Facebookをやめる方法をレビューします。ただし、Facebookをやめたい理由は人によって様々です。Facebookをやめる方法は、利用再開できるやめ方と完全に退会するやめ方があります。自分のやめたい理由と照らし合わせて適切なやめ方を選択しましょう。
今や押しも押されもせぬSNSの重鎮、Facebookですが、「Facebookをやっているか」と聞かれれば一応やっているとは答えるけれど、改めて本音で言うと「Facebookをやっている意味はあるのか」「自分にとってFacebookは本当に必要なのか」などの疑問がわいている人も少なからずいるのではないでしょうか。
今になってそうした疑問がわいている人は、Facebookが登場したころは真新しさもあり、ソーシャルネットワークの可能性に触れてみたいという好奇心で始めた部分も大きかったのかもしれません。
冷静にFacebookの仕様を改めて振り返ってみると、捉え方によっては不自由に思える設定が多いことに気づかされます。
まず、ニックネーム登録は基本的にNGであり、自動的に友だち候補を割り出してくれるという機能は自分でもドキッとするくらい「一体どこからこのラインナップを割り出したのか」と少し怖くなるくらい過去のプライベートに踏み込んだ友好関係が浮き彫りになるケースがよくあります。
今回は、Facebookをやめたいと思う理由をパターン別に割り出し、実際にFacebookをやめる場合のメリット・デメリットを検証します。また、最後にFacebookのやめ方と再開の仕方をレビューします。
まず、Facebookをやめたい・利用を停止したい理由を大きく4つのパターンで捉えてみました。
Facebookをやめたい理由として、普段の仕事や生活が忙しくてFacebookの管理に手が回らないという人がいるでしょう。
自分の生活パターンにFacebookをうまく組み込めれば、Facebookの管理がわずらわしいということはないはずですが、一度歯車が合わなくなると、Facebookを管理するために時間を割かなくてはいけないという負のスパイラルにおちいってしまいます。そして最後に口をつく言葉が「Facebookを見る時間がない」となります。
自分の生活をより有意義なものにしたくて始めたFacebookのはずですが、いつの間にかFacebookをこなすために必死に空き時間をあてがっているようでは、一度Facebookと自分の関係を見直す必要があるでしょう。
Facebookをやめたい理由として、他のSNSの利用に興味がわいている場合も多いでしょう。Facebookが登場したころは、SNSの数は今ほど多くなく、選択肢も限られていました。FacebookをやりたいというよりもSNSを体験してみたいという動機で始めた人も数多くいたはずです。
現在は、SNSの数は如実に増加し、メジャーなSNSからマイナーなSNS、特定のサービスのユーザーで共有するマニアックなSNSなど、様々な特色をもつSNSが存在します。
現在は、ニックネームで気軽に参加できるSNSやテキスト投稿メインではなく、画像投稿メインのSNSなど自分が参加しやすいSNSを選べる環境がそろっています。そうした環境になった今改めてFacebookを続ける意義を見直す機会が訪れていると感じているユーザーがいます。
単純に、Facebook疲れが生じているという場合もあるでしょう。Facebookを管理するのが面倒くさいというレベルではなく、Facebookの画面を開くこと自体にストレスを感じるというケースです。
SNSは気軽に参加できますが、続けていくと実生活と同じように人間関係が構築されます。インターネット上の人間関係であっても同じ人間関係なので、実生活の人間関係と同じように気を遣います。ましてや基本的に文字と画像だけでコミュニケーションをとるわけですから一度関係がこじれると猜疑心が芽生えやすいコミュニケーション環境でもあります。
そうした気疲れから、一度Facebookをやめてリセットしたいと思う人が不特定多数存在することは想像できます。
Facebookで誰かに自分の投稿内容を監視されていたという怖い理由もあります。ネット社会の典型的な闇の部分です。基本的にSNSは双方向性のコミュニケーションツールですが、黙って一方的に閲覧するという自由もあります。
閲覧する・参考にするという程度であれば、SNSの目的として健全な利用の仕方と言えますが、特定の個人に執着して度を超えた注目を示すようであれば、閲覧という枠は通り越していわば「監視」に近い行為と化してしまいます。
SNSの閲覧に関しては、自由度を尊重する分、第三者が管理する範囲は限られるので、個人の投稿に関してはあくまで投稿者個人の責任で投稿の仕方を吟味する必要があります。
ともあれ、事実として思わぬ知人に自分の投稿(プライベート情報)を一方的にチェックされていたと分かれば気持ちの良いものではありません。一度Facebookをやめてリセットしたいと思う人気持ちにも同感できます。
次に、Facebookをやめるメリット・デメリットです。Facebookをやめたいと思っている人にとって、Facebookをやめるメリットは、もちろん「わずらわしさからの解放」でしょう。
一度Facebookをやめた後に、「Facebookをやらなくても一切自分には支障はない」と感じられれば、Facebookを抜きにした新しい自分の生活パターンを始められるでしょう。
Facebookをやめるデメリットは、Facebookをやめることで連絡がとれなくなる知人・友人がいる可能性があるという点です。
時代とともに人間関係を構築するコミュニケーションのスタイルも移り変わり、今や、住所や携帯番号を知らなくても、SNSでつながっていれば十分連絡を取り合える、またかえってSNSでつながっていた方が連絡を取り合う際に料金がかからないので便利という時代になりました。
そんな状況で、SNSのつながりがなくなったら一生連絡を取り合えなくなる知人・友人もいるでしょう。もちろん大事な知人・友人であればFacebookをやめる前に個別に別の連絡手段を用意すればいいのですが、そのような大事な知人・友人であれば元々、Facebookをやめても連絡をとりあえる間柄のはずです。
それほど親しくないがSNSのつながりがなくなったら、その後は連絡を取り合わなくなるという知人・友人がいることがFacebookをやめる際のデメリットです。
次に、Facebookをやめる方法について解説します。Facebookをやめる方法に関しては2つの方法があります。
1つは「一時的にやめる方法」です。これは、とりあえずFacebookの利用を停止して、後日気が変わったらまたFacebookの利用を再開できるというやり方です。もう1つは「完全にやめる方法」です。これは文字取り完全にFacebookをやめるのでアカウントがなくなり、同じ条件・環境のFacebookコミュニケーションは行えなくなります。
まず、「一時的にやめる方法」から解説します。
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