Windows10、7、Mac XにCentOSをインストールするには、VirtualBox仮想環境上にインストールが簡単です。本記事ではVirtualBoxで仮想環境を作成して、CentOSをインストールする手順を、詳しく解説します。
本記事では図解を交え、「VirtualBoxの仮想環境にCentOS7をインストールする」を詳しく解説します。
centOS(無償)はどんなOSかといいますと、Linuxシリーズの中で「ubuntu」と並び、世界中で利用されているOSです。Windows10や7のようにGUI的なubuntuに比べ、主に「サーバー」としてcentOSは使用されます。
仮想環境(Linux)作りに必要なものとして、3つのものが必要ですが、無料ですぐに揃えることができます。。
第一にパソコンが必要です。別にもう一台買う必要はありません、今あるパソコンにLinux(centOS)をインストールします。パソコンは「Windows」「Mac」どちらでもOKです。
一台のパソコンに複数のOSを共存させるには、ハードディスクを「パーティション」で区切るという、従来の方法もありますが、いささか高度な知識が必要になります。
今回は初心者でもわかりやすく、ハードディスク上にVirtualBoxで仮想環境を作成して、Linux(centOS)をインストールします。
「仮想環境」「仮想マシン」について簡単に説明しますと、WindowsやMacのホストPCにcentOS(Linux)が、ゲストPCとして「間借り」するということです。この場合仲介する「不動産やさん」が「VirtualBox(バーチャルボックス)」になります。
VirtualBox(バーチャルボックス)が、間に入り仲介することにより、大家さんがWIndowsでもMAcでも、普通にcentoOS(Linux)を使用できます。もちろんパソコンのメモリやハードディスクは一台分ですので、十分な余裕は必要になります。
3つ目の必要なものは、CentOSのISOファイルです。isoファイルとは、「CD」や「DVD」の作成用にまとめたファイル形式で、「isoイメージ」ともいわれます。下記のサイトをクリックして入手できます。
早速CentOSの土台となる仮想環境マシンのインストールをして見ましょう。まず上記VirtualBoxのdリンクをクリックして実行ファイルをダウンロードします。
公式サイトに移動すると、上図のようなボタンがありクリックして次のページに移ります。
ダウンロードページには、4つのインストール実行ファイルがあります。Windows(10、7)を使用している方は、「Windowsホスト」Mac Xを使用している方は、「Mac X」をクリックして、ファイルをダウンロードします。
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