Ping値をスピードテストで測定!回線速度の目安や計測/改善方法を解説!

Ping値をスピードテストで計測しましょう!スピードテストとはネット利用環境の通信速度を計測するサービスです。Ping値とはネット利用時の応答速度です。Ping値の数値の目安や計測方法を解説します。Ping値が標準目安に達していないときは改善策を試しましょう。

目次

  1. 1スピードテストのPing値とは
  2. 通信回線の応答速度のこと
  3. 2スピードテストでわかるPing値の目安は
  4. 数値が小さいほど快適
  5. オンラインゲームを使用する場合
  6. 3スピードテストでPing値をサイトで測定する方法
  7. 4スピードテストでPing値をアプリで測定する方法
  8. 5スピードテストでわかるPing値を改善できる方法
  9. 有線LANで接続する
  10. 光回線にする
  11. 無線LANのルーターの変更や中継器を使用する
  12. プロバイダを変更する
  13. 6スピードテストをしてPing値をチェックしてみよう

スピードテストのPing値とは

今回はスピードテストのPing値について解説します。スピードテストとはインターネット利用時のネットワーク環境の通信速度を計測するサービスです。

通信回線の応答速度のこと

Ping値とは通信回線の応答速度のことです。ネットワーク環境の通信速度を測定できるスピードテストを行うことによって自分のPCのインターネット環境のPing値を確認できます。スピードテストを行うには、PCであれば専用サイトを利用する方法、スマホ・タブレットであれば専用アプリを利用する方法がお勧めです。

自分のPCや端末のパフォーマンスが遅く、インターネット環境に疑問が生じたら状況確認としてスピードテストを行うことをお勧めします。スピードテストの結果からPing値と合わせてダウンロード・アップロードの速度も確認できます。

ストリーミング配信・オンライン電話・オンラインゲームなどのパフォーマンスはPing値の結果が参考になります。動画やゲームの調子が悪いときは、原因がPCなのかインターネット環境なのか判断がつきづらいので、スピードテストの結果が良い判断材料になります。

スピードテストでわかるPing値の目安は

スピードテストでわかるPing値の目安について解説します。

数値が小さいほど快適

Ping値は、基本的に数値が小さいほど快適にインターネットを利用できることを示します。Ping値(応答速度)とは、PCがインターネットを通じて情報を発信した後にそのリアクションとして応答のサインを受け取るまでの時間(速度)を示しています。

Ping値の単位は「ms」(ミリ秒)で表されます。ストリーミング配信・オンライン電話・オンラインゲームなどのパフォーマンスはリアルタイムで通信が交わされるため、Ping値の結果がパフォーマンスの質を表す目安になります。

Ping値の目安としては、100ms以下であれば問題なくインターネットを利用できる環境であり、50msまで応答速度が向上すれば理想的なインターネット環境であると評価できます。以下、Ping値の目安を表で示します。
 

インターネット応答速度      Ping値     
 遅い  100ms以上
 普通  50ms
 速い  30ms以下

オンラインゲームを使用する場合

インターネットサービスの中でも、オンラインゲームを利用する場合は特に速いPing値(応答速度)が求められます。

将棋・囲碁などのパーティゲームであれば、インターネット通信にタイムラグがあってもゲームの進行にはほとんど影響はありませんが、FPS(ファーストパーソン・シューティングゲーム)や格闘ゲームの場合はリアルタイムの動きがゲーム性を左右するのでインターネット通信のPing値(応答速度)がゲームの要になります。

以下、オンラインゲームを利用する際の、Ping値の目安をまとめました。
 

ゲームジャンル       Ping値     
 将棋・囲碁  100ms以下
 RPG  50ms以下
 FPS・格闘・アクション  15ms以下

スピードテストでPing値をサイトで測定する方法

次に、専用サイトを利用してスピードテストを行い、Ping値を計測する方法を解説します。

SourceForge Speed Test

まず初めに紹介するのは「SourceForge Speed Test」というサイト(sourceforge.net/speedtest)で、測定サーバーはアメリカに設置されています。ブラウザを通して、PCでもスマホ・タブレットでもPing値を含むインターネット回線のスピード測定が可能です。

また、「SourceForge Speed Test」というサイトでは、Ping値・ダウンロード速度・アップロード速度に加えて、Jitter (ジッター)という指標も測定できます。

Jitter (ジッター)とは、Ping値の変動量のことで、インターネット回線の安定度を表します。Jitter値も、測定結果の数値が小さいほどインターネット回線が安定していて良好であることを示します。

「SourceForge Speed Test」は、専門的な指標でインターネット回線のスピード測定ができる便利なサイトですが、「SourceForge Speed Test」は測定サーバーがアメリカに設置されているので、測定結果に関しては日米間の距離を加味した判断が必要です。

日米間のインターネット回線のPing値(応答速度)は120msくらいを基準値と考えて、Ping値の測定結果を判断しましょう。

Speedcheck

次に紹介するのは「Speedcheck」というサイト(speedcheck.org/ja)です。日本語サイトなので使いやすく、サイトを開くとすぐにテスト開始のアイコンが表示され、クリックするとPing値を含むインターネット回線のスピード計測が開始されます。計測結果として、Ping値・ダウンロード速度・アップロード速度の状況を確認できます。

「Speedcheck」は、お手軽操作で簡単に自分が利用しているインターネット回線のスピード計測が行える便利なサイトです。また、Appストア・Google Playにもスマホ・タブレット用のアプリが無料で提供されているので、iPhoneやAndroidスマホでもサービスを利用できます。

速度.jp(SOKUDO.JP)

次に紹介する「速度.jp」というサイト(sokudo.jp)も、お手軽操作で簡単に自分が利用しているインターネット回線のスピード計測が行える便利なサイトです。こちらも日本語サイトなので使いやすいサイトです。

サイトを開くとテスト開始のアイコンが表示され、クリックするとPing値を含むインターネット回線のスピード計測が開始されます。計測結果として、Ping値・ダウンロード速度・アップロード速度の状況を確認できます。

スピードテストでPing値をアプリで測定する方法

次に、専用アプリを利用してスピードテストを行い、Ping値を計測する方法を解説します。

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この記事のライター
KOUSUKE
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