全日空(ANA)にはマイレージクラブアプリとANAアプリの2つのモバイルアプリがあります。どちらもマイルやスカイコインの残高を確認できますが、他に2つのアプリの違いとは何があるのでしょうか。この記事ではマイレージクラブアプリとの違いなどについて解説します。
航空会社はそれぞれスマホアプリをいろいろとリリースしていますが、全日空のANAではマイレージクラブアプリとANAアプリをリリースしています。ポイ活でANAのマイルを貯めている陸マイラーにとって気になるのは、ANAのマイレージクラブアプリとANAアプリはどのような違いがあるのかということです。
また、ANAの両方のアプリは利用するべきなのかも気になります。この記事ではANAのマイレージクラブアプリとANAアプリのそれぞれの違いや、2つのアプリの機能についてみていきましょう。
航空会社はそれぞれ独自のアプリをリリースしています。例えば全日空のANAと並ぶ日本の代表的な航空会社であるJALからはJALアプリが、LCCのピーチやスターフライヤーなどからもそれぞれ独自のアプリが出されています。
しかし、他の航空会社は1つの会社で1つのアプリを出しているだけなのに、ANAでは2つのアプリをリリースしています。ANAではそれぞれのアプリが持つ意味が変わってくるので、2つのANAのアプリの機能や意味をしっかりと理解しましょう。
ANAのマイレージクラブアプリとANAアプリでは、機能が重なっている部分もあれば、全く違う意味合いを持つ部分もあります。この全日空の2つのアプリそれぞれの機能やアプリが持つ意味を理解していないと、効率的にANAのマイルを貯めていくことはできません。
ANAの飛行機に頻繁に登場する人だけではなく、ANAのマイルを頑張って貯めている陸マイラーも2つのANAのアプリの機能は要チェックです。
ここからはANAのマイレージクラブアプリとANAアプリのそれぞれの機能についてみていきましょう。まずは全日空のマイレージクラブアプリとはどのようなアプリなのか解説します。
モバイルアプリのANAマイレージクラブカードの大切な機能の一つに、モバイルのデジタルカードという機能があります。全日空でマイルを貯めるためには、ANAマイレージクラブに入会して、マイレージクラブカードを発行してもらう必要があります。
マイレージクラブカードは以前はカードタイプのものしかありませんでした。カードタイプのものはクレジット機能無しのポイントカードとしての機能しかないものと、クレジットカードタイプのものから選べます。
現在はクレジットカード機能が付いていないポイントカードタイプのマイレージクラブカードは、ANAマイレージクラブのモバイルアプリでのデジタルカードも選ぶことができるようになっています。カードを何枚も持ち歩きたくないという人には、モバイルアプリのデジタルカードを使えるのはとても便利な機能です。
通常のANAのマイレージクラブカードとモバイルアプリのデジタルカードの大きな違いというのは、デジタルカードは一目でステイタスがわかる、という違いがあります。ANAでは1年間の搭乗で獲得したプレミアムポイントに応じて翌年のプレミアムステイタスが変わりますが、通常のカードではステイタスカードが別に必要になります。
モバイルアプリのデジタルカードではステイタスカードも兼ねることができるので、ステータスをあげた場合には何枚もカードを持ち歩かずに済むので便利です。
ANAのプレミアムステイタスは一般会員、ブロンズステイタス、プラチナステイタス、ダイヤモンドステイタスと全日空の航空機への年間搭乗回数や航空券の購入金額によってステイタスが変わってきます。
モバイルのANAマイレージクラブアプリのデジタルカードでは、カードの背景の色がステイタスによって変わってくるので、一目でその人がどのランクなのかスマホだけでわかります。
ANAマイレージクラブアプリでできることには次のようなことがあります。
ANAマイレージクラブアプリを使えば国内線の乗り換えで搭乗手続きを省いて直接保安検査場に行けるスキップサービスを利用できます。ANAマイレージクラブアプリに表示したQRコードだけで搭乗手続きを済ませることができます。
ステータスが高い人はラウンジを利用することができます。ANAマイレージクラブアプリを使えばラウンジの入室手続きができます。
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