同じです。最後の部分で1番上の"バックアップ"を選びます。

ブックマークのファイルはJSON形式で保存されます。ファイル名は"bookmarks＋日付"で出てくるのでわかりやすいです。もし変更したいときは変えることもできます。そのまま保存を押せばデスクトップにブックマークのお気に入りがバックアップできます。

先ほどの手順で、エクスポートさせたブックマークのファイルは自分のパソコンへ保存されるので、好きな時に復元させる事が出来るようになります。そして、もう１つFirefoxは自動的に15日間分のブックマークのバックアップを取っていてくれるのでそこからブックマークを復元させることもできます。

まず、ブックマークのデータを復元させたい時はエクスポートやインポート、バックアップの時と同じような手順で進みます。そして"復元"を選択すると、15日間のデータが出てきます。その中から好きな日付を選ぶとその日のお気に入りに復元させる事ができます。

もし、自分でエクスポートさせておいたバックアップデータを選びたい時は1番下の"ファイルを選択"を選んで自分のパソコンから復元させたいブックマークのデータを選びます。

最後にFirefoxのブックマークしたお気に入りを新しいパソコンに移行する方法をご紹介します。新しいパソコンにした時に、新しくFirefoxをダウンロードして新たに今までのサイトを探してブックマークしていくのは大変です。そんな時にエクスポートしておいたお気に入りファイルを使えば簡単に移行する事ができます。

お気に入りのインポートは新しい方のパソコンで行います。まずは新しいパソコンにFirefoxをダウンロードします。その後、Firefoxを開いて、先ほど"Firefoxのブックマークをインポートする" でご紹介した通りの手順を進みます。

もし、保存しておいたブックマークのお気に入りファイルがHTML形式の場合は、こちらで"HTMLから読み込む"を選択します。その後、パソコンに入っているファイルを選択すればインポート完了です。お気に入りがちゃんとFirefoxのブックマークに入っているかどうか確認しましょう。

もし、エクスポートではなく、バックアップの方を使っていてファイル形式が"JSON"になっている場合は"復元"から"ファイルを選択"を選びます。あとは同じようにパソコンからファイルを選択すればお気に入りをインポートする事ができます。最後はちゃんとお気に入りが復元されているか確認してください。

次にお気に入りを移行させるために、古い方のパソコンからエクスポートの方法をご紹介します。

もし、お気に入りデータをJSON形式で保存したいときは、先ほど"Firefoxのブックマークをファイルにバックアップする"で、ご説明したデータのバックアップの方法でまずはデスクトップに移行させたいお気に入りデータを保存します。ファイル名をブックマークにしておくとわかりやすいです。

データの名前の最後に".json"と入っていればそのお気に入りデータはJSON形式です。

ブックマークのお気に入りデータをHTML形式でエクスポートしたいときは、"Firefoxのブックマークをエクスポートする"でご紹介したやり方を使います。エクスポートしたデータの最後は".html"になっています。

最後にそれぞれエクスポートしたお気に入りデータを移行させるためにUSBメモリーなどにお気に入りデータを保存します。その後、それを新しいパソコンのデスクトップに保存させて、Firefoxにインポートすれば完了です。

最後にFirefoxのブックマーク、またそれを保存するメリットをまとめます。

ブックマーク機能を使う事で
・お気に入りのサイトをいつでも簡単に見る事ができる
・仕事などで使う大切なサイトを保存できる
などのメリットがあります。

そしてブックマークはエクスポート、インポート機能を使ってパソコン上に保存しておく事ができます。

それによって、
・ブックマークしておいたお気に入りサイトのデータがなくなった時に復元できる
・新しいパソコンへのブックマークの移行ができる
というメリットがあります。

ブックマーク機能はとても便利な機能ですがそれを使いこなす事ができればさらに快適で安心なパソコンライフを送る事ができます。お気に入りを消してしまっても安心なようにFirefoxのブックマークはちゃんとバックアップしておきましょう。