Firefoxの細かい設定ができるabout config設定について詳しく説明します。また、about config設定だけでなくFirefoxの便利なuser.jsの設定についても紹介します。Firefoxを自分好みに設定しましょう。
現在、Internet ExplorerやGoogle Chrome、Safariなど多くのウェブブラウザが存在します。その中でも自由にカスタム出来るのがFirefoxです。Firefoxのabout config設定について詳しく解説します。
まず、Firefoxのabout config設定についてご存知でしょうか。他のブラウザと同様にFirefoxでも上の画像の“歯車のアイコン”からブラウザ内の設定は可能ですがabout config設定では、Firefoxでより細かい設定や設定の変更が可能です。どのような設定ができるかは以下で詳しく解説します。
Firefoxでabout config設定するには、アドレスバーに“about:config”と入力します。
次の画面の“検索:”の隣の虫眼鏡マークに下記の情報を入力すると設定が簡単に出来ます。
about:configで設定出来る機能は以下の通りです。
・ディスクキャッシュをオフにする
ディスクキャッシュをオフにすることで、メモリキャッシュへの保存が可能です。下記のメモリキャッシュあわせて設定しましょう。
設定名 | 値 |
browser.cache.disk.enable | false |
設定名 | 値 |
browser.cache.memory.enable | true |
設定名 | 値 |
browser.cache.memory.capacity | 233016 |
1GB | 36864 |
2GB | 73728 |
4GB | 147456 |
8GB | 233016 |
設定名 | 値 |
browser.cache.check_doc_frequency | 0 |
設定名 | 値 |
network.http.pipelining | true |
network.http.pipelining.ssl | true |
network.http.proxy.pipelining | true |
設定名 | 値 |
browser.tabs.animate | false |
browser.panorama.animate_zoom | false |
設定名 | 値 |
network.prefetch-next | false |
設定名 | 値 |
geo.enabled | false |
設定名 | 値 |
browser.showQuitWarning | true |
設定名 | 値 |
browser.cache.disk.parent_directory | 保存したいフォルダを指定 |
Firefoxでabout configを設定する中で、うまく設定できずにおかしくなってしまった場合の解消方法について説明します。細かい設定が初めてな方にとって、思うように設定が出来ないと頭をかかえてしまうことも多いでしょう。そんな時は下記の対処法で改善が見られる場合が多いので試してみましょう。
まず、Firefoxでabout configを設定する際におかしくなってしまった場合は、Firefoxの“prefs.js”を元の状態に戻すことをおすすめします。ただし、元の状態に戻すにはバックアップをしておく必要があります。prefs.jsのバックアップ方法については以下の通りです。
1. まず、画面右上の“三”のメニューアイコンをクリックします。
2. 次に、一番下に表示されている“ヘルプ”をクリックし、“トラブルシューティング情報”をクリックします。
3. アプリケーション基本情報の画面に切り替わります。その中のプロファイルフォルダーの項目の“フォルダーを開く”をクリックします。フォルダーを開くと、一覧の中に“prefs.js”があるのでバックアップしましょう。
Firefoxでabout configを設定する際におかしくなってしまった場合のもう一つの改善方法は、Firefoxのリフレッシュ作業です。この作業で問題解決する場合が多くあります。Firefoxのリフレッシュ方法は以下の通りです。
1. 上記同様、画面右上の“三”のメニューアイコンから“ヘルプ”→をクリックし、“トラブルシューティング情報”をクリックします。
2. アプリケーション基本情報の画面の右上にある“Firefoxをリフレッシュ…”をクリックします。
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