韓国のスターが出演している韓流ドラマをスマホで見るなら、Vikiアプリがおすすめです。韓国・中国・台湾などアジアの人気ドラマが豊富に配信されており、無料でダウンロード視聴することが出来ます。Vikiの使い方や日本語字幕の設定方法などをまとめました。
Vikiは2010年12月に設立されたシンガポールの動画配信サービスです。主にアジア全般のドラマ・映画を配信しており、テレビ、パソコン、スマホなどの端末から無料で見ることが出来ます。
月間視聴者数は2,000万人以上。東南アジアを中心にアジア全域でユーザー数を増やしており、今後はアメリカやヨーロッパ方面への事業拡大も計画しています。
Vikiのユニークなところは、字幕作成にクラウドソーシングの方法を採用している点です。
多くの動画ストリーミングサイトでは、制作陣または運営側が外国語の字幕を付けています。しかしVikiでは、有志のコミュニティメンバーが日本語や英語などの字幕を作成して取り付けています。
ボランティアメンバーによって動画コンテンツが管理されている点にちなみ、「video」と「wiki」を組み合わせた「Viki」という造語が社名の由来になったそうです。
Vikiはシンガポール・韓国・アメリカなどにオフィスを構えているグローバル企業ですが、2013年9月に楽天株式会社に買収され、楽天の子会社になりました。
買収額は推定2億ドル。EC、金融、デジタルコンテンツの3事業を柱としている楽天グループにとって、Vikiの展開しているクラウド型字幕システムはeコマースの分野でも利用価値が高いと判断したのが主な買収理由です。
なお、Vikiは買収によって楽天の完全子会社になりましたが、残念ながら現時点では有料コンテンツの支払いに楽天スーパーポイント等を利用することは出来ません。ただし楽天IDでのログインは可能なので、楽天会員にとって全くメリットが無いわけでもありません。
Vikiは韓国・中国・台湾などアジア全域を中心としたドラマ・映画作品を定期的に更新しており、世界中の言語に対応した字幕付きで無料視聴できます。しかもスマホアプリは無料でダウンロード可能で、コンテンツを見るだけなら会員登録の必要もなし。Vikiにアクセスすれば、すぐに海外の映像作品を見ることが可能です。
無料だからといって、漫画村のような海賊版サイトではないのでご安心ください。動画内で表示される広告の売上がVikiの収益になっており、ユーザーから視聴料を徴収しなくても経営が成り立つシステムになっています。
なお、Vikiに会員登録すると、以下のようなサービスを利用することが出来るようになります。Vikiの魅力を最大限に堪能したい方には、アカウント作成をおすすめします。
最近では、NetflixやAmazon Prime Videoなど様々な動画配信サービスが人気を博しています。その中でもVikiは独自性を貫いており、他の動画ストリーミングサイトとは一線を画す魅力にあふれています。Vikiの主な特徴をご紹介しましょう。
Vikiにはアメリカの動画作品もありますが、中国、韓国、台湾などアジア方面のコンテンツが主流です。特に、支社を構えている韓国と中国の作品が非常に充実しており、韓流ドラマが好きな人に最適なサービスと言えます。
出演している俳優や作品のジャンルごとにコンテンツを検索できる機能も実装されていて、確実に自分の見たい作品を見ることのできるメリットがあります。
Vikiでは会員登録しているユーザーがコミュニティを形成し、他の視聴者のために映画やテレビ番組等に字幕を作成できるシステムになっています。世界中の言語の字幕が付いているため、中国語や韓国語が分からない方でも日本語の字幕を見ながら作品を楽しむことが可能です。
日本語の字幕が付いていない作品でも、大半のコンテンツには英語の字幕が付いています。他の外国語に比べれば英語は日本人にとって比較的なじみやすい言語なので、完璧には分からなくてもおおよその内容は把握できることでしょう。
Vikiは動画を見る時に表示される広告の収入によって利益をあげているため、視聴中に頻繁に広告が挿入されます。作品に集中したい時に広告が入ると、気が散って不快に感じる方もいることでしょう。
そこでVikiでは、月額4.99ドル(およそ540円)の会員費を払って登録すれば広告を非表示にできる「Viki Pass」という有料会員プランを提供しています。HD画質(720p)で動画を見ることが出来る、Viki Passメンバー限定コンテンツを見ることが出来る、といった特典もあり、Vikiでたくさんの動画を視聴している方におすすめです。
Viki Passに登録するためには、最初にアカウントを作成する必要があります。Vikiのトップページにアクセスして、「ログイン」をクリックしてください。
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