2019年10月12日更新
Facebookアカウントが利用停止でどうなる?原因や期間・復活方法を解説!
今や、SNSはライフラインの重要なアイテムです。 その一つであるFacebookのアカウントの利用が停止させられて、面食らっていることでしょう。 そこで、Facebookのアカウントが停止させられたらどうなるかと、復活方法を解説していきます。
目次
- 1Facebookアカウントを停止されるとどうなる?
- ・アカウントが凍結しログインできなくなる
- ・利用停止中友達にはどう表示される?
- 2Facebookアカウントが停止される原因は?
- ・アカウントが停止される原因について
- 3Facebookアカウントが停止される仕組み
- ・通報によるアカウント停止
- ・自動検出によるアカウント停止
- ・不正利用によるアカウント停止
- 4Facebookアカウント停止の期間は決められている?
- ・停止期間は無期限
- ・アカウント停止を放置するとアカウント削除される?
- 5Facebookアカウントの復活方法
- ・Facebookに異議申し立てをする
- ・IDとは?
- ・解除できない場合は?
- 6Facebookでアカウント停止された時は問い合わせよう!
- ・Facebookの記事が気になった方にはこちらもおすすめ!
Facebookアカウントを停止されるとどうなる?
いつも使っているSNSのツールが突然使えなくなると、面食らうこともあります。今や、FacebookやTwitter、LINEといったものは、かつての電話や電子メールと同じようにライフラインの一つだからです。
ここでは、Facebookのアカウントが利用停止させられたらどうなるかを解説していきます。
アカウントが凍結しログインできなくなる
Facebookのアカウントが何らかの理由で利用停止させられた場合、ログインしようとしたときに、上のようなメッセージが表示されます。こういった場合は、アカウントが凍結され、Facebookを利用できなくなります。
これは、削除されているということではないのでご安心ください。アカウント停止には期間が定められていませんので、放置しているとアカウントを削除したのかと思われることもあります。
利用停止中友達にはどう表示される?
Facebook のアカウントが利用停止させられても、友達や他の第三者からはわかりません。週に何回も投稿している方なら、最近、どうしたのだろうと気にしてもらえるかもしれませんが、自分から投稿をあまりしない人だと、そういう可能性もなくなります。
Facebookのアカウントが利用停止させられたことがわかったときは、別の連絡チャンネル、メールやLINEなどで親しい人に連絡を取って、アカウントが利用停止させられていることを連絡しましょう。
そうしないと、自分が加入しているコミュニティのイベントや、友達からの誘いがあってもわからないので、返事ができなくなります。そういったことが続くと、イベントなどのお誘い自体が来なくなる事態になりかねません。
Facebookアカウントが停止される原因は?
Facebookのアカウントが利用停止させられるときには、原則として、事前の警告はありません。また、どのくらいの期間、利用停止させられるのかの告知もありません。
どうなるのかと言うと、突然、ログインできなくなり、メッセージが出るため、面食らうことも多いですが、間違って利用停止される場合もあるため、落ち着いて対処するようにしましょう。
アカウントが停止される原因について
Facebookのアカウントが利用停止させられる原因としては、主として、次のことが挙げられます。
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Facebookの利用規約に違反したものを投稿している
Facebookの利用規約に違反したものを投稿するとどうなるのでしょうか。Facebookでは、違法なものや、そういった誤解を与える発言や写真、動画の投稿は無論のこと、差別的な表現も、利用規約違反であると明記されています。
ここでいう差別的な表現というのは、ヘイトスピーチに類するものが挙げられます。例え、政治的主張であっても、Facebookがそういう判定をするような発言は、控えた方が賢明でしょう。
また、写真や動画を投稿することによって第三者の知的財産権やプライバシーなどを侵害する行為は利用規約違反になります。
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偽名を使用している
Facebookで偽名を使うとどうなるのでしょうか。利用規約によれば、日常的に使用する氏名と同じ氏名を使用することが個人登録の条件です。
つまり、ニックネームやペンネームの類は大丈夫という解釈が成り立ちますが、全く関係のない名前を登録すると、この規定に抵触することになります。
ちなみに、同一人が複数の個人アカウントを持つことは、Facebookの利用規約に違反することになります。
- 他人になりすましている
Facebookで他人になりすました場合はどうなるのでしょうか。これは説明の必要がないでしょう。明確にFacebookの利用規約に違反しております。
- Facebookのコミュニティ規定に違反した行為を続けている
Facebookのコミュニティ規定に抵触した場合はどうなるのでしょうか。こうした場合、その違反の度合いや、過去に同じようなことをしていないかによって処分が異なります。
警告を受けても、その後も同様の違反行為を繰り返した場合は、Facebookの投稿機能が制限される、アカウントが利用停止されることもあります。
Facebookのコミュニティ規定に抵触する行為とは、
- 暴力行為や犯罪行為を行う可能性が十分に窺える発言
- 自殺や自傷行為をほのめかす発言
- いじめや嫌がらせを助長する発言や写真、動画の投稿
- 他人のプライバシーの侵害、特に、個人や居宅を特定できる情報や写真、動画の投稿
- 警察など司法機関の職員の内偵状況を暴露する情報や写真、動画の投稿
- ヘイトスピーチ
- ヌードや性的行為を表現した写真や動画の投稿
- 残虐性の高い写真や動画の投稿
- スパム行為、具体的には、人為的に「いいね!」やフォロワー、シェアを集める行為
- フェイクニュースの発信
- 他人の知的財産権を侵害する発言や写真、動画の投稿
といったものが挙げられています。
こういった発言や写真、動画は、警告を無視して、一定期間放置していても削除されることがありますが、違反の度合いによってはアカウントが凍結されることになります。
Facebookアカウントが停止される仕組み
Facebookでは、有害な発言や写真、動画などを発見し、削除するために、世界中で専任のチームを作るとともに、人工知能(AI)や機械学習システムといった高度技術を駆使しています。
通報によるアカウント停止
Facebookで不特定多数に友人申請を送り続けるなどのスパム行為などを続けた場合、どうなるのでしょうか。あるいは、特定のコミュニティで荒らしと呼ばれる行為を繰り返しても、通常は管理者に発言の削除依頼をするだけですが、目に余る行為が続くのを目撃された場合は、アカウントを削除して欲しいとFacebookに訴える人が出るかもしれません。
Facebookでは、コミュニティ規定違反だと思われる発言や写真、動画の通報を奨励しています。特定のメンバーや、グループ、個別のぺージや写真や動画、コメントなど、規定に違反している可能性のあるものを報告できる機能があります。
それを利用して、報告がされた場合、Facebookでは、それを確認して然るべき対処をします。コミュニティ規定に違反する発言や写真、動画は、一定期間放置していても、削除されることがあります。
しかしながら、違反が明確でないものは削除されるとは限りません。逆に、重大な違反であると判定されれば、Facebookのアカウントが利用停止させられることがあります。
Facebookには、何の脈略もなく友人申請があった場合に、スパムとして報告する機能があります。あなたが、不特定多数の相手にそういうことをした場合に、相手方からFacebookに報告されると、アカウントが利用停止させられることがあります。
自動検出によるアカウント停止
Facebookは、同一人による機能の過剰利用を放置せず、検知するシステムを使っています。これによって、どうなるのか気になるところですが、例えば、いいね!や同一のコメントを短時間に連続して投稿すると一時的に機能が利用できなくなります。
また、スパム行為には目を光らせており、送った友達申請が無視された回数が多い、割合が高い場合は、Facebookのシステム検知の対象になります。こうしたことが繰り返されれば、アカウントの利用停止の原因になることがあります。
不正利用によるアカウント停止
このFacebookアカウントの不正利用というのは、少々ややこしいものです。Facebookの利用規約違反やコミュニティ規約違反など、まったく身に覚えがなくても、Facebookのアカウントが利用停止させられてしまうときがあります。
それは第三者によって、自分のFacebookのアカウントが乗っ取られた場合です。つまり、乗っ取った第三者によって、スパム行為などが行われると、そういった被害を受けることがあるのです。
こういった乗っ取り被害は、たまに目にすることがありますが、いったいどうなるのでしょうか。まずは、どうやって発見されるのか説明しましょう。
Facebookでは、次のようなことがあった場合は、第三者によって、アカウントが不正アクセスされた可能性があると書いています。
- メールアドレスまたはパスワードが変更された
- 名前または生年月日が変更された
- 知らない人に友達リクエストが送信された
- 書いていないメッセージが送信された
- 作成していない投稿がアップされた
こういった場合は、自分の友人から指摘されることが多いので、親しい人とは、Facebookだけでなく、携帯電話番号やメールアドレス、LINEアカウントを交換しておくと良いでしょう。
Facebookアカウント停止の期間は決められている?
Facebookの利用規約には、アカウントが停止される場合として、利用規約やポリシーに対する違反があると判断されたときと明記されています。Facebookでは、こうしたものを放置せず、厳重に監視しています。
また、利用者の行為でFacebookの運用システムに重大な負荷が生じる、Facebook側に法的責任が生じるようなことがありそうなときは、アカウントが利用停止させられることがあります。
停止期間は無期限
Facebookのアカウントの利用停止期間は、特に定めがあるわけではなく、Facebookの利用規約には、「必要に応じて、利用者に対し、次回アカウントにアクセスできる時期を通知します。」だけ書かれています。
つまり、Facebookのアカウントの利用停止期間は決まっていないということなります。
そのため、早く凍結を解除して、アカウントを復活させたい場合は、一定期間を経過した後に、自分でFacebookに問い合わせをした方がいいでしょう。
また、スパム行為などコミュニティ規約違反が原因で、検知システムに引っかかってアカウントが停止させられたときは、アカウントの凍結が解除されない可能性が高いのです。
アカウント停止を放置するとアカウント削除される?
アカウントの削除に関してですが、問題を起こして停止になって放置していたとしても必ずしもアカウント削除されるとは限りません。
Facebookの特定の機能を一時的に過剰利用したことなどにより、アカウントが停止された場合は、放置していても一定期間を経過すれば、Facebookのアカウントの凍結が解除され削除されずに復活する場合があります。
しかしながら、Facebookの規約違反などでアカウントが凍結させられた場合は、それを放置していてもアカウントの凍結が解除され復活することはありません。
放置するのではなく復活のための手段をとりましょう。
Facebookアカウントの復活方法
Facebookのアカウントが凍結されているときは、少なからず、なりすましや乗っ取りといったことが行われています。
このため、凍結を解除して、アカウントを復活させるために、正当な利用者からの異議申立てであることを確認してもらうことが必要になります。
Facebookに異議申し立てをする
自分のFacebookのアカウントが身に覚えのない理由で凍結されていると思われるときは、Facebookヘルプセンターから異議申し立てをすることができます。
上のリンクにアクセスすると、「自分のアカウントが無効にされた」という画面が表示されるので、Facebookアカウントのログインに使用しているメールアドレスまたは携帯電話番号と、Facebookに登録している氏名(ペンネームやニックネームの場合は、その名前)を入力します。
異議申し立てにはIDが必要
Facebookアカウントの復活のためには、さらに、正当な利用者からの申し立てであることを担保するために、本人確認書類(ID)の写真を求められることがあります。また、Facebookでは、この本人確認書類によって、なりすましから正当な利用者を守ると言っています。
IDとは?
Facebookで使用できる本人確認書類は、ヘルプセンターに規定があります。従って、アカウントの登録名がペンネームやニックネームの場合、一般的なアカウント凍結の解除方法が取れないことがあります。
本人確認書類は、「名前と生年月日」または「名前と写真が表示されている」ものであれば、一通で足りますが、そうでない場合は補強のために二通の証明書の送信が求められています。
本人確認のための顔写真付きの身分証のこと
本人確認のための書類として、公共機関が発行した顔写真付きの身分証明書であれば、一通で事足ります。
例えば
- 運転免許証
- パスポート
- 国のIDカード(マイナンバーカード)
といったものです。
上記のもののほか、ここに掲げた書類は、二通送信すれば、アカウントの凍結解除に役立てることができます。
要は、写真付きのものでない場合は、二通送信すればいいということになります。
- 銀行口座の明細書
- 交通カード
- クレジットカード
- 図書館カード
- 郵便物
- 医療の記録
- 資格証明書 (年金カード、組合員証、名刺など)
- 学生証
- 社会保障カード
- 公共料金領収書
- 企業発行のお客様カード
- 契約書
- 住民票
- 卒業証書
- 資格免許証
- 健康保険証
解除できない場合は?
Facebookのアカウント凍結を解除し、復活させるための異議申し立てを送っても、解除しましたといった通知は送られてきません。ある一定の期間が経過した後に、アカウントにアクセスしてログインできれば解除されたということなのです。
ところが、Facebookでは、「コミュニティ規定で重大な違反があったために停止されたアカウントは復元できません。」と書いていますので、何らかの重大な違反があった場合は、復活できないということになります。
Facebookでアカウント停止された時は問い合わせよう!
Facebookは、コミュニティ規約などの規制が強いので、人工知能(AI)などのシステムにより、手違いでアカウントが凍結されてしまうことが多々あります。また、アカウントの乗っ取り被害も目にすることがよくあります。
そうなった場合、身に覚えがなければ、放置せずに、Facebookに異議申し立てをし、アカウントの凍結解除に向けた行動を取ることが必要になります。凍結されたアカウントを放置しても、自動的に復活する可能性はあまりないからです。