Vueのcomputedとmethodsの違い!どんな時に使い分けするのかを解説!

この記事では、Vue.jsとは何かについての解説や、Vueのcomputedとmethodsの違いについての解説をしています。また、Vueのcomputedとmethodsのそれぞれの特徴や使用例、そしてcomputedがなぜ必要なのかも解説しています。

目次

  1. 1Vue.jsとは?人気のJavaScriptフレームワーク
  2. JavaScriptとは
  3. Vue.jsはシンプルで高い自由度
  4. computedとmethodsの使い分け
  5. 2Vueのcomputedの特徴【算出プロパティ】
  6. computedは計算結果をキャッシュする
  7. 3Vueのmethodsの特徴【メソッド】
  8. methodsは計算結果をキャッシュしない
  9. 4Vueのcomputedの使用例
  10. computedを使う例はショッピングカート
  11. 5Vueのmethodsの使用例
  12. methodsを使う例は購入ボタン付きショッピングカート
  13. 6Vueのcomputedは何のためにあるか?
  14. 大量データの高速化と省力化のため
  15. 7Vueのcomputedとmethodsの違いを理解しよう

Vue.jsとは?人気のJavaScriptフレームワーク

Vue.jsとは、JavaScriptでアプリ開発をする際にとても便利なJavaScriptのフレームワークです。このJavaScriptは現在とても人気が高まっているアプリ開発のプログラミングを行うためのツールで、個人や企業などでアプリ開発をしたい際などにとても盛んに活用されています。

JavaScriptとは

そもそもJavaScriptとは、コンピューターやスマホだけでなく、スマートテレビや最新型の車など数多くのデバイスに活用されているプログラミングのツールのことです。JavaScriptでは、主にWebのブラウザとWebサイトやWebサービスの間のやり取りをスムーズにするために用いられています。

JavaScriptでは、アプリ開発やWebページを作成する際に設定するすべてのオブジェクトを操作することができるため、アプリ開発やWebページ制作のためのプログラミングの作業や操作をする際などかなり幅広く利用されることが多いです。

例えば、JavaScriptではメールアドレスが適切な形式で入力されているかを確認してくれる機能だったり、テキストカーソルをGoogleの検索ボックスに自動で出現させる動作を作成してくれたりなどもしてくれます。

また、JavaScriptは、コンピューターやスマホなどのユーザーが利用しているデバイス上で、すぐにタスクを処理してくれるためにWebサイトとサーバーで情報を送受信するときの時差が起こらず、この点でもJavaScriptはとても人気のあるプログラミングツールとして利用されることがわかります。

ですが、JavaScriptには公式で提供されているフレームワークがないため、また、JavaScriptは他のプログラミングの用語と併用して利用できるために、個人や企業が自由にJavaScriptのフレームワークの開発をしてきたためにかなりの種類が存在し、違いも顕著に現れています。

ですので、JavaScriptのフレームワークを選ぶ際には、選択の仕方がとても重要になってきます。JavaScriptでフレームワークを利用する理由は、「素早い開発で生産性をあげること」なので、その目的に見合ったフレームワークを選ぶことが重要です。

また、JavaScriptのフレームワークを選ぶ際には、学習効率も視野に入れないといけませんJavaScriptが技術を習得するのにどれほどの時間がかかるのかなどを考えてフレームワークを導入しないと、効率の良いプログラミングを行うことができません。

JavaScriptのフレームワークは、使い続けると別のフレームワークに切り替えるのが難しくなってしまうため、慎重にJavaScriptのフレームワークを選ぶ必要があるのですが、その際にオススメのフレームワークが「Vue.js」です。

Vue.jsはシンプルで高い自由度

Vue.jsは、とてもシンプルに設計されているJavaScriptのフレームワークで、自分の好きな方法でWebアプリの構成、構築を行うことができます。また、簡単な機能を一部分だけ実装することはもちろん、本格的なWebアプリを作ることもできるなど、幅広く活用することができます。

また、他のライブラリとの組み合わせも自由に行うことができるため、追加したい機能をVue.jsでは作成できない場合などに他のライブラリと組み合わせてのプログラミングや操作も可能です。

コンポーネント

また、Vue.jsは、コンポーネントと呼ばれる機能を備えています。コンポーネントとは、それぞれのプログラムを部品化することで、それらのプログラムを再利用することができる機能です。

この機能を利用すると、1つのHTMLファイルを使いまわすことができるだけではなく、同じ内容の処理を全てまとめて外部から操作、処理することもできるようになります。そのため、プログラミングやWeb開発を効率的に行うことができます。

MVVM

また、Vue.jsは「MVVM(Model(M)-View(V)-ViewModel(VM))」と呼ばれる設計手法を採用しているため、データ、画面、メイン処理など分野別に分けて開発作業を行うことができます。この機能を使うと、プログラムが見やすくなるため修正なども行いやすくすることができます。

Modelとは、dataオブジェクトとmethodオブジェクトのことで、dataオブジェクトの属性は、v-modelやv-textなどのディレクティブでバインドされるものです。Viewは、elで指定されているDOM要素のことで、このDOM要素をelで指定することで、ViweModelの適用する範囲の指定が可能になります。

そして、ViewModelとは、Vue.jsのインスタンスのことで、先ほどご紹介したModelとViewとを取り持ってくれる機能を持ちます。

Vue.jsの学習効率

上記でご紹介したように、Vue.jsはJavaScriptのフレームワークとして便利な機能をとても数多く取り揃えています。また、Vue.jsの学習効率はとても高く、シンプルな構造であることから学習コストもとても低く設定されています。

Vue.jsは自由度も高くシンプルな設計なので、HTMLとCSS、JavaScriptの基礎を学習し終わればすぐに利用することができるようになります。また、複雑な構造がないため、他のフレームワークに切り替えることも簡単に行えます。

computedとmethodsの使い分け

Vue.jsの算出プロパティには、「computed」と「methods」の2つが存在していて、それぞれキャッシュの有無などの違いからプログラミング開発の目的によって使い分けることができます。

算出プロパティとは、プログラミング、開発作業の中で算術処理に関する部分、作業に別途で名前をつけテンプレート内に記述して算術処理に管理をしやすくすることができる機能のことです。

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この記事のライター
nyamy19

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